バルセロナ、ジローナとのカタルーニャ・ダービーで劇的勝利！ハンジ・フリック監督「我々は戦わなければならない」
はじめに
FCバルセロナは、2025年10月18日（土）のラ・リーガ第9節、カンプ・ノウでジローナFCと対戦しました。地域の誇りをかけたカタルーニャ・ダービーということで、現地は大変な盛り上がりを見せました。主要選手に怪我人が多い厳しい状況の中、新監督ハンジ・フリック体制での重要な一戦となり、多くのファンやメディアが注目しました。
試合のプレビュー＆注目ポイント
- 激戦必至のカタルーニャ・ダービー
- バルセロナは怪我人多数で苦しい台所事情
- 両クラブが今季何度も接戦を繰り広げてきた
- ハンジ・フリック新監督の采配に注目が集まる
スターティングメンバーと負傷者情報
バルセロナはレバンドフスキ、フェラン・トーレス、ダニ・オルモ、ハフィーニャ、ガビ、ジョアン・ガルシア、テア・シュテーゲンなど主力に多数の負傷者を抱え、この日の先発には目新しい顔も見られました。特に、17歳のトニ・フェルナンデスがトップチームデビューをスタメンで果たし、多くのファンに希望を与えました。一方のジローナも若手とベテランが融合し、ダービーらしい緊張感に包まれてのキックオフとなりました。
試合経過詳細
- 前半13分 ラミン・ヤマルの絶妙なパスを受けたペドリがゴール前で相手選手3人をドリブルでかわし、冷静なシュートで先制！
- 前半20分 ジローナのアクセル・ヴィツェルがジャンプし、バウンドしたボールを押し込んで同点。
- 前半は1-1で折り返し。
- 後半終盤 両チームとも決定機を作りながらも、膠着状態が続く。
- 後半アディショナルタイム ついにロナルド・アラウホが試合を決める勝ち越しゴール！このゴールにより、バルセロナは貴重な勝ち点3を獲得しました。
主な出来事とプレーの詳細
- バルセロナの先制点はヤマルとペドリの息の合った連携プレーによるもの。今シーズン、バルセロナは決して簡単に先制できておらず、今季のリーグ戦6試合中3度だけという珍しさでした。
- ジローナは失点後すぐの反撃が光り、流れを渡さない粘り強さを発揮。
- 後半に入っても一進一退の攻防が続き、バルセロナは控え選手を投入しつつ攻撃のリズムを模索。
- 最後の決勝点を決めたアラウホは、熱狂的なセレブレーションでイエローカードを受けるシーンも。
試合後のコメントと監督の評価
ハンジ・フリック監督は試合後、「我々は戦わなければならない戦いだった。怪我人が多かったが、選手たちは団結し、最後まで諦めずに戦った」とコメント。特に若手や新戦力の活躍を称賛し、今後への手応えを語りました。キャプテンのペドリも「この勝利はチーム全員で成し遂げたもの」と振り返っています。
チーム成績と今後の展望
- この勝利でバルセロナは22ポイントでリーグ2位を維持し、首位レアル・マドリードに1ポイント差まで迫る展開となりました。
- ジローナは1勝3分5敗で、苦しい18位。残留争いを強いられる状況です。
- バルセロナは今シーズン、ジローナと公式戦8試合で2勝3分3敗と、ライバル相手に苦戦が続きます。
- 次節はいよいよエル・クラシコを控え、勝利の勢いそのままに大一番へ挑みます。
両チームの戦術と特徴
バルセロナは今季、3バックから4バックに可変する柔軟な布陣を採用。攻撃の中心はペドリとヤマルで、狭いスペースでも技術力で打開できる点が魅力。また、若手起用も積極的で、試合終盤の勝負強さに繋がっています。
ジローナはカウンター主体のサッカーを展開。1点ビハインドからも素早い攻めでバルサを苦しめ、一時は同点に追いつくなど、下位ながら底力を発揮しました。ただ、過去11回先制を許したラ・リーガの試合では全て敗れているというデータもあり、”逆転耐性”は今後の課題です。
試合を彩った個人プレー・記録
- ペドリがチーム最多得点を記録する活躍。今季はヤマルとのコンビネーションも抜群。
- 若手FWトニ・フェルナンデスがデビューし、将来性をファンに印象付けた。
- アラウホの劇的決勝ゴールは、今後語り継がれる名場面となりそうです。
- シュチェスニーのファインセーブも随所で目立ち、守備陣を引き締めました。
視聴方法やファンの反応
この試合は各種スポーツチャンネルや公式ストリーミングサービスで生中継され、多くのファンがSNSなどでリアルタイムに熱狂。現地カンプ・ノウは満員となり、開催地バルセロナ全体が “ダービー・フィーバー” に包まれました。
試合後には「ペドリ最高！」「アラウホありがとう！」「若手の躍動がチームに新たな風を吹き込んだ」と賞賛の声が数多く寄せられました。
最後に〜ダービーの意味と未来への希望
バルセロナにとってカタルーニャ・ダービーは単なる1試合ではなく、クラブの誇りとファンの絆を深める大切な舞台です。新体制・怪我人続出の逆境を乗り越えて価値ある勝利を手にしたことは、チームにとって大きな自信となりました。来たるエル・クラシコに向け、バルセロナはこの勢いを維持して更なる高みを目指します。
