CLリーグフェーズ第6節「バイエルン対スポルティングCP」 日本人対決に注目集まる一戦

UEFAチャンピオンズリーグ2025-26シーズン、リーグフェーズ第6節で行われるバイエルン・ミュンヘン対スポルティングCPの一戦が、大きな注目を集めています。特に、日本代表DF伊藤洋輝を擁するバイエルンと、日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPの“日本人対決”として、日本のサッカーファンの関心も非常に高まっています。

試合は、UEFAが導入した新フォーマット「リーグフェーズ」の第6節として行われ、日程は2025年12月10日(水)に組まれています。 ドイツの名門バイエルンがホームのアリアンツ・アレーナにポルトガル王者スポルティングCPを迎える形での開催となります。

試合概要:日程・キックオフ時間・会場

  • 大会名:UEFAチャンピオンズリーグ 2025-26 リーグフェーズ第6節
  • 対戦カード:バイエルン・ミュンヘン vs スポルティングCP
  • 日程:2025年12月10日(水)
  • キックオフ予定時間:日本時間 2:45(深夜/早朝帯)
  • 会場:アリアンツ・アレーナ(ドイツ・ミュンヘン)

ドコモの配信サービス「Lemino」が公開している日程表でも、第6節の注目カードの一つとして「2:45 バイエルン vs スポルティングCP」が明記されています。

放送・配信情報:WOWOW独占中継、Leminoは総合スケジュールを発信

日本国内での視聴方法としては、WOWOWおよびWOWOWオンデマンドがライブ中継を担当します。 CL 2025-26シーズンは昨季に続きWOWOWが独占ライブ配信権を持っており、地上波や他のサブスクリプションサービスでのライブ配信予定は現時点で公表されていません。

  • テレビ放送:WOWOWライブ(予定)
  • ネット配信:WOWOWオンデマンド(ライブ配信)
  • その他:Leminoはリーグフェーズ全体の日程・順位表・結果を特集記事で掲載

「リーグフェーズ第6節の放送・日程まとめ」を紹介する特集でも、このバイエルン対スポルティングのカードは、目玉試合として扱われています。

バイエルンの現状:ブンデス王者らしい圧倒的な攻撃力

バイエルンはブンデスリーガの絶対王者として今季も安定した戦いぶりを見せており、CLでも開幕から連勝を重ねてきました。 今季公式戦では16連勝というクラブの勢いを象徴する記録もマークしていましたが、直近のCLではアーセナルに敗れ、今シーズン公式戦初黒星を喫しています。

それでもリーグ戦では、エースストライカーを中心とした攻撃陣が絶好調で、13試合で49得点という驚異的な得点ペースを記録。 ホーム・アリアンツ・アレーナでは特に攻撃力が際立ち、多くのゴールシーンが期待できるチーム状況と言えます。

直近の公式戦成績でも、

  • シュトゥットガルトに5-0と大勝
  • ケルン戦で3-2の打ち合いを制す
  • フライブルクには6-2で快勝

と、複数得点での勝利が続いており、攻撃面の充実ぶりが数字にも表れています。

スポルティングCPの現状:ポルトガル王者としての意地と安定感

一方のスポルティングCPは、ポルトガルリーグの前年度チャンピオンとして今季CLに臨んでいます。 国内リーグでは上位争いを演じながら、CLでも徐々に調子を上げており、リーグフェーズでは勝ち・引き分け・敗戦をバランスよく積み重ねた8位近辺に位置しています。

直近の公式戦成績を見ると、

  • ベンフィカ戦:1-1の引き分け
  • エストレラ戦:4-0で快勝
  • クラブ・ブルッヘ戦:3-0で勝利
  • カップ戦などでも3-0、2-1と勝利を重ねる

と、直近4試合で3勝1分と好成績を収めています。 堅実な守備と効率的な攻撃が噛み合い、ポルトガル国内だけでなく欧州舞台でも存在感を強めているチーム状況です。

過去の対戦成績:バイエルンが圧倒する歴史

両チームのこれまでの直接対戦では、バイエルンが圧倒的な優位を誇ります。

  • かつてのラウンド16では、2試合合計12-1というスコアでバイエルンが大勝
  • その中には7-15-0といった大差での勝利も含まれる

スポルティングにとっては、過去の“苦い記憶”を払拭したい一戦。一方のバイエルンとしては、この伝統的な優位を維持しつつ、リーグフェーズでの上位フィニッシュを確実なものにしたいところです。

