知る人ぞ知る穴場スイーツ天国!平塚製菓ファクトリーショップのメニュー徹底解説
はじめに
皆さん、こんにちは。お急ぎニュースメディア OISO(オイソ)編集長の長嶋 駿です。神奈川県大磯生まれ平塚育ちの私が、独断と偏見に加え、できるだけ多くの口コミや評判を参考にして、湘南エリアの皆さまのお役に立つ情報をお届けします。今回は、名前に「平塚」を冠する「平塚製菓ファクトリーショップ」のメニュー内容について徹底解説します。
同郷の名を持つお菓子メーカーということで、個人的にも強い親近感を感じています。実は「平塚製菓」は埼玉県と千葉県に拠点を持つ会社で、神奈川県平塚市との直接的な関係はないようですが、名前つながりで親しみを感じる方も多いのではないでしょうか。
それでは早速、このお菓子の宝庫とも言えるファクトリーショップのメニュー内容に迫っていきましょう!
平塚製菓ファクトリーショップとは?
平塚製菓株式会社は創業明治34年(1901年)という120年以上の歴史を持つ老舗の製菓メーカーです。当初は和菓子製造からスタートし、昭和23年頃からチョコレート製造へと転向したようです。現在は主にOEM(相手先ブランド製造)を事業形態として、チョコレートや焼き菓子、ウエハースなどの製造を手がけています。
有名百貨店やテーマパークのお土産など、実は皆さんも知らず知らずのうちに平塚製菓の商品を口にしている可能性が高いのです。その確かな技術と品質で多くの企業から信頼を得ている証と言えるでしょう。
「ファクトリーショップ」とは、その名の通り工場直売所。埼玉県草加市八幡町628の草加工場と、千葉県香取市小見川2097-1の香取工場に併設されています。今回は主に草加工場のファクトリーショップについての情報をお届けします。
メニューの詳細
平塚製菓ファクトリーショップでは、チョコレート系、ウエハース系、焼き菓子系など、バラエティ豊かなお菓子が販売されています。工場での製造状況によって日々商品ラインナップが変わるため、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力の一つです。通常は20〜30種類ほどの商品が店頭に並ぶようです。
それでは、カテゴリー別に主なメニューを見ていきましょう。
1. チョコレート系
平塚製菓の主力商品と言えばチョコレート。種類も豊富で、特に以下の商品が人気を集めています。
- ミックスチョコ(600円前後):店内で最も人気の商品で、7種類ほどの異なるチョコレート菓子がなんと70個ほど入っているという大容量商品です。クランチチョコやハートチョコなど、バラエティに富んだチョコレートが一度に楽しめます。
- ハートチョコレート(432円):かわいいハート型のチョコレート。見た目もキュートで贈り物にも喜ばれそうです。
- ハイカカオチョコレート(356円):カカオ含有量が高く、本格的な味わいを楽しめるチョコレート。健康志向の方にもおすすめです。
- ポテトチップスチョコ(712円):塩味のポテトチップスにチョコレートをコーティングした一品。甘さとしょっぱさのコントラストが絶妙で、一度食べると病みつきになる方が多いようです。
- 黒ゴマチョコ(453円):黒ゴマの香ばしさとチョコレートの甘さが絶妙にマッチした商品。ゴマの風味が豊かで、健康的な印象も与えてくれます。
- プロテイン入りチョコレート(300円):筋トレなど体づくりを意識している方にぴったりの一品です。
2. ウエハース系
ウエハースも平塚製菓の得意とするジャンル。サクサクとした食感と様々なフレーバーが楽しめます。
- チョコレートウエハース(237円):定番のチョコクリーム入りウエハース。一口サイズにカットされており、食べやすい設計になっています。
- 抹茶チョコウエハース(356円):和の風味を楽しめる抹茶味のウエハース。湘南の茶畑で育った日本茶のような風味があり、懐かしさを感じる一品です。
