今夜、国際宇宙ステーション「きぼう」を見よう!
2025年7月28日夜、「国際宇宙ステーション(ISS)」にある日本実験棟「きぼう」が、西日本の広範囲で非常に良い条件のもと観測できます。気象予報士の青山亜紀子さんによると、この日は20時27分頃から「きぼう」が西日本の夜空を通過し、観察するのに適しています。全国的にも観測できるチャンスとして注目されています
国際宇宙ステーション(ISS)と「きぼう」について
ISSは地上約400km上空を秒速約7.7kmで周回している人工の宇宙ステーションです。このステーションには日本が開発した「きぼう」という日本実験棟が搭載されており、日本の宇宙技術の象徴となっています。夜間は太陽光を反射して非常に明るく輝くため、条件が整えば肉眼で「星」のように見ることが可能です
今夜の「きぼう」観測の好条件とは?
- 観測開始時間:7月28日 20時27分頃
- 最大仰角:およそ30度〜45度(西日本の多くの地域で空高く通過)
- 方角:南西から北東にかけての軌跡で移動
- 天気の影響:西日本は比較的晴天予想で、観測に適した空模様
このように「きぼう」が高い角度で見えることは珍しく、より長時間、はっきりと観察できる絶好の機会です
観測のポイントと楽しみ方
- 人工衛星のようにゆっくりと夜空を横切る「きぼう」を見つけましょう。
- まわりの星よりも明るく動く光点なので、初めての人でも発見しやすいです。
- スマートフォンアプリや専門サイトで、観測の正確な時間や方向を事前に確認してから外に出ると便利です。
- 西日本では特に見やすいので、夕涼みがてら家族や友人と夜空を見上げるのも楽しみ方の一つです。
「きぼう」観察イベントも開催予定
国際宇宙ステーションをリアルタイムで観察するイベントも定期的に開催されています。これらのイベントでは専門家の解説を聞きながら、みんなで「きぼう」の観測を楽しめます。最新のイベント情報は公式SNSなどで随時案内されているので、参加を希望する場合はチェックしてみてください
まとめ
2025年7月28日夜、西日本では「国際宇宙ステーション(ISS)」日本実験棟「きぼう」が観測の好条件となります。20時半前後から空を見上げると、明るく光る人工衛星のような「きぼう」の姿を発見できます。晴れていれば誰でも楽しめる自然の宇宙ショー。ぜひこの機会に夜空を眺めて、宇宙とのつながりを感じてみてはいかがでしょうか。