日本人選手の存在感:伊藤洋輝と守田英正に熱視線

このカードが日本で大きく取り上げられている理由の一つが、日本代表選手同士の直接対決の可能性です。

  • バイエルン:DF 伊藤洋輝
  • スポルティングCP:MF 守田英正

伊藤はバイエルン加入後、ビルドアップ能力と対人守備の強さを評価され、公式戦で着実に出場時間を伸ばしていると伝えられています。 復帰後は安定したパフォーマンスを見せており、このバイエルン対スポルティング戦でも先発または重要な交代要員としての出場が期待される状況です。

一方の守田は、スポルティングの中盤でゲームコントロールと守備のバランスを担うキープレーヤーとして存在感を発揮。 ポルトガルリーグだけでなくCLの舞台でも、球際の強さと的確な配球で高く評価されており、この試合でもチームのリズムを作る役割を求められます。

ヨーロッパの強豪クラブでプレーする日本人同士が、CLという最高峰の舞台で顔を合わせる可能性は、サッカーファンにとって大きな見どころと言えるでしょう。

試合の見どころ:攻撃的バイエルン vs 組織的スポルティング

このカードの戦術的なポイントとしては、以下のような点が挙げられます。

  • バイエルンの圧倒的な攻撃力
    4-2-3-1をベースに、前線にタレントを揃えたバイエルンは、ホームでの攻撃姿勢を強めることが予想されます。特にセンターフォワードと2列目の連携から、多彩な崩しパターンを見せている点が特徴です。
  • スポルティングの組織的な守備とカウンター
    スポルティングは中盤で守田を中心にブロックを形成し、コンパクトな守備から素早い攻撃につなげるスタイル。強豪相手にも冷静にスペースを消しつつ、奪ってからの切り替えでチャンスをうかがいます。
  • セットプレーの攻防
    高さとフィジカルに優れるバイエルンに対し、スポルティングがいかにセットプレーを凌ぎ、逆に自らのチャンスに変えていけるかも重要なポイントです。

また、リーグフェーズの順位争いという観点からも、この試合は非常に重要です。バイエルンはトップ8進出を確実にしたい立場にあり、ホームで確実に勝ち点3を積み上げたいところ。 スポルティングもノックアウトステージ進出圏内をキープしたい位置におり、アウェーとはいえ少なくとも勝ち点1を持ち帰ることが大きな意味を持つ試合になります。

視聴するうえでのポイント:深夜キックオフと配信環境

日本時間では深夜~早朝の時間帯に行われる試合のため、リアルタイムで観戦する場合は視聴環境と体調管理がポイントになりそうです。

  • WOWOWのテレビ放送だけでなく、WOWOWオンデマンドでスマホ・タブレット・PCから視聴が可能
  • Leminoなどのサービスで試合日程や結果を後からチェックすることもできる
  • ハイライト配信やダイジェスト番組で、日本人選手のプレーだけを効率的に追うことも現実的な選択肢

試合前には、各社のプレビューコンテンツや見どころ解説番組も用意されており、「Matchday 6 Preview」などで、両チームの現状や日本人選手の状況がわかりやすく紹介されています。

今後のCL全体の流れの中での位置づけ

UEFAが2024-25シーズンから導入した新フォーマット「リーグフェーズ」では、従来のグループステージとは異なり、1つの大きなリーグ表で全チームが戦う形式が採用されています。 2025-26シーズンもこの方式が継続されており、各クラブはリーグフェーズで8試合を戦った上で、順位に応じてノックアウトラウンドへの進出可否やプレーオフの有無が決まります。

第6節はその終盤戦にあたり、

  • 上位クラブはトップ8入りの確定、あるいはその可能性を高めるための重要な試合
  • 中位クラブにとってはストレートイン圏内(8位以内)かプレーオフ圏かを分けるターニングポイント

となります。 バイエルンとスポルティングの一戦は、まさに「上位対決」として、この新フォーマットにおける順位争いの焦点の一つになっていると報じられています。

こうした背景もあり、単に強豪同士のカードというだけでなく、CL全体の流れの中でも要注目の試合だと言えるでしょう。

まとめ:日本人対決とCLの行方を占う大一番

バイエルン・ミュンヘン対スポルティングCPは、

  • CL 2025-26リーグフェーズ第6節を代表するビッグマッチ
  • 日本代表の伊藤洋輝守田英正が所属するクラブ同士の対戦
  • 攻撃的なバイエルンと、組織力に優れたスポルティングのスタイルのぶつかり合い
  • トップ8進出、ノックアウトステージ進出圏争いに大きく影響する一戦

として、多くのファンから期待されています。

放送はWOWOWおよびWOWOWオンデマンドで行われ、LeminoなどではCL全体の日程や結果が随時更新されています。 ヨーロッパの名門同士の激突と、日本人選手のパフォーマンスに注目しながら、深夜の熱戦を楽しみに待ちたいところです。

参考元