サマリー

京都高島屋は、サステナブルな未来を考えるための取り組み「TSUNAGU ACTION WEEKS」を実施し、エコ&エシカルな商品やイベントを通じて、地域社会と地球環境への意識を高めています。特に、絶滅危惧種をテーマにした雑貨や、リサイクル活動を通じた循環型社会の実現を目指すプロジェクトが展開されています。

高島屋のサステナブル活動「TSUNAGU ACTION」

高島屋では、「この地球を、次の世代へつなぐために私たちができること」をテーマに、サステナブルなライフスタイルを促進する活動「TSUNAGU ACTION」を進めています。この活動の一環として、毎年4月と10月に実施される「TSUNAGU ACTION WEEKS」では、各店舗やオンラインストアで、地球環境や未来について考えるきっかけとなる商品やイベントが展開されます。

FOR PLANET 美しい地球と、未来へ

「TSUNAGU ACTION WEEKS」では、特に注目されるポップアップショップがいくつか設置されています。まずは、絶滅危惧種をモチーフとした雑貨アイテム「カトコア マモル」が1階の婦人洋品売場に登場し、気候変動の影響を身近に感じることができる商品が提供されています。

さらに、4月16日から20日までの期間、7階のグランドホールでは、ペットボトルから生まれた素材を使用した婦人靴ブランド「VIVAIA」が初出店します。快適なシューズを通じて、エコな選択肢を提案します。また、6階のPOP UP STAGE 63では、4月9日から15日まで、バイオマスプラスティックを使用したピクニックテーブルウェアブランド「Nogakel」が紹介され、持続可能な商品が注目を集めます。

循環型社会の実現を目指す「Depart de Loop」

高島屋は、循環型社会の実現を目指し、「Depart de Loop」というプロジェクトも進めています。3階のPOP UP STAGE 32では、衣料品回収が行われ、不要になった衣料品を回収し、リサイクルシステムを通じて地球の資源に再生します。ポリエステル製品は再びポリエステル製品に生まれ変わり、まだ着られる服は寄付やリユースされます。

また、同じく3階の「ベルナチュレール」では、化粧品の空容器や役目を終えたメイク用品の回収も行われ、これらは新たな資源として生まれ変わります。特に、4月9日から15日までの期間中、回収アイテム1点につき500円の「お買物クーポン」が配布されるキャンペーンも実施され、参加者の意識を高める取り組みが行われています。

地域文化の発信

「TSUNAGU ACTION WEEKS」では、地域の文化を広げる取り組みも行われています。4月16日から22日まで、5階の呉服売場では、室町時代から続く近江上布を用いた麻の和装アイテムが紹介され、地域の伝統を感じることができます。また、地下1階のPOP UP STAGE 05では、「母ごころ食堂」が出店し、地域の食文化を広める活動も行われています。

終わりに

高島屋の「TSUNAGU ACTION WEEKS」は、地球環境や地域文化への意識を高める素晴らしい機会となっています。サステナブルな未来を考えるきっかけを提供するこの取り組みは、今後も多くの人々に影響を与え、持続可能な社会の実現に向けた一歩となることでしょう。詳細は、京都高島屋の公式サイトをご覧ください。公式サイト