静岡県を中心に再び増加する新型コロナ感染者数――「カミソリ飲み込む痛み」新型株「ニンバス」も猛威、注意報発令の現状をやさしく解説

2025年8月29日、静岡県では約7か月ぶりに新型コロナウイルス感染拡大注意報が発令されました。県独自の基準値を上回る感染者の増加を受けて、県民や関係者への注意喚起が強化されています。全国的にも複数の地域で新たな変異株「ニンバス」の流行を背景とした感染拡大が懸念されており、特に「カミソリを飲み込んだような痛み」と表現される喉の強い症状が注目を集めています。

感染拡大注意報、7か月ぶりに静岡県で発令された理由とは

静岡県健康福祉部 感染症管理センターは8月29日付で感染拡大注意報を発表しました。これは、

  • 県内の新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者数が8人を超えた
  • 流行期間が長期化する見込みがある
  • 新たな変異株「ニンバス」による急激な感染拡大の可能性

など、いくつかの要因が重なったためです。特に、高温多湿な夏場でありながらも、油断せず感染対策の徹底が呼びかけられています。

「カミソリ飲み込む痛み」で話題に――新型変異株「ニンバス」感染症状の特徴

今回の流行で注目されているのが新型変異株「ニンバス」です。主な症状としては

  • これまでのコロナ株とは異なり、「カミソリを飲み込んだような強い喉の痛み」が現れること
  • 高熱や倦怠感、咳などの従来症状も見られるが、喉の違和感や刺すような痛みを訴える人が多いこと

が報告されています。痛みの程度は個人差がありますが、従来型よりも喉への影響が強く、飲食や会話にも支障が出るケースも見られています。

感染者急増の現状と地域社会の反応

静岡県内では感染者数が着実に増加しており、公的機関や医療機関でも対策の見直しが進められています。

  • 県は感染状況を週ごとに分析し、定点医療機関からの報告数が県独自の基準値「8人」を上回ったことも受けて注意喚起
  • 感染拡大が収束するまで外出や行事への参加は慎重に検討するよう呼びかけ
  • 高齢者や基礎疾患を持つ人、子どもを中心に予防行動の強化が求められている

「感染拡大注意報」は解除基準も定められており、一定期間の新規感染者減少や医療体制の安定が確認されれば段階的に発令が解除される運用です。

特に夏に有効な感染対策と医療現場からのメッセージ

真夏の感染対策としては、次のような点が特に強調されています。

  • 十分な換気:屋内では冷房を使用中も窓を少し開ける、換気扇を併用するなどして室内空気の循環を良くする
  • 湿度の管理:エアコン稼働時は加湿器などで湿度を保つと感染リスクを軽減できる
  • マスク・手指消毒・うがいは状況に応じて徹底
  • 発熱や咳、強い喉の痛みなどの症状が出た場合には早めに医療機関を受診する

特に新型株「ニンバス」が拡大している今、「換気」や「湿度」の管理は基本的でありながらも非常に重要なポイントです。夏場でも油断せず、体調の変化に敏感に対応することが呼びかけられています。

県独自の感染情報提供と住民向けサポート

静岡県では公式ホームページやYouTubeチャンネルを活用し、住民へ向けて

  • 感染状況の定期的な情報発信
  • 家庭や職場で実践できる感染予防策の紹介
  • 感染拡大時の相談窓口やサポート情報

をわかりやすく提供しています。特に注意報発令時には、多言語対応や聴覚障害者向けのサポートも強化されており、誰もが必要な情報にアクセスできる体制が整えられています。

今後の見通しと私たちができること

県内外での感染者増加や「ニンバス」株の流行動向を受けて、今後も

  • 感染者数の定期的なチェックと情報アップデート
  • 自身や家族の健康観察
  • ワクチン接種や必要な医療の早期受診

が重要となります。とくに小さなお子様や高齢者、持病のある方がいるご家庭は、引き続き注意が必要です。

予防意識が広がることで、地域全体のリスクを下げることにつながります。これからの季節変化にも備え、できることから対策を始めていきましょう。

静岡県健康福祉部 感染症管理センター長からの呼びかけ

最後に、静岡県健康福祉部 感染症管理センターの後藤センター長は、「感染拡大注意報が発令されました。感染予防の基本(手洗い、マスク、換気など)を再徹底していただき、日々の健康観察もしっかり行ってほしい」とメッセージを発表しています。皆様一人ひとりの行動と協力が、地域社会全体の健康と安全を守る力になります。

参考元