平塚市は、市中心部にある三つの公共施設を統合し、新たに「平塚市文化公園会館」として2026年4月に開館する予定であることが分かった。市議会3月定例会に施設の設置条例案が提出されており、可決を受けて正式に名称が決定する。
施設統合の背景
平塚市は、現在の教育会館に、閉鎖予定の「平塚市勤労会館」と「青少年会館」の機能を集約し、新たな施設として「平塚市文化公園会館」を設置する方針を決定した。この統合により、公共施設の効率的な運営を図るとともに、市民サービスの向上を目指している。
会館の運用概要案
「平塚市文化公園会館」は、利便性を高めるため、会議室の利用を有料化する案が検討されている。以下のような運用案が示されている。
- 開館時間:9時~21時(第1・3月曜日、12月29日~1月3日は休館)
- 利用時間:2時間単位で予約可能、利用枠を拡充
- 優先利用団体:勤労者団体、青少年関係団体、教育関係団体など、施設の設置目的に合致する団体は先行予約が可能
- 使用料:現行の負担水準を維持するため、減免措置を実施
- 利用制限:
- 会議、研修、講習などの目的で利用可能
- 運動、音楽、飲食を中心とした利用は禁止(ただし、会議に伴う飲食は許可)
今後のスケジュール
市議会での条例案可決後、正式に「平塚市文化公園会館」としての名称が確定し、2026年4月の開館を目指して準備が進められる予定だ。これにより、市内の公共施設の活用が一層促進されることが期待される。
参考:https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1152833.html
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/press/page02_e00001_02831.html
https://matsumoto-toshiko.jp/wp-content/uploads/2025/02/58877bc421ead4d8b8efd054f993c510.pdf
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/common/200146797.pdf