湘南オープンウォータースイミング2025エントリー情報完全ガイド
昨日から大会エントリーが開始され、湘南のスイミング愛好家たちが沸き立っています。皆さん、こんにちは。お急ぎニュースメディア OISO(オイソ)の編集長を務めております長嶋 駿と申します。大磯生まれ平塚育ちの生粋の湘南っ子である私が、独断と偏見に加え、できるだけ多くの口コミや評判を集めて皆様にお役立ち情報をお届けします。今回は、湘南の海を舞台に繰り広げられる一大イベント「湘南オープンウォータースイミング大会2025」のエントリー情報について詳しくご紹介します。
エントリー開始日と申込方法
待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。第22回湘南オープンウォータースイミング2025のエントリーは、昨日2025年5月13日(火)から開始されました。公式サイトでは募集開始のアナウンスとともに「定員に達し次第、締め切りとなりますので、お申し込みはお早めに!」と注意喚起がされています。
この大会は例年人気が高く、特に一部の種目ではあっという間に定員に達してしまうこともあるようです。実際、過去参加者のコメントでも「人気大会のようで、あっという間に募集が締め切りになっていました」という声が見られました。
申し込みはデジエントリーを通じて行うことができるようです。エントリーサイトは既にオープンしており、公式SNSでも告知されています。
大会概要:開催日程と種目
2025年の湘南オープンウォータースイミングは、9月13日(土)・14日(日)の2日間にわたって開催されます。開催地は逗子海岸および片瀬海岸東浜で、日程ごとに異なる種目が用意されています。
【9月13日(土)】
- OWS 10km(逗子湾海岸→片瀬海岸・東浜)
- スイムツアー(片瀬海岸・東浜)
【9月14日(日)】
- OWS 5km(逗子湾内)
- OWS 2.5km(逗子湾内)
- フィンスイミング2.5km(逗子湾内)
それぞれの種目について、参加定員や参加料、参加資格などが設定されています。特に注目すべきは、10kmの部では日本選手権トライアルの部があり、上位入賞者には日本選手権水泳競技大会への出場権が与えられるということです。湘南の海で泳ぎながら全国大会への切符を手に入れるチャンスがあるのは、アスリートにとって大きな魅力といえるでしょう。
参加費用と定員
種目ごとの参加費用と定員は以下の通りです。
10km OWS
- 定員:500名(先着順)
- 参加料:
- 通常一般 23,000円 / 高校生以下 11,500円
- 日本選手権トライアルの部:一般(高校生以上) 23,000円 / 高校生 11,500円
- ※レイトエントリーの場合、参加料が+2,000円
5km OWS
- 定員:500名(先着順)
- 参加料:
- 通常一般 15,000円 / 高校生以下 7,500円
- 日本選手権トライアルの部:一般(高校生以上)15,000円 / 高校生 7,500円
- ※レイトエントリーの場合、参加料が+2,000円
2.5km OWS
- 定員:500名(先着順)
- 参加料:
- 通常一般 12,000円 / 高校生以下 6,000円
- ※レイトエントリーの場合、参加料が+2,000円
フィンスイミング2.5km
- 定員:100名(先着順)
- 参加料:
- 一般 12,000円 / 高校生以下 6,000円
- ※レイトエントリーの場合、参加料が+2,000円
こうして見ると、決して安くはない参加費ですが、安全管理や運営の質を考えると妥当な価格設定と言えるでしょう。特にレイトエントリーになると追加料金が発生するため、参加を検討している方は早めの申し込みがおすすめです。
参加資格と制限時間
各種目には参加資格が設けられており、安全管理の観点から厳格に適用されています。
10km OWS
- 高校生以上70歳未満(2025年12月31日時点の年齢)
- OWS 5km以上の種目での完泳経験がある
- 日本水泳連盟OWS検定2級以上を取得しているか同等の泳力がある
- 連続して5km以上確実に泳ぐことができ、且つ10km制限時間3時間40分をクリアできる泳力がある
- RESTUBE・スイムブイの着用必須
5km OWS
- 高校生以上70歳未満(2025年12月31日時点の年齢)
- OWS 5km以上の種目での完泳経験がある
- 日本水泳連盟OWS検定2級以上を取得しているか同等の泳力がある
- 連続して5km以上確実に泳ぐことができ、且つ5km制限時間2時間15分をクリアできる泳力がある
- RESTUBE・スイムブイの着用必須
2.5km OWS
- 小学4年生以上で連続して3km以上泳げること
