京都11R「すばるステークス(L)」 ダート1400メートルに精鋭16頭が集結

京都競馬場で行われるすばるステークス(L)は、ダート1400メートルで争われる4歳以上オープンのリステッド競走です。1回京都3日目の11レースとして組まれており、発走時刻は15時30分。京都のダート短距離路線で存在感のある一戦として、年明けからダート巧者たちが激しいせめぎ合いを見せます。

本賞金は1着2400万円、2着960万円、3着600万円などと設定されており、ここを勝てばその後のオープン特別や重賞戦線への足掛かりとして大きな意味を持つレースです。

レースの条件と傾向 京都ダ1400mという舞台

すばるステークスは、京都ダート1400メートル・右回りで行われます。
スタート直後からペースが上がりやすく、先行力と末脚のバランス、さらにコーナーワークの巧さが問われるコースです。スタートから最初のコーナーまでが比較的短いため、前半はポジション争いが激しくなりがちで、ペースが落ち着かない展開も少なくありません。

ダート1400メートルという距離は、1200メートルのスピード型と、1600メートルのマイル型の実力馬が交わるポイントでもあり、さまざまなタイプの馬が顔をそろえることも特徴です。過去のデータや今年のメンバー構成からも、「ペースが速くなりやすい一戦」という見方が強まっています。

今年のすばるステークス フルゲート16頭の見応え十分なメンバー

2026年のすばるステークスには、フルゲートの16頭が出走登録されています。
JRA公式の出馬表によると、条件戦を勝ち上がってきた上がり馬から、オープン特別で実績を積んできた古馬まで、多彩な顔ぶれがそろいました。

4歳から7歳まで幅広い年齢の馬がエントリーしており、それぞれが「年明け初戦」としてここに臨みます。
ダート路線での飛躍を狙う馬にとっては、ここでの走りが今季を占う重要な試金石になりそうです。

ビダーヤに集まる注目 矢作厩舎&リアルスティール産駒の存在感

今年のすばるステークスで、ファンや専門紙の注目を集めているのがビダーヤです。栗東・矢作芳人厩舎が送り出す1頭で、リアルスティール産駒としても注目されています。

JRAの出馬表では、ビダーヤは5歳牡馬・斤量58キロで出走。
前走までにダート1400メートルで好成績を収めており、オープンクラスでも通用するスピードと持続力を見せてきました。DMMドリームクラブがオーナーを務め、ノーザンファーム生産という、近年の活躍馬に多い組み合わせでもあります。

スポーツ紙などでは、「ミスターX ビダーヤ◎」「矢作厩舎のリアルスティール産駒が26年V発進」といった見出しが並び、このビダーヤを本命視する声も多数。2026年の開幕を飾る一戦で「V発進」を決められるか、注目が集まっています。

オッズから見える人気の構図

スポーツナビなどのオッズ情報では、ビダーヤは単勝1番人気に推されています。
2026年1月10日朝時点のオッズでは、ビダーヤの単勝は1倍台となっており、多くのファンがその実力を高く評価していることが分かります。

一方で、中穴どころにも実績馬や上がり馬がそろっており、単勝10倍台から20倍台の馬も複数存在。馬券的にも、軸はビダーヤ、相手は手広くと考えるファンも少なくなさそうです。

想定されるレース展開 ハイペース必至のタフな一戦

netkeibaのレース傾向分析では、今年のすばるステークスはハイペースになると予想されています。
先行力のある馬が多く、位置取り争いが激しくなることで、前半から速いラップになりやすいとの見立てです。

このため、直線に入ってから末脚をしっかりと使えるタイプが有利になるとの見方が出ています。
4コーナーを前めのポジションで回りつつも、最後まで脚色が鈍らない馬が、勝ち負けに絡みやすい展開と考えられています。

ビダーヤについても、「4コーナーで前方に位置取り、終盤の脚を生かす形」が理想とされており、折り合いと仕掛けのタイミングが大きなポイントになりそうです。

すばるステークスの位置付けと、その先に見えるもの

すばるステークスは重賞ではありませんが、リステッド競走として、ダート短距離路線の有力馬が始動戦に選ぶことも多いレースです。
ここで好走した馬が、その後に重賞戦線へとステップアップしていくケースも珍しくありません。

また、1400メートルという距離は、フェブラリーステークスなどマイルG1を見据える馬にとっても試金石となる条件です。ペースの速いダート戦でどこまで対応できるか差し脚がどれほど通用するかといった点は、今後に向けて重要なチェックポイントになります。

年明け早々の京都開催ということもあり、陣営にとっては「今年1年のダート路線での戦い方」を占う意味も大きく、ファンにとっては「今年ブレイクするかもしれない馬」を見つける好機ともいえるでしょう。

過去のすばるステークスと今年への期待

すばるステークスは、かつてからスピード自慢が集うダート戦として親しまれてきました。過去のデータでは、先行して押し切るタイプ、好位から抜け出すタイプが好走するケースも多く、道中の立ち回りが結果を大きく左右してきました。

一方で、ペースが極端に速くなった年には、後方から鋭く差し込む差し・追い込み馬が台頭することもあり、毎年さまざまなドラマが生まれています。
京都ダート特有のコース形態と天候・馬場状態が絡み合い、同じようなメンバー構成でも、年によってまるで違うレースになる点も、このレースの面白さといえるでしょう。

今年は、人気を集めるビダーヤを筆頭に、オープンクラスで揉まれてきた古馬勢や、条件戦を勢いよく勝ち上がってきた馬が顔をそろえています。
どの馬が自分の持ち味を出し切り、「26年ダート戦線の主役候補」として名乗りを上げるのか、多くのファンが注目しています。

ファンが楽しめるポイント 馬券も見どころも盛りだくさん

  • 人気馬ビダーヤの走り:矢作厩舎×リアルスティール産駒という注目の組み合わせが、期待どおりの走りを見せられるか。
  • ハイペース予想の展開:前に行く馬が粘るのか、それとも差し・追い込み勢が台頭するのか、ペース次第で結果が大きく変わる点。
  • 馬券的妙味:1番人気がしっかり結果を出すのか、あるいは中穴・伏兵の激走があるのか。オッズと実力のバランスを読む楽しさ。
  • この先へのつながり:ここで好走した馬が、今後どのレースに出走していくのかを追いかける「シーズンの入り口」としての楽しみ。

京都競馬場の土曜メインとして組まれたすばるステークスは、1日を締めくくる見応え十分の一戦です。
ダート短距離戦ならではのスピード感と、ゴール前まで続く攻防を、レース映像やパドック、オッズの動きとともにじっくり楽しんでみてください。

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