河村たかし氏、年内新党立ち上げへ「日本中面白くなる」

2025年11月17日、政界に大きな動きが広がっています。日本保守党を離党した河村たかし衆議院議員が、年内にも新党を立ち上げる意向を明らかにしました。この動きに、国民民主党を離党した平岩征樹議員も参加を表明するなど、政界再編の動きが加速しています。

河村たかし氏、新党結成へ「5人はメドついた」

河村たかし氏は、2025年10月8日に日本保守党を離党し、政界に大きな波紋を投げかけました。離党の理由については、「我慢を続けたが、信頼関係を築くのは不可能だと判断した」と記者会見で語っています。また、党勢拡大の手法の違いや、代表である百田尚樹氏との関係悪化も背景にあるとされています。

その後、河村氏は新党結成に向けて動き始めました。11月中旬の報道で、河村氏は「新党に参加する議員が5人ほどメドがついた」と明かしました。参加議員の名前はまだ公表されていませんが、今後もさらなる動きが予想されます。

平岩征樹議員も参加意向

新党結成の動きに注目が集まる中、国民民主党を離党した平岩征樹議員も、河村氏の新党に参加する意向を示しました。平岩氏は、これまで地域政党「減税日本」とも連携してきた経験があり、河村氏との信頼関係も厚いとされています。

平岩氏の参加は、新党の勢力拡大に大きく貢献する可能性があります。また、他の無所属議員や野党議員との連携も視野に入れており、河村氏は「自民党政治を打ち破るには数が要る」と語っています。

減税日本との関係と新党の方向性

河村氏は、地域政党「減税日本」の代表も務めています。減税日本は、2023年に日本保守党と「特別友党関係」を結んでいましたが、2025年9月にその関係を解消しました。河村氏は「辛抱しながら延々とやってきたけど、新しい政党というのはいろんな苦難がある」と語り、新党立ち上げの決意を示しています。

新党の方向性については、減税日本が持つ地域基盤を活かしつつ、全国的な政党としての展開を目指すとされています。河村氏は「ようけ友達がおるので」という名古屋弁を交えながら、新党結成に向けた人脈づくりを進めているとみられています。

年内結党へ「日本中面白くなる」

河村氏は、新党の結成時期について「12月中旬までに結党したい」と説明しています。また、「日本中面白くなる」と語り、新党が政界に与える影響に自信を見せています。

新党の名称や具体的な政策はまだ明らかになっていませんが、河村氏は「自民党政治を打ち破るには数が要る」と強調し、他の野党や無所属議員との連携も視野に入れているとされています。

今後の展望

河村氏の新党結成は、政界再編の大きなうねりとなる可能性があります。75歳という年齢ながらも、「総理を狙う男」として政界での存在感を示し続ける河村氏の今後の動向に、多くの注目が集まっています。

新党がどのような役割を果たすか、また、他の政党や議員との連携がどうなるか、今後も目が離せません。

  • 河村たかし氏、日本保守党を離党
  • 新党結成へ「5人はメドついた」
  • 平岩征樹議員も参加意向
  • 年内結党へ「日本中面白くなる」
  • 減税日本との関係解消、新党の方向性に注目

河村氏の新党結成は、政界に大きな変化をもたらすかもしれません。今後も、河村氏の動向に注目していきましょう。

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