- 1kmポイントまで30分で通過できること
- レース制限時間は1時間30分
これらの参加資格からわかるように、特に長距離種目では十分な泳力と経験が求められます。公式サイトには「OWSは自然環境下で行われるため、プールで例えるならば50mをおおよそ50秒以内のペースを長時間維持できなければ完泳できる確率は低い」という注意書きもあります。
参加者の体験談:大会の魅力と良い点
過去の大会参加者からは多くの感想が寄せられており、その中から湘南OWSの魅力や良い点が浮かび上がってきます。
ある参加者は「コンディションは、ちょうどよい」「プールと同じくらいの感覚」と穏やかな海況を評価し、「初OWS参加で緊張したが、スタート直後の混雑、途中のコバンザメ泳法等、楽しんで泳ぐことができました」と初参加でも楽しめた様子を伝えています。
10kmに挑戦した別の参加者は、「あまりに不甲斐ないレース運びになったので、40歳代半ばまでに、もう一度は出場して、3時間を切ってやりたい」と、チャレンジ精神を刺激される大会であることを語っています。
また、複数回参加している常連からは「この大会は参加者が多い」「上々なスイム結果でした」と、大規模な大会ならではの高揚感や達成感を得られることが伝わってきます。
大会のメリットとしては、以下のような点が挙げられるでしょう。
- 本格的なコース設定:逗子湾から江ノ島方面へ向かう10kmコースなど、自然の海を活かした本格的なコース設定が魅力です。
- 充実した安全管理体制:ライフガードや監視船による安全管理がしっかりしているようです。
- 様々な距離のレース:初心者から上級者まで、様々なレベルに合わせた距離のレースが用意されています。
- 日本選手権への出場権:トライアル枠での上位入賞者には日本選手権への出場権が与えられるというキャリアアップの機会があります。
- 湘南の美しい景観:逗子・江ノ島という湘南を代表する美しい海岸線を泳ぎながら楽しめるというロケーションの良さも大きな利点です。
注意点と課題:大会の悪い点
一方で、参加を検討する上で知っておくべき注意点や課題もあります。
最も多く言及されているのが、クラゲの問題です。「クラゲはたくさんいた」「多くの人が被害にあっていました」「クラゲクリームはあんまり効果がないように思いました」という声があります。また、「腕・腋・膝裏にはクラゲの攻撃が。腋から胸にかけてのダメージが一番大きかった」という具体的な体験談もあります。
海況の変化も大きな要素です。「一見穏やかそうに見える海も、沖の方は結構なうねりがあってなかなか手強い」との指摘や、「沖に向かうほど、波がたっていてジワジワと泳ぎずらい」「陸へ戻る時が波に翻弄されてる気分」といった体験談もあります。また、2024年の10kmでは「4割程の完泳率」と、予想以上に厳しい海況だったことを示唆するコメントもあります。
スタート時の混雑についても言及があり、「周りからはキックの水飛沫や腕が飛んできて気が気でない」「夢中になってるうちに、進む方向がわからなくなって焦る」といった初心者あるあるの声も聞かれます。
大会のデメリットとしては、以下のような点が考えられます。
- 自然環境によるリスク:クラゲや海況の変化など、自然環境に左右される要素が大きい。
- 高い参加費用:種目によっては2万円を超える参加費は、ハードルが高いと感じる人もいるでしょう。
- 厳しい参加資格:特に長距離種目では、経験や泳力の面で厳しい条件が設けられています。
- 混雑によるストレス:多くの参加者が一斉にスタートするため、特に序盤は混雑によるストレスがあります。
- コンディション管理の難しさ:長時間の海中泳では、エネルギー切れや疲労管理が難しく、「あまりに不甲斐ない」と感じることもあるようです。
おすすめできる人・おすすめできない人
これらの良い点と悪い点を踏まえると、湘南OWSがおすすめできる人とそうでない人が見えてきます。
おすすめできる人:
- 一定以上の泳力と経験を持つスイマー
- チャレンジ精神旺盛で自然相手の競技を楽しめる方
- プール泳ぎに飽きた方、新たな水泳の楽しみ方を探している方
- 湘南の海を全身で感じたい方
- 水泳競技でステップアップを目指している方
おすすめできない人:
- 海や波に対する不安や恐怖感が強い方
- クラゲなどの海洋生物に対して過度の恐怖や嫌悪感がある方
- 最低限の参加条件を満たす泳力や経験がない方
- 大勢の人が一斉に泳ぐ状況に不安を感じる方
- 予測不能な自然条件での競技に抵抗がある方
湘南在住記者としての視点:地元の魅力
湘南育ちの記者として、この大会の魅力を語らずにはいられません。湘南の海は、季節によって異なる顔を見せる魅力的なフィールドです。9月中旬の湘南は、夏の喧騒が落ち着き、海水温も程よく、オープンウォータースイミングには最適なシーズンと言えます。
