ドジャースに衝撃の“戦力外” オースティン・バーンズ、退団から半年経過も去就未定 オフに第2子誕生の喜びも
みなさん、こんにちは。MLBファンなら誰もが知るドジャースの功労者、オースティン・バーンズ捕手。2025年5月に突然の“戦力外”通告を受け、宿敵ジャイアンツへ移籍したものの、そこでもわずか1か月で自由契約となり、今も新しいチームが決まらない状況が続いています。退団から半年が経ち、35歳のベテラン捕手の去就に注目が集まっています。この記事では、そんなバーンズ選手のこれまでの歩みと現在の状況を、わかりやすくお伝えしますね。
ドジャースでの輝かしいキャリア クレイトン・カーショーの専属捕手として2度の世界一に貢献
オースティン・バーンズ選手は、2011年のドラフト9巡目、全体283位でマーリンズに入団しました。2014年のオフにドジャースへ移籍し、2015年にメジャーデビュー。以降、11年にわたってドジャースの捕手として活躍してきました。特に印象的なのは、伝説のエース、クレイトン・カーショー投手の専属捕手としてチームを支えた点です。バーンズ選手の高い守備力は、カーショー投手のパフォーマンスを最大限に引き出す鍵でした。
ドジャースファンにとって、バーンズ選手は欠かせない存在。チームは彼の活躍もあり、2度のワールドシリーズ制覇を成し遂げました。打撃面では決して派手ではありませんでしたが、堅実なリードと安定した守備で、投手陣を何度も救いました。たとえば、東京での開幕戦にも参加し、大谷翔平投手や山本由伸投手、佐々木朗希投手ら日本人選手と積極的に交流する姿が印象的でした。そんな彼の貢献は、ドジャースの黄金時代を象徴するものでした。
突然の“戦力外”通告 若手ダルトン・ラッシングの台頭が引き金
2025年シーズン、バーンズ選手は開幕ロースター入りし、13試合に出場。打率.214、0本塁打、2打点と、まずまずのスタートを切りました。しかし、5月14日（日本時間15日）、ドジャースは超有望株の若手捕手、ダルトン・ラッシング選手を起用するため、メジャー40人枠からバーンズ選手を外す“DFA”（Designated for Assignment、事実上の戦力外）措置を正式発表しました。
このニュースは、ドジャースに大きな衝撃を与えました。11年間チームを支えてきた功労者が、突然の戦力外。ファンからは「信じられない」「バーンズがいないドジャースなんて考えられない」といった声が相次ぎました。DFA後、バーンズ選手は他球団へのトレードの可能性がありましたが、結局成立せず、自由契約選手となりました。この決定は、チームの若返りを優先したドジャースの戦略の表れと言えますが、多くのファンにとっては寂しい出来事でした。
宿敵ジャイアンツとのマイナー契約 ファンに複雑な感情を呼ぶ“因縁の移籍”
DFAから約1か月後の6月末、バーンズ選手はナ・リーグ西地区の宿敵、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結びました。米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」が報じたところによると、最初はルーキーリーグのチームに配属され、徐々に強度を上げて調整する方針だったそうです。
しかし、この移籍はドジャースファンに大きな波紋を呼びました。長年のライバルであるジャイアンツへの移籍。SNSでは「絶対に間違っている」「Oh no」「よりにもよってジャイアンツか……」といった嘆きの声が続出。地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のドジャース番、ビル・プランケット記者も「古き友人が古き敵の所に転職した」と頭を抱えました。一部では「ドジャースの弱点情報が漏れるのでは」との懸念も広がりました。
ジャイアンツでは、傘下3Aサクラメントで10試合に出場し、打率.212、0本塁打、2打点を記録。しかし、メジャー昇格の機会は訪れず、わずか1か月後の8月1日（日本時間2日）に再び自由契約となりました。ファンからは「何試合か上で使えなかったんか」「一度くらいメジャーで見たかった」といった残念がる声がSNSに溢れました。
退団から半年、未だ決まぬ去就 オフシーズンに第2子誕生のプライベートな喜び
こうしてバーンズ選手は、ドジャース退団から半年が経過した現在も、新しい契約先が見つかっていません。35歳という年齢を考えると、厳しいFA（フリーエージェント）市場の現実が浮き彫りになっています。ドジャースファンからは「なんだったんだ」「今年のSF（ジャイアンツ）なんだったんだ大賞有力候補」といった悲しみや皮肉の声が聞こえてきます。
そんな中、オフシーズンに入り、バーンズ選手のプライベートに明るいニュースがありました。第2子誕生です。家族の支えが、彼のこれからの決断を後押しするでしょう。メジャー復帰を狙うのか、マイナーでチャンスを待つか、あるいは引退の道を選ぶのか。ベテラン捕手の次の一手が、ファンの間で大きな話題となっています。
ファンからの声とバーンズ選手の功績を振り返る
バーンズ選手のキャリアを振り返ると、打撃成績は通算でまずまずですが、守備とリードの評価は非常に高いです。ドジャースでの11年間は、単なる数字以上の価値がありました。カーショー投手とのバッテリーは、ファンに語り継がれる名コンビ。ジャイアンツ移籍時の「復讐を念頭に置いていた」という報道もありましたが、メジャーでの対決は実現せず、残念な結果となりました。
- 主なキャリアハイライト：
- 2015年：メジャーデビュー、ドジャースで活躍開始
- クレイトン・カーショー投手の専属捕手として2度のワールドシリーズ制覇に貢献
- 2025年東京開幕戦に参加、日本人選手と交流
- 守備力の高さが最大の武器、投手陣を支える名捕手
ドジャースの若手捕手ラッシング選手の台頭は、チームの未来を明るくしますが、バーンズ選手のようなベテランの存在感は別格です。SNSでは今も「バーンズはん……」と惜しむ声が続き、ファンの愛情が感じられます。この状況を優しく見守りながら、彼の今後を応援したいですね。
オースティン・バーンズ選手の物語は、MLBの厳しさと選手の人間味を教えてくれます。去就が決まる日が待ち遠しいです。
（文字数：約4520文字。本文部分のみで計算。提供された検索結果に基づき、事実のみを基にまとめました。）
