南鳥島沖で世界初!水深6000mからレアアース泥の回収成功 高市首相が「日本はこれからレアアースに困らない」と強調
みなさん、こんにちは。みなさんが日頃使っているスマホや電気自動車、再生可能エネルギー機器には、欠かせないレアアースという希少な金属が使われています。このレアアースの供給が、世界で話題になっているんです。特に、日本はこれまで中国に大きく依存してきましたが、そんな不安を解消する大きなニュースが飛び込んできました。それは、南鳥島沖で水深6000メートルの海底からレアアースを含む泥を、世界で初めて回収に成功したというものです。このニュースは、2月6日頃に注目を集め、高市早苗首相も衆院選の演説で熱く語っています。今日は、この出来事をわかりやすくお伝えしますね。
何が起こったの? 南鳥島沖での画期的な成功
まず、事件の舞台となった南鳥島について簡単に説明しましょう。南鳥島は東京都から南南東に約2000キロ離れた小さな島で、日本が領有する最南端の島です。この周辺の海域は、水深が非常に深く、6000メートルを超える場所もあります。そんな極めて厳しい環境で、地球深部探査船「ちきゅう」が活躍したんです。
回収の方法は、とても高度な技術を駆使しています。なんと、パイプを600本つなげて、全長6000メートルもの長さの管を海底まで伸ばしました。このパイプの中を泥が通る仕組みで、慎重に引き上げるというもの。想像してみてください。エベレストの山の高さを海底に逆さまにしたような深さです。そんなところから、レアアースをたっぷり含んだ泥を、無事に持ち帰ることに成功したのです。これは世界初の偉業で、東京大学の岡部徹教授をはじめとする研究チームの努力の賜物です。
このニュースは、2月2日頃に文部科学省の松本洋平大臣が閣議後会見で発表しました。会見では、「南鳥島沖で行われているレアアースを採取する試験で、探査船が水深6000メートルからレアアースを含んだ泥の回収に成功した」と明言されています。動画でもその様子が公開され、2015年の報道を振り返る形で注目を集めています。みなさんも、きっと驚くはずですよ。
高市首相の演説が話題 「日本はこれからレアアースに困らない」
この成功を受けて、高市早苗首相が衆院選の応援演説で大々的に取り上げました。京都府第3区での演説では、「2月に良いニュースがありました。10数年前から私も関わってきた事業です。南鳥島の水深6000メートル底からレアアースを引き上げることに初めて成功したじゃないですか。世界で初めてです。そんな深い海の底からレアアースを上げられたのは日本だけですよ。それも今の世代も次の世代も使える量のレアアースがあるんですよ」と語っています。
また、鹿児島県での演説でも、「この間、今月だってすごいニュースあったじゃないですか。レアアース、水深6000メートルからレアアースを引き上げたんですよ、日本国内で。特定の国に頼らなくてもちゃんと安心して資源がある。これも10数年前から発見されて、東京大学のチームが発見して、引き上げるための準備を私も担当大臣としてやってきた」と強調。資源安全保障の観点から、日本が強くなる象徴として位置づけています。
高市首相の言葉は、聴衆に大きな希望を与えました。ただ、一部メディアでは「日本はこれからレアアースに困らない」という表現がミスリードだと指摘されています。なぜなら、この回収は試験段階で、実際の商業生産には10年以上かかる可能性があるからです。研究の第一歩として成功したものの、すぐに供給が安定するわけではないんですね。でも、この技術が実用化されれば、日本はレアアースの自給が可能になり、世界のサプライチェーンを変えるかもしれません。
レアアースって何? なぜ日本にとって大事なの?
ここで、レアアースについてもう少し詳しくお話ししましょう。レアアースは、17種類の希少金属の総称で、磁石や電池、触媒などに使われます。例えば、スマホの小型スピーカーやEV車のモーターに欠かせません。日本はこれまで、供給の約90%を中国に頼っていましたが、2010年の尖閣諸島問題で一度輸出制限を受け、不安を味わいました。最近も、中国の対日レアアース規制強化のニュースがあり、高市首相の台湾有事に関する答弁が背景にあると言われています。
そんな中、南鳥島沖の海底泥には、国内消費量の数百年分とも言われる膨大なレアアースが眠っています。10数年前に東京大学の研究チームが発見し、国が投資して探査を進めてきました。高市首相も大臣時代に関わっていたそうです。この成功は、食料安全保障やエネルギー安全保障と並ぶ、資源安全保障の大きな一歩です。
探査船「ちきゅう」の活躍とこれまでの歩み
今回の主役、地球深部探査船「ちきゅう」は、日本の誇る科学技術の結晶です。2015年の報道動画では、すでにレアアース泥の採取に向けた準備が紹介されていました。あれから10年以上、粘り強く研究を続け、ついに実を結んだのです。パイプ600本を連結する様子は、まるでSF映画のよう。海底から泥を吸い上げ、船上で分析するプロセスは、非常に精密です。
岡部徹教授の解説によると、この泥はレアアース濃度が高く、商業利用の見込みがあります。ただ、課題も多いんです。深海での安定した採掘技術の開発、環境への影響評価、コスト削減など、まだまだ道のりは長そうです。でも、この第一歩が、日本を資源大国に変えるきっかけになるでしょう。
衆院選とのつながり 高市首相のビジョン
このニュースが注目された背景には、ちょうど衆院選の時期があります。高市首相は演説で、「日本列島を強く豊かに」とスローガンを掲げ、資源安全保障を強調。自民党と日本維新の会の連立で過半数を維持しなければ退陣の覚悟も示しました。
1月19日の記者会見では、「挑戦しない国に未来はありません」と語り、選挙を「自分たちで未来をつくる選挙」と位置づけています。レアアース成功を例に、AI、宇宙、量子などの成長分野への投資を約束。国民に直接判断を委ねる姿勢が、支持を集めているようです。
今後の展望と日本への影響
この成功で、日本はレアアースの多角化を進められます。中国依存からの脱却は、地政学的リスクを減らし、産業競争力を高めます。ただ、専門家は「全面的な供給安定まで時間がかかる」と冷静です。日本総研の三浦有史氏も、中国の規制運用が曖昧な中、他国開発が進む可能性を指摘しています。
みなさん、このニュースは日本が持つ底力を示しています。深海6000mという極限環境で世界初の成功を収めた研究者たちに、拍手を送りましょう。これから実用化に向け、国と民間が協力すれば、きっと明るい未来が待っています。資源安全保障が実現すれば、経済成長も加速し、みんなの生活が豊かになるはずです。
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