逗子海岸から片瀬海岸までを泳ぐ10kmコースでは、鎌倉の七里ガ浜や稲村ヶ崎、そして江ノ島を眺めながら泳ぐことができます。私自身、子どもの頃からこの海で育ち、数えきれないほど泳いできましたが、波間から見る湘南の景色は格別です。特に江ノ島をバックに泳ぐ感覚は、湘南でしか味わえない特別な体験でしょう。
また、大会後には湘南の美味しい海の幸を堪能できるのも楽しみの一つ。片瀬江ノ島エリアには、しらす丼で有名な「とびっちょ」や「いろは」などの名店があります。大会で使ったエネルギーを、新鮮なしらすや地魚で補給するのは、湘南ならではの楽しみ方です。
逗子エリアでは、「小坪漁港」の海鮮料理も見逃せません。地元民に愛されるこれらの店で、大会の余韻に浸りながら食事をすれば、湘南の魅力を存分に味わえるはずです。
今年の大会の見どころと変更点
2025年の大会では、昨年2024年と比較して注目すべき変更点もあるようです。2024年は5kmの種目がなかった一方で、今年は5kmが復活しています。また、今年も前日の参加登録受付が必須となっており、10kmの参加者は9月12日(金)、5km/2.5km/フィンスイムの参加者は9月12日(金)または9月13日(土)に藤沢商工会館ミナパークでの受付が必要です。
2024年の大会では「例年より、何だかスケールダウンしてる感じがしたら、ゴールゲートのアーチが今年は無かった」という声もありましたが、2025年の大会がどのような規模や演出になるかも注目ポイントです。
また、制限時間も若干変更があるようです。10kmの制限時間は、2024年の「3時間20分」から2025年は「3時間40分」に延長されており、より多くの参加者が完走できるよう配慮されていると思われます。
申し込み前の準備と心構え
湘南OWSへの参加を検討している方には、以下のような準備をおすすめします。
- 泳力の確認と向上: 特に長距離種目では、制限時間内に泳ぎ切る泳力が必須です。「泳力」として示されている「50mをおおよそ50秒以内のペースを長時間維持できる」という基準を念頭に、普段の練習から意識しておくと良いでしょう。
- オープンウォーター経験の積み重ね: プールと海は泳ぎの感覚が大きく異なります。可能であれば、大会前に海での練習経験を積むことをおすすめします。「スピードは五感に頼らず脈やピッチで把握」するなど、海での泳ぎ方のコツもあるようです。
- 装備の準備: クラゲ対策のクリームやラッシュガード、ウェットスーツなどの装備を検討しておくと良いでしょう。特に「RESTUBE・スイムブイの着用必須」とある種目もあるので、必要装備は事前にチェックしておく必要があります。
- 健康管理と栄養計画: 特に長距離種目では「完全な体力&エネルギー切れ」に悩まされる参加者も多いようです。レース当日の食事計画や水分補給の戦略を立てておくことが重要です。
エントリー直後の展望
エントリーが昨日5月13日に開始されたばかりですが、人気種目はすぐに定員に達する可能性が高いです。特に10kmや5kmのような人気種目は早めのエントリーがおすすめです。
また、エントリー後は、9月の大会に向けて計画的な練習が重要になります。湘南エリアでは、これからの時期、江ノ島周辺でのオープンウォータースイミングの練習会なども開催されるようです。こうした機会を活用して、海での泳ぎに慣れておくことも一つの戦略と言えるでしょう。
まとめ:湘南の海を存分に楽しむ
湘南オープンウォータースイミング2025は、5月13日から申し込みがスタートし、9月13日・14日の開催に向けて準備が進んでいます。さまざまな距離の種目が用意され、初心者から上級者まで幅広い参加者を迎え入れる大会となっています。
大会の最大の魅力は、やはり湘南の美しい海を全身で感じられることでしょう。自然環境によるリスクや厳しさはありますが、それを乗り越えた先にある達成感は格別です。クラゲや波の影響などのデメリットはありますが、適切な準備と心構えでそれらを克服し、湘南の海を満喫することができるはずです。
私自身、大磯から平塚、そして藤沢、鎌倉と湘南の海で育ってきましたが、この大会は湘南の海の魅力を存分に体感できるイベントだと確信しています。参加を検討されている方は、ぜひエントリーを検討してみてください。湘南の海があなたを待っています!
最後に重要な点をもう一度:エントリーは2025年5月13日から開始され、定員に達し次第締め切られます。人気の大会なので、参加をお考えの方はお早めに申し込みをされることをおすすめします。
【お急ぎニュースメディア OISO(オイソ) 湘南エリア担当記者 長嶋 駿】