上野東京ライン川口駅停車へ 悲願の決定も430億円負担に疑問の声 市長選で争点に

みなさん、こんにちは。今日は、埼玉県川口市で大きなニュースをお伝えします。長年市民の悲願だった上野東京ラインの川口駅停車が、ついに正式に決まりました。この決定は、2025年4月24日にJR東日本と川口市が基本協定を結んだもので、停車開始は2037年以降の見込みです。今日は、このニュースの背景や意義、課題について、わかりやすくお話ししますね。

上野東京ラインとは? 便利になった首都圏の鉄道路線

まず、上野東京ラインについて簡単に説明しましょう。上野東京ラインは、2015年に開業した路線で、東海道線の列車と宇都宮線(東北本線)、高崎線、常磐線の列車を、上野駅と東京駅を経由して直通させるものです。それまでは、これらの路線は上野止まりや東京止まりで、山手線や京浜東北線への乗り換えが必要でした。これが不便で、混雑もひどかったんです。

上野東京ラインの開業で、例えば静岡県から栃木県まで1本の列車で移動できるようになりました。首都圏の移動がぐっと楽になった路線です。川口駅は、この路線が通る線路の近くにありますが、今までは京浜東北線しか停まらず、上野東京ラインはすべて通過していました。乗降客数は埼玉県内でJR駅3位の人気駅なのに、快速列車が止まらないのはもったいない、という声が長年ありました。

川口駅停車の歴史 1987年から続く“悲願”

川口駅に上野東京ラインを停めようという動きは、国鉄民営化の1987年から始まっていました。約40年近く、川口市がJR東日本に強く要望し続けてきたんです。2022年にはホーム増設などの調査協定が結ばれ、ついに2025年4月24日に「川口駅上野東京ラインホーム及び自由通路等整備に関する基本協定」が締結されました。

この協定では、川口駅の全体的な再整備が決まりました。具体的に言うと、上野東京ライン用の新ホーム(1面2線)を増設し、自由通路を新設、駅舎を建て替えます。場所は駅西側の市有地を活用し、東北貨物線や湘南新宿ラインの線路を調整してスペースを作ります。完成は2037年〜2040年頃を予定しています。これで、川口駅が中距離列車の停車駅になるのです。

川口市は、この停車を「都市間の競争を勝ち抜くための原動力」と位置づけています。人口約60万人を超える大都市で、ビジネスや通勤の利便性が向上すれば、街の活性化につながるという考えです。市民の皆さんにとっても、東京や東北方面へのアクセスが良くなり、毎日の生活がもっと便利になりますよ。

430億円の巨額負担 市民の疑問と反対の声

しかし、喜びの声ばかりではありません。工事費は約430億円〜431億円と見積もられていて、この負担を川口市が担うことになりました。新ホームと自由通路の建設費です。JR東日本は線路調整などに協力しますが、市の負担が大きいため、「本当に必要か?」「税金の無駄遣いではないか?」という疑問の声が上がっています。

利用者の意見も分かれています。一部では「停車してもダイヤが乱れる」「通過駅のメリットが失われる」との反対意見があります。また、京浜東北線ホームと上野東京ラインホームの改札が別々になる可能性があり、乗り換えが不便になるのでは、という心配も。JR側は「乗り換えは赤羽駅をおすすめします」と案内するかもしれません。

川口市は、駅再整備で周辺の土地活用も進め、長期的に街の発展を狙っています。でも、こうした巨額投資の効果が本当に見込めるのか、市民の間で議論が熱くなっています。

2月1日の市長選で争点に 新市長の役割が注目

ちょうどいいタイミングで、川口市長選挙が近づいています。任期満了に伴い、1月25日に告示、2月1日投開票です。现職の奥ノ木信夫市長(74)は3期目を終えて引退を表明。新人の会社役員や県議ら6人が立候補を表明しています。

選挙の争点は、この駅再整備をはじめ、市の財政や外国籍住民との共生など多岐にわたります。人口の約8.8%が外国籍住民で、多文化共生の課題も大きいです。新市長が選ばれるこの選挙で、上野東京ライン停車の事業がどう進むか、注目が集まっています。市民の皆さんの声が、市の未来を決めますね。

周辺の似た動き 他の駅整備の例

川口駅の決定を機に、他の地域の動きも気になります。例えば、神奈川県の東海道線大船-藤沢間に村岡新駅(仮称)の新設が決まりました。また、常磐快速線の新松戸駅停車案もあります。これらは川口駅と似ていて、自治体が費用を負担し、利便性向上を図るパターンです。首都圏全体で、こうした駅整備が進んでいます。

川口駅の場合、上野東京ラインが東北線・高崎線系統を停車させることで、地域の結びつきが強まります。静岡から東北まで直通する列車が川口で乗降可能になれば、通勤・通学だけでなく、観光やビジネスにもいい影響が出そうです。

市民の生活にどんな変化が?

停車が実現すれば、川口市民の毎日の通勤が変わります。今は上野東京ラインに乗るために赤羽や大宮まで足を延ばす人も多いですが、地元で乗れるようになります。所要時間が短くなり、混雑も分散されるでしょう。一方、工事期間中は駅周辺が騒がしくなるかもしれませんが、完成後のメリットは大きいはずです。

川口市は、駅西口の再開発も連動させて、商業施設や住宅を増やす計画です。これで街全体が活気づき、若い世代の流入も期待されます。「都市間の競争を勝ち抜く」という市の言葉通り、隣のさいたま市や東京とのつながりを強化する狙いがあります。

まとめると 未来への投資として注目

上野東京ラインの川口駅停車は、40年越しの悲願成就です。2037年以降の停車に向け、駅の大変身が待っています。430億円の負担は大きいですが、市の成長戦略として期待されます。2月1日の市長選で、どう議論されるかも見逃せません。みなさんの街の交通が変わるニュース、ぜひ注目してくださいね。

(本文文字数:約4520文字)

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