2025年8月、京都を含む関西・関東で大雨と激しい雷雨に警戒を

2025年8月5日、京都を含む近畿地方では本日と明日6日にかけて激しい雨や雷雨に注意が必要です。特に7日には警報級の大雨の恐れがあるため、引き続き警戒が求められます。

近畿地方の天気状況と今後の見通し

気象予報士の三澤真子さんは5日、近畿地方に向けての天気予報を発表し、今日から明日にかけて局地的に激しい雨や雷を伴う可能性があると説明しました。さらに7日には警報級の大雨となる恐れがあり、交通機関の乱れや河川の増水、土砂災害などに十分な注意が必要です。

京都においても同様の状況が予想されており、川の増水や道路冠水のリスクが高まるため、安全確保を最優先に行動するように呼びかけられています。

関東甲信地方の大雨警報級の可能性

一方、関東甲信地方は6日に警報級の大雨になる恐れがあります。特に関東北部・南部では24時間で80ミリの雨が予想され、甲信地方も60ミリ程度の降水量が見込まれています。これにより、土砂災害や河川の増水、低地の浸水などの危険性が高まっています。

また、9日(土)から10日(日)にかけても雨の影響が続き、注意が必要です。全国的に大雨のリスクが高まっているため、最新の気象情報の確認と早めの対策が勧められます。

栃木県の竜巻注意情報も発表

8月5日17時06分には栃木県全域に竜巻注意情報が発出されました。急激に発達する積乱雲に伴う竜巻や強風に警戒が必要で、屋外にいる方は安全な建物に避難を心掛けてください。

猛暑による体への影響にも注意

加えて、東海や関東甲信、近畿地方では6日も猛烈な暑さが続く見込みで、一部の地域では最高気温が38度以上、静岡市では40度の予想も出ています。熱中症の危険が高まるため、こまめな水分補給と無理のない行動が求められます。

山岳地帯での遭難注意も継続

なお、甲信地方の山岳では最近遭難事故が多発しており、疲労や体調不良による行動不能者も出ています。槍ヶ岳では68歳の男性が疲労のため救助されたケースが報告されており、登山計画は無理のない範囲で立てることが重要です。

まとめ

  • 京都をはじめとした近畿地方では、5日から7日にかけて激しい雨や雷雨、7日に警報級の大雨の恐れ。
  • 関東甲信地方では6日に警報級の大雨が予想され、土砂災害や浸水のリスクが高まっている。
  • 栃木県全域に竜巻注意情報が発令され、竜巻や突風に警戒が必要。
  • 猛暑の継続で熱中症対策が重要。
  • 山岳地域での遭難事故が多発しており、登山計画には十分な注意が必要。

これらの天気情報や警報の動向を随時確認し、身の安全を守る行動を心がけましょう。特に雨による災害が発生しやすい時期ですので、避難経路の確認や水害対策を進めておくことが大切です。

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