- イチゴウエハース(356円):フルーティーな甘さが特徴のイチゴ味ウエハース。
- 濃いココアウエハース(200円):ココアの風味がしっかり効いた大人向けの味わいです。
- コーヒーウエハース(200円):コーヒーの香りと甘さが絶妙なウエハース。午後のティータイムにぴったりです。
これらのウエハースは、通常のスーパーなどで売られているものとは一線を画すボリューム感があります。そのため、「このお値段でこの量!?」と驚く方も多いようです。
3. 焼き菓子系
焼き菓子も豊富に取り揃えられています。
- レーズンサンド(500円前後):人気No.2の商品。しっとりとした生地にレーズンの甘みが絶妙にマッチした一品です。リピーターが多く、訪れる度に必ず購入する常連さんも少なくないようです。
- クランベリーサンド(237円〜550円):レーズンサンドの姉妹品。酸味のあるクランベリーを使用した爽やかな味わいが特徴です。
- カスタードケーキ(200円、5個入り):優しい甘さのカスタードクリームが入った素朴な味わいのケーキです。
- ミニマドレーヌ(200円):キャラメル、パンプキン、プレーン、ココアなど様々なフレーバーがあります。しっとりとした食感でティータイムにぴったりです。
- バナナのケーキ(356円):バナナの自然な甘みを活かしたケーキ。朝食やおやつにぴったりの一品です。
- アップルブランデーケーキ(475円):大人の味わいが楽しめる本格的なケーキ。ブランデーのほのかな香りが上品な雰囲気を醸し出しています。
4. 季節限定・特別商品
季節や時期によって様々な限定商品も登場します。
- 1リットルアイス(650円〜750円):夏季限定で販売されるアイス。バニラ、チョコレート、ラムレーズン、カフェオレ、ピスタチオなどのフレーバーがあります。
- フルーツゼリー:季節の果物を使ったゼリー。特にぶどうゼリーが人気のようです。
- クリスマス限定チョコギフト:年末にはクリスマス向けの特別なチョコレート商品も販売されます。
5. ギフト向け高級商品
通常の商品よりも高級感のある商品もあります。
- タブレットハイミルク(1,200円):上質なカカオを使用した板チョコレート。パッケージも洗練されており、贈り物に適しています。
- Rouge Rouge(ルージュルージュ)(700円〜2,000円):個包装された高級チョコレート。洗練されたパッケージでギフトにも最適です。
人気商品ベスト3
店舗によると、人気ベスト3は以下の通りだそうです。
- ミックスチョコ:何と言ってもNo.1の人気商品。7種類のチョコレートが70個ほど入った大容量パックは、コスパの良さと味の確かさで圧倒的な支持を得ています。個包装されているため、少しずつ楽しむことができるのも人気の理由の一つです。
- レーズンサンド:しっとり系の生地にレーズンの甘みが絶妙にマッチした一品。食べたことがない方には絶対に試していただきたい逸品です。
- サブレ商品:バターやチョコなどの味や大きさも様々なサブレが揃っており、サクサクとした食感が楽しめます。
価格帯と購入のコツ
平塚製菓ファクトリーショップの最大の魅力は、なんと言ってもそのコストパフォーマンスの良さです。一般的なスーパーやコンビニで買うお菓子と比べると、量も質も圧倒的に上回る場合が多いです。
多くの商品が100円〜500円台で販売されており、ボリュームも通常の市販品よりはるかに多いのが特徴です。特に、形が崩れていたり焼き色にムラがあったりする「訳あり品」は、味や品質には問題がないにもかかわらず特価で提供されているため、非常にお得に購入することができます。
購入の際のコツをいくつかご紹介します。
- 平日の午前中に訪れる:新鮮な商品が揃っている可能性が高いです。
- メールマガジンに登録する:セール情報やお得な情報が届きます。
- 1500円以上購入する:時期により10%オフになるセールを実施していることがあります。
