「私はこのスポーツが大嫌い!」北京五輪銀メダルのトゥルソワ、怒り爆発から4年で母に 19歳の“激変”に注目集まる
みなさん、フィギュアスケートの世界で今、大きな話題になっています。2022年の北京オリンピックで銀メダルを獲得したロシアの天才少女、アレクサンドラ・トゥルソワ選手。当時17歳の彼女は、フリー演技で驚異の4回転ジャンプ5本を成功させたのに、金メダルにわずか1.38点差で届かず、悔し涙を流しながら「私はこのスポーツが大嫌い!」と叫んだあの瞬間を覚えていますか? あれから4年が経ち、トゥルソワ選手は19歳で結婚し、1児の母となりました。怒り爆発の少女から、幸せな家庭を築く女性への“激変”が、ファンの間で根強い人気を呼んでいます。この記事では、そんなトゥルソワ選手の北京五輪のドラマと、現在の姿を優しく振り返ってみましょう。
北京五輪、SP4位からの大逆転劇 4回転5本の歴史的挑戦
2022年北京オリンピックの女子シングル。ショートプログラム(SP)では、トゥルソワ選手は4位と振るわず、3回転アクセルで転倒したり、3回転フリップに軽い踏み切りミスがあったりと苦戦しました。SP首位のカミラ・ワリエワ選手、2位のアンナ・シェルバコワ選手に遅れを取っていましたが、フリー(FS)で逆転を狙いました。
フリー演技曲は映画『クルエラ』の音楽。トゥルソワ選手は、女子シングル史上初となる4回転ジャンプ5本の構成に挑みました。具体的には、冒頭の4回転フリップ(アテンション付き)、4回転トゥループ(ステップアウト)、さらに他の4回転をすべて着氷! 技術点(TES)は驚異の106.16点。これは男子シングルの羽生結弦選手の99.62点や宇野昌磨選手の96.24点を上回る数字です。 FSスコアは177.13点で、女子シングルFS歴代2位のハイスコア、しかもこの日のフリーではトップの成績でした。総合得点251.73点で銀メダルを獲得し、SP4位からの大逆転を果たしました。
この偉業は本当にすごいんですよ。4回転フリップ、ルッツ、トゥループの4種類を5本成功させたのは、五輪女子史上初。しかもフリー後半に4回転ルッツからの3回転トゥループのコンビネーションも、男女シングルを通じて彼女が史上初でした。 トゥルソワ選手はこれまで、女子シングル史上初の4回転ルッツ、4回転フリップ、4回転トゥループの成功者としても知られています。ジュニア時代から記録を塗り替えてきた天才ぶりが、北京でも爆発したのです。
- フリーのハイライト:4回転ジャンプ5本すべて着氷(一部減点あり)
- 技術点106.16:男子トップを上回る
- FS177.13点:女子FS歴代2位、五輪新記録
- 総合251.73点:シェルバコワ選手に1.38点差の銀メダル
こんなに完璧な演技だったのに、金メダルはチームメイトのシェルバコワ選手へ。わずかな点差で悔しさが募ったんですね。
ミックスゾーンでの爆発 「こんな競技は嫌い、もう氷には戻らない」
演技終了後、トゥルソワ選手の感情は爆発しました。ミックスゾーンでロシア語で「私はこのスポーツが大嫌い! もう二度と氷の上には戻らない」と叫んだそうです。露メディア『sport.ru』によると、4回転5本を成功させたのに金メダルを取れなかった怒りと失望が原因でした。 セレモニーには行かないとまで言って、舞台裏で大荒れの様子だったとか。
メダリスト会見では、少し落ち着いて「5本のクワド(4回転)をやりきったことには満足しているけれど、結果には満足していない。だから怒りと失望を覚えた」と語りました。 17歳の少女が、精神的負担を抱えながらも挑んだ五輪。シニア主要大会の金メダルを持たないジレンマも重なったのでしょう。泣き崩れる姿を見て、心が痛みましたよね。
でも、この正直な感情表現が、トゥルソワ選手の魅力。ファンは「人間らしくて応援したくなる」と共感しました。北京五輪はワリエワ選手のドーピング問題もあり波乱含みでしたが、トゥルソワ選手の演技は純粋に歴史に残るものでした。
天才少女の軌跡 ジュニア時代から世界記録を連発
トゥルソワ選手のすごさは北京だけじゃありません。2004年生まれの彼女は、ジュニア時代から“クワド女王”として注目されました。2018年世界ジュニア選手権では、フリー153.49点で女子シングルジュニアクラスFS世界最高得点を樹立。技術点92.35点は平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手を上回りました。
また、2020年にはフリー163.78点、合計238.69点の新記録。4回転ルッツ単独で14.72点という女子シングルジャンプ最高得点も出しています。 ジュニアGPファイナルSP73.25点も世界最高。2017年から記録を塗り替え続け、2021年世界選手権銅メダル、北京銀メダルと実績を積み重ねました。
指導者も豪華。ソチ・平昌五輪で金銀メダリストを育てたエテリ・トゥトベリーゼコーチの下で学び、エフゲニー・プルシェンコ氏からも指導を受け、再びトゥトベリーゼ陣営に戻っています。 2021/22シーズン前には脚の怪我でスケートアメリカ直前まで苦しみ、NHK杯を欠場。でもロシア選手権で4回転3本成功させて五輪代表を勝ち取りました。本当に強い心の持ち主です。
4年後の今 19歳で結婚・出産、幸せな母の姿
北京五輪から4年。トゥルソワ選手は大きな変化を迎えました。19歳で結婚し、1児の母になったのです。ニュースでは「最推しのカップル!」とファンが喜ぶ声が。怒り爆発の少女から、穏やかな家庭人へ。スケートへの複雑な感情を抱えつつも、母として新たな人生を歩んでいます。[ニュース内容3]
当時の「このスポーツが大嫌い」という言葉は、悔しさの叫びでした。でも、あの経験が彼女を成長させたのかもしれません。根強い人気の理由は、天才的な才能と人間味あふれる性格。現在の幸せな姿に、みんなが温かく見守っています。[ニュース内容1][ニュース内容2]
トゥルソワ選手が残した遺産 女子フィギュアの未来を照らす
トゥルソワ選手の4回転5本は、オリンピック史上2人目の偉業。挑戦し続けて3年目で北京で成功させ、疲労骨折を乗り越えた努力家ぶりも伝説です。 女子シングルの高難度化をリードした彼女。銀メダルの悔しさから母となった今も、フィギュア界に影響を与え続けています。
みなさんも、トゥルソワ選手のストーリーを振り返ってみてはいかがですか? 夢を追い、挫折し、幸せを見つける姿が、心に響きますよね。フィギュアスケートの魅力は、こんなドラマにあるんです。




