「訳さない英語力」を鍛えるお芝居仕立ての英語教室EIG誕生!
株式会社ONEDAY(本社:北海道札幌市)は、2025年10月に英語教室「EIG(English Immersion Garden)」を札幌・円山に開校した。EIGは「英語を知識から体験へ」をテーマに、演劇や実験、日常体験を通じて子どもが自ら英語を使い始める力を育む新しい英語教育メソッドを提供する。開校を記念して【初月半額キャンペーン】を実施中で、詳細は公式Instagram(こちら)で確認できる。
日本の英語教育の現状
小学3年生から英語が必修化されて10年以上が経過したが、文部科学省の全国学力調査(令和5年度)によると、中学生で「英語を使って自分の考えを話せる」と答えた生徒はわずか18.4%にとどまっている。英語の授業は増えたにも関わらず、英語が話せる子どもは増えていないという現実が、日本の英語教育の根本的な矛盾を浮き彫りにしている。
EIGの教育理念
EIGの校長・島村直美は、30年にわたり英語教育に携わる中で、この構造的な壁を見てきた。彼女自身も中学時代に英語が「暗記と正解を当てる勉強」になった瞬間に好奇心を失い、ついには高校を中退するという経験を持つ。偶然出会ったのは、「英語を日本語に訳さずに学ぶ」独自の教育法だった。これにより、彼女は“英語で考える”という新しい学び方に衝撃を受け、TOEIC満点を達成する成功体験を得た。
島村は札幌に拠点を移し、自身も子育てをしながら教育に携わる中で、「子どもは“理解”より先に、“楽しさ”で動く」という真実に気づく。彼女は、小学生の息子が野球を通じてアメリカ代表チームに参加し、英語で仲間と笑い合う姿を見て、英語が“勉強”ではなく“世界とつながる力”であることを再確認した。
EIGのユニークなアプローチ
EIGでは、英語を「知識」ではなく「体験」で育てることを重視している。独自の手法「イメージリンキング®」を導入し、英語を日本語に訳さずに状況や感情、動作を結びつけることで、英語を“頭”ではなく“体”で理解することを目指す。
また、演劇教育の手法である「シアターゲーム」を取り入れ、子どもたちは体全体を使って英語の音・リズム・強弱を身体感覚として吸収する。この体験を通じて、感情を“演じる”のではなく、“感じたまま表す”英語を学ぶことができる。
社会で使う実践的な学び
さらに、EIGでは「ショッピングデー」を通じて、学んだ英語を実際の社会の中で使う機会を提供する。子どもたちは、レッスンで貯めたコインを使って自らお店を開くマーケットを企画・運営し、自然な会話を楽しむことができる。このように、EIGの体験型カリキュラムは、英語を使うリアルな場面を通して学ぶことを重視している。
終わりに
EIGは単なる英語教室ではなく、日本の英語教育を「体験型」に進化させるためのプロジェクトである。家庭・学校・地域が一体となり、子どもたちが日常の中で英語を“使う文化”を育てていくことを目指している。未来に向けて、生きた英語を話す子どもを増やし、英語教育の質を根本から変えていくことが期待される。




