【8月26日 天気速報】北海道は警報級の大雨に要警戒 関東~沖縄はゲリラ雷雨の恐れ

本日の天気のポイント

  • 北海道を中心に、警報級の大雨の恐れが高まっています。最新の警報や避難情報に十分注意してください。
  • 関東から沖縄にかけては、大気の状態が非常に不安定で、急なゲリラ雷雨や突風の危険があります。
  • 全国的に蒸し暑い一日となり、熱中症への警戒も必要です。

8月26日(火)全国の天気概況

本日8月26日は、前線を伴った低気圧が発達しながら北日本に近づいており、北海道など北日本を中心に大雨となる見込みです。また、西の地方でも午後から大気の状態が非常に不安定になっています。

北海道:記録的な大雨に厳重警戒

  • 北海道では、1時間あたり最大80mm近くの非常に激しい雨が予想されています。
  • 特に道北・宗谷地方では、既に大雨警報(水害)が発表され、土砂災害や低地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重な注意が必要です。
  • 今日から明日27日明け方にかけての予想降水量は多いところで北海道地方で180ミリに達する見通しです。東北地方も一部100ミリに達する恐れがあります。
  • 北海道では、雷を伴った非常に激しい雨、局地的な竜巻や落雷、降ひょうなど、さまざまな気象災害のリスクが高まっています。「発達した積乱雲」の兆しに気を配りつつ、危険を感じたら速やかに頑丈な建物内へ避難してください。
  • 農作物や農業施設の管理にも十分な注意が求められます。

北海道にお住まいの方は、ラジオやテレビ、インターネットなどで最新の気象情報や自治体からの避難情報をこまめに確認し、強い雨が降ってきた場合は早めの行動を心がけましょう。また、日が落ちて暗くなるため、夜間の不用意な外出は控えてください。

関東から沖縄:ゲリラ雷雨と猛暑続く

  • 関東、東海、近畿、四国、九州および沖縄では、日中にかけて晴れ間も広がりますが、午後を中心に大気の状態が不安定となります。
  • 急な強い雨(いわゆるゲリラ雷雨)、落雷、突風の発生が見込まれ、短時間で道路が冠水したり、交通機関の乱れも発生しやすくなります。屋外活動の際は、雲の様子や雷鳴に十分気を配ってください。
  • また、急な天候悪化の際には、丈夫な建物の中への避難や、河川や用水路など危険な場所から離れるなど、安全確保に気をつけましょう。
  • 日中の最高気温は各地で30度以上まで上がるところも多く、蒸し暑さ・熱中症対策も必須です。

降雨予想と警戒すべき時間帯

地域 予想24時間降水量(多い所) 主な警戒時間帯 主な警報・注意報
北海道 180ミリ(26日朝6時〜27日朝6時まで)
追加で80ミリ(27日朝6時〜28日朝6時まで)
26日午前~27日明け方 大雨・洪水警報(稚内市ほか)、雷、突風、降ひょう警戒
東北 100ミリ(26日朝6時〜27日朝6時まで)
追加で100ミリ(27日朝6時〜28日朝6時まで)
26日午後~27日明け方 大雨・雷、突風警戒
関東~沖縄 局地的な激しい雨・雷雨 日中〜夕方
(特に午後)
急な雷雨・突風・落雷・降ひょう警戒

雨や災害への備え方・注意事項

  • 大雨や突風が予想される地域では、早めの避難や安全な場所への移動を意識しましょう。特に川や崖、用水路付近は危険です。
  • 土砂災害警戒区域や冠水しやすい地域、低地などにお住まいの方は、避難ルートの確認や避難指示の際の同行避難者、移動手段などもあらかじめ確認しておきましょう。
  • 農業を営む方は、ビニールハウスや農作物の事前の補強・管理、収穫物の早めの収穫を心がけてください。
  • 通勤通学、外出の際は雨具や濡れてもよい靴などを準備しましょう。携帯充電懐中電灯、非常用品の準備もお忘れなく。
  • 雷が近づいたと感じたら、できる限り車内や建物内に待避し、屋外の高い場所や木の下など危険な場所からは離れてください。
  • ゲリラ雷雨時は、下水道や用水路の急な増水・冠水にも注意が必要です。

気温の推移と体感

  • 東日本や西日本、沖縄地方にかけては、日中を中心に30度を超える真夏日~猛暑日となるところがあります。
  • 北海道や東北でも、一部地域で湿度が高く、ジメジメ・ムシムシと蒸し暑い体感になる予想です。
  • こまめな水分補給・適切な冷房利用・無理な外出は控えるなど、引き続き熱中症対策を実施してください。

今後の天気の見通し

北海道の大雨のリスクは、明日27日午前まで続く予報となっており、夜間から明け方にかけても警戒が必要です。また、今日午後から夜にかけては、北日本の広範囲で局地的に激しい雨や雷のリスクが高まります。

東日本〜西日本、沖縄でも、引き続き午後から夜間にかけては急な雷雨や突風の恐れがあるため、日中は青空でも、午後は常に空模様の変化にお気をつけください。

最新情報と注意すべき点

  • 気象庁や自治体などからの警報・注意報の発表に常に注意し、気象アプリやウェブサイト、ニュース等で随時情報を確認してください。
  • 集中的な降雨や雷雨による鉄道や道路の混乱、停電などのライフラインへの影響、また交通事故の増加も懸念されますので、可能な限り余裕をもった行動を心がけてください。
  • 不安定な気象状況がしばらく続く可能性がありますので、「自分は大丈夫」と思わず、周囲の方々とも声をかけ合い、身近な人の安全にも気を配りましょう。

まとめ

本日8月26日は、北海道を中心とする北日本では警報級の大雨に厳重警戒が必要であり、関東から沖縄の広範囲で急な雷雨や突風への注意が求められます。気温も高く蒸し暑い一日となるため、熱中症や水害、雷害への多重の備えを忘れず、命を守る行動を心がけてください。

気象情報は、刻々と変わります。最新の警報や注意報、自治体からの避難情報に常に耳を傾け、「自分と家族の命を守る」ため最善を尽くすよう、ご注意をお願いいたします。

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