南野陽子、子ども時代からの「お父さん子」エピソードと初の富士山登頂体験を語る
いつまでも変わらぬ美しさと多彩な才能で愛され続ける歌手・女優の南野陽子さんが、2025年7月23日に放送された「徹子の部屋」に出演し、これまであまり語られることのなかった子ども時代の思い出や、近年の登山への挑戦について赤裸々に語りました。
子どもの頃は「お父さん子」だった
南野さんは幼少期から「お父さん子」だったことを明かし、その深い思いを吐露しました。彼女にとって父親は大きな存在であり、どんな時も家族の中心として支えてくれたといいます。3年前に悔いなく見送った経験は、彼女の人生観や現在の価値観にも大きな影響を与えているそうです。
30代後半で初めて挑んだ富士登山
南野さんの趣味の一つに「登山」がありますが、実は本格的な登山デビューは30代後半、人生の中で比較的遅い時期でした。初めての挑戦は日本の象徴とも言える富士山でした。その当時は運動が苦手だったこともあり、辛い思いをしながらも「挑戦する気持ち」をとても大切にしていたといいます。
登る間には、悩みや日常のもやもやを整理するために心の中で「ひとり記者会見」を開くことが自分なりのメンタルケアになったとも語りました。
陣馬山での初登山の魅力を伝える
2025年に入り、南野さんはテレビ番組「そこに山があるから」で、神奈川県と東京都にまたがる標高855メートルの陣馬山(じんばさん)に登頂。山頂からは富士山や奥多摩の山々、都心の景色を望む360度のパノラマビューを楽しみました。山頂の茶屋では名物の陣馬そばを味わい、登山の素晴らしさを視聴者に伝えています。
歌手デビュー40周年を記念した豪華3枚組の限定アナログレコードを発売
また、南野陽子さんはデビュー40周年を迎え、その節目を記念して全31曲を収録した3枚組の限定アナログレコードを発売しました。これまでのキャリアを振り返るファン必携の豪華盤として、多くの反響を呼んでいます。
40年にわたる音楽活動の中で生まれた名曲の数々がアナログ盤で蘇り、彼女の音楽的軌跡をじっくりと味わうことができる内容となっています。ファンにとっては特別な思い出の品となるでしょう。
「ひとり記者会見」で自身と向き合う
近年の登山体験の中で、南野さんが行っている独特のメンタルケアが「ひとり記者会見」。登山中に頭の中で自分自身に語りかけ、日々の思いや悩みを言語化することで心を整理する習慣です。この独自の方法が、歌手や女優業だけでなく、プライベートの充実にもつながっているとのことです。
総括
南野陽子さんは、歌手として華やかなデビューから40年を経てさらに輝きを増し、その一方でプライベートでは自然と向き合い、家族や自身と深く繋がる時間を大切にしています。初の富士山登頂や陣馬山での登山体験を通じて新たな楽しみと発見を得ており、これからも多面的な魅力で多くの人々を惹きつけることでしょう。