東京マラソン2026開幕目前、EXPOで3万9000人のランナーがビブスを受け取り
3日間で約7万人以上が来場、春の東京を駆ける準備が整う
東京を象徴するスポーツイベント「東京マラソン2026」がいよいよ3月1日に開催される。その前夜となる2月28日までの3日間、東京ビッグサイト南展示棟では「東京マラソンEXPO 2026」が盛況のうちに全日程を終了した。日本最大級のランニングトレードショーとして知られるこのイベントには、参加ランナーやランニング愛好家が殺到し、大会への期待の高さが随所に感じられた。
前年比で約2万人増加、来場者数が過去最高水準に
東京マラソンEXPO 2026の来場者数は、前年の2025年(72,603人)から大幅に増加し、多くの外国人来場者も見込まれている。過去のデータを見ると、2025年の来場者数は2024年(67,139人)比で約5,500人増加しており、今年も同様またはそれ以上の増加が期待される。EXPOは多くの国内外からの来場者でにぎわい、特に関東圏からの来場者が全体の約76%を占めるなど、東京圏のランニング文化の高さを示している。
今年の大会では、マラソンのランナー数が前年より1,000名増えて39,000名となることが発表されており、これに伴いEXPOでのビブス受け取り手続きも大幅に増加した。多くのランナーが競技前の最後の準備として、ビブスを手にして一喜一憂する光景が見られた。
オフィシャルパートナーのブース盛況、アシックスには長蛇の列
EXPOの会場では、オフィシャルパートナー企業の出展ブースを中心に、最新のスポーツギアやスポーツアパレルの販売が行われた。中でも大手スポーツメーカーのアシックスには長蛇の列ができ、ランナーたちが最後のシューズ選びやアドバイスを求める光景が印象的だった。来場者へのアンケートによると、国内の日本人来場者の平均客単価は4,520円(前年比+920円)、海外の外国人来場者は7,691円(前年比+591円)と、前年から大幅に増加しており、参加者の準備への真摯な取り組みが数字に表れている。
来場者の特徴と地域分布
EXPOの来場者の性別比率は、男性58.3%、女性40.6%とほぼ3対2の割合だった。年代別では、40歳代から50歳代を中心とした幅広い年齢層が来場しており、ランニングが広い世代に支持されていることがわかる。
地域別のマラソン来場者では、関東圏が全体の76.1%を占め、次に東海・甲信越・北陸地域が9.0%、近畿地域が5.3%となっている。一方、10.7km部門の来場者では関東が59.6%、東北が19.5%となるなど、より広い地域から参加者が集まっていることがわかった。
国際的な参加者が一堂に集う
今年のマラソンには、国内外からランナーが参加し、EXPOもその国際性を反映したものとなっている。海外ランナーの国別参加数を見ると、アメリカからが5,338名で最も多く、次にチャイニーズ・タイペイからが1,525名、イギリスからが1,307名と、世界中からランナーが集まっている。また中国、ホンコン・チャイナ、タイ、韓国、メキシコなどアジアを中心とした国々からの参加も多く、東京マラソンが真のグローバルスポーツイベントであることを示している。
3月1日、いよいよ本大会開催
明日3月1日は、いよいよ東京マラソン2026の本大会が開催される。都庁前をスタートし、水道橋、上野広小路、神田、日本橋、浅草雷門前、両国、門前仲町、銀座を経由して品川方面へ向かい、田町で折り返し、日比谷を通過して東京駅前の行幸通りでゴールするコースとなっている。マラソンは9時10分にスタートし、最長7時間で競技が終了する予定だ。
大会のスターターは、大会会長の小池百合子都知事が務める。スタート会場エリアでは、新宿区立花園小学校合唱団やミュージシャンのマーティ・フリードマンによるレースのスタートを盛り上げるパフォーマンスが予定されており、コース沿道のポイントでもさまざまな応援イベントが行われる予定だ。
ランナーたちの最後の準備
ビブスを受け取ったランナーたちの期待感は大きく、3万9000人が春の東京を駆け抜ける準備を整えた。過去のEXPOの来場者データから、ランナーたちが本大会に向けて真摯に準備を進めていることが伺える。今年も、東京の街全体が「ひとつになる日」として、国内外の多くのランナーと応援者が一体となるイベントになることが期待されている。
今後の注目
東京マラソン2026は、前年までのデータからも参加者数が増加し、より多くのランナーが参加する大規模なイベントとなっている。EXPOの盛況ぶりからも、大会への関心の高さが伺える。3月1日の本大会では、天候も春らしい暖かさが予想され、ランナーたちにとって好条件での競技が期待できそうだ。