- 季節の変わり目をねらう:季節限定商品の切り替え時期には、前シーズンの商品が特価で販売されることがあります。
- 賞味期限をチェックする:賞味期限が近い商品は特価で販売されていることが多いです。
アクセス方法
草加工場ファクトリーショップ
住所:埼玉県草加市八幡町628 平塚製菓株式会社 草加工場内 アクセス:東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)新田駅東口より徒歩約8分 営業時間:9:30〜16:30 定休日:日曜日・祝日・年末年始・夏季休業・GW
県道49号(旧日光街道)の槐戸橋(西)交差点を東に向かい、綾瀬川を渡って約100m右側に工場があります。工場の外観には大きな「Hiratsuka」の文字が表示されており、目印になります。
駐車場は工場から約100m離れた場所に4〜5台分用意されています。工場前の道路は車通りが激しいので、小さなお子様連れの方は特にご注意ください。
香取工場ファクトリーショップ
住所:千葉県香取市小見川2097-1 アクセス:JR成田線小見川駅より徒歩約19分 電話:070-2466-2954
湘南エリアからのアクセス
湘南エリアから草加工場へのアクセスは、正直に言うとやや遠いです。平塚市から車で行く場合、東名高速道路から首都高速、外環道を経由して約2時間程度かかります。電車の場合は、東海道線から品川で京浜東北線に乗り換え、南浦和で武蔵野線、新越谷で東武スカイツリーラインに乗り換えて新田駅へ向かうルートが一般的です。
ただ、湘南エリア在住の私からすると、休日にちょっとしたドライブを兼ねて訪れるには悪くない距離感です。特に東京方面へのお出かけついでに寄るのもおすすめです。
良い点・メリット
平塚製菓ファクトリーショップには数多くのメリットがあります。
- 圧倒的なコストパフォーマンス:一般的な市販のお菓子と比べて、量も質も上回るのに価格は抑えめです。特に「ミックスチョコ」や「ウエハース」などのボリューム感は特筆すべき点です。
- 高品質な商品:OEM生産を手がける会社だけあって、商品の品質は非常に高いです。一流ブランドやテーマパーク向けのお菓子を製造している技術力が、そのまま直売所の商品にも活かされています。
- バラエティ豊かな品揃え:チョコレート、ウエハース、焼き菓子など、様々なジャンルのお菓子が揃っています。また、季節ごとに限定商品も登場するため、訪れるたびに新しい発見があります。
- 食品ロス削減への貢献:形が崩れていたり、規格外のお菓子を廃棄せず販売することで、食品ロス削減に貢献しています。おいしさを楽しみながらSDGsに参加できるという点も素晴らしいですね。
- おすすめのギフトソース:特にレーズンサンドやチョコレート系の商品は、家族や友人へのちょっとしたおすそ分けに最適です。湘南エリアの名産品と合わせて贈り物にするのもいいですね。
悪い点・デメリット
一方で、いくつかのデメリットもあります。
- 湘南エリアからのアクセスの悪さ:神奈川県湘南地域からは車でも電車でもかなりの時間がかかります。片道2時間程度見ておく必要があり、気軽に立ち寄れる場所ではありません。
- 店舗の狭さと混雑:店内はそれほど広くなく、特に週末や祝日前は混雑することがあります。コロナ対策で入店人数が制限されることもあり、待ち時間が発生することも。
- 商品の不安定な入荷状況:工場の生産状況によって商品のラインナップが変わるため、目当ての商品が必ずしも手に入るとは限りません。お目当ての商品があっても、その日に販売されていない可能性があるのは欠点と言えるでしょう。
- 定休日が日曜日:多くの方が休みの日曜日が定休日となっているため、平日に休みが取れない方にとっては、訪問しにくいというデメリットがあります。
- 買いすぎてしまう誘惑:これは半分冗談ですが、あまりに魅力的な商品がリーズナブルな価格で並んでいるため、ついつい買いすぎてしまうという「危険性」があります。特に甘いものが好きな方は要注意です!
おすすめしたい方
平塚製菓ファクトリーショップがおすすめな方は、以下のような方々です。
- お菓子好きの方:言うまでもなく、チョコレートや焼き菓子が好きな方には天国のような場所です。
- コスパを重視する方:リーズナブルな価格で高品質なお菓子を楽しみたい方にぴったりです。
- まとめ買いをしたい方:オフィスのおやつや、家族で楽しむお菓子をまとめて購入したい方におすすめです。
- 珍しいお菓子を探している方:一般的な市販品では見かけない変わり種のお菓子も多数あります。
- SDGsに関心がある方:食品ロス削減に貢献したいと考えている方にもおすすめです。
おすすめしない方
逆に、以下のような方にはあまりおすすめできません:
- 遠方からの移動が難しい方:湘南エリアからは遠距離になるため、移動に時間をかけたくない方には向いていません。
- 少量だけ欲しい方:基本的に大容量パックが多いため、少量だけ欲しい方にはやや不向きです。
- 高級感のあるパッケージにこだわる方:訳あり品や工場直売品が中心のため、パッケージのデザイン性や高級感にこだわる方は期待外れになるかもしれません。
- 平日に時間が取れない方:日曜定休のため、平日に時間が取れない方は訪問が難しいです。
湘南エリアからのオススメ寄り道プラン
神奈川県の湘南エリアから平塚製菓ファクトリーショップを訪れる際に、いくつかのおすすめ寄り道プランをご紹介します。
- 東京観光コース:湘南から東京方面への観光の帰り道に立ち寄るのがおすすめ。東京スカイツリーを観光した後に、東武スカイツリーラインに乗って新田駅へ向かえば、スムーズにアクセスできます。
- 千葉方面ドライブコース:湘南から千葉方面へのドライブ旅行の際は、香取工場ファクトリーショップへの立ち寄りがおすすめ。香取神宮や佐原の町並みを楽しんだ後に訪れれば、充実した一日になるでしょう。
- さいたま新都心ショッピングコース:さいたま新都心でのショッピングと組み合わせるのもいいでしょう。コクーンシティでショッピングを楽しんだ後に、草加工場ファクトリーショップへ寄れば、お土産も充実します。
季節のオススメ商品
季節ごとのおすすめ商品についても触れておきましょう。
春(3月〜5月)
- 桜フレーバーのチョコレート
- フルーツタルト
- いちごミルクウエハース
夏(6月〜8月)
- 1リットルアイス各種
- フルーツゼリー
- ハイカカオチョコレート(溶けにくい)
秋(9月〜11月)
- 栗やさつまいも風味の焼き菓子
- 黒ゴマチョコ
- パンプキンマドレーヌ
冬(12月〜2月)
- クリスマス限定チョコギフト
- ホットココア用チョコレート
- アップルブランデーケーキ
平塚製菓と私の思い出
少し個人的な話をさせていただくと、私が初めて平塚製菓のお菓子に出会ったのは、実は神奈川県平塚市の実家で食べたお土産のチョコレートでした。平塚の名を冠する会社ということで、父が「地元の会社かな?」と思って購入してきたものでした。それが埼玉の企業だと知ったのは後のことです。
そんな不思議な縁を感じる平塚製菓ですが、神奈川県平塚市との直接的な関係はないようです。しかし、この「平塚」という名前に親しみを覚え、いつか訪れてみたいと思っていました。今回の取材でようやくその願いが叶い、思った以上に魅力的なお店に出会うことができました。
平塚市育ちの私としては、同じ名前を持つ企業のお菓子を食べると、なんだか不思議な気分になります。特にレーズンサンドを食べながら平塚の海を思い浮かべると、懐かしさと新しい発見が混ざり合ったような感覚になるのです。
まとめ
平塚製菓ファクトリーショップは、チョコレートや焼き菓子、ウエハースなどを中心とした工場直売所で、高品質なお菓子をリーズナブルな価格で購入できる「知る人ぞ知る」スイーツの聖地です。
埼玉県草加市と千葉県香取市にある工場直売所は、湘南エリアからはやや遠いものの、その魅力的な商品ラインナップと驚異的なコストパフォーマンスは、遠出する価値があると言えるでしょう。
特に人気のミックスチョコやレーズンサンド、様々なウエハース類は、一度食べると病みつきになること間違いなしです。季節限定商品やギフト向け商品も充実しており、贈り物用に購入する方も多いようです。
湘南エリアにお住まいの方は、東京方面へのお出かけついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。久里浜から東京湾フェリーで千葉へ渡り、香取工場ファクトリーショップを訪れるのも一つの楽しみ方です。片浦の「わかさぎ」や平塚の「キュウリ漬け」などの湘南の名産品とともに、平塚製菓のお菓子を食卓に並べてみるのも素敵ですね。
最後に、「平塚」の名を持つ会社として、湘南在住の私が太鼓判を押す価値のある味と品質を持つ平塚製菓。湘南エリアにお住まいの皆さまも、ぜひ一度訪れてみてください。きっと新しいお気に入りのスイーツスポットになることでしょう。
これからも「お急ぎニュースメディア OISO」では、湘南エリアの皆さまに役立つ情報をお届けしていきます。次回の記事もどうぞお楽しみに!
(取材・文:長嶋 駿)