大阪・関西万博で盆踊りイベントが盛大に開催

2025年7月27日から28日にかけて開催された大阪・関西万博の「大阪ウィーク~夏~」イベントの一環として、大屋根リングで行われた盆踊りが大きな話題となっています。

特に7月28日(月)には、万博会場の世界最大の木造建築物である大屋根リング(全長約2キロメートル)上で、約8,000人の参加者が一体となって盆踊りを楽しみました。盆踊りの音頭取りを務めたのは、伝統的な河内音頭の家元、河内家菊水丸さんです。

大屋根リング盆踊りの魅力と特徴

  • 参加者数:約8,000人が大屋根リングを囲んで盆踊りを実施。国内外から集まった多くの人々が伝統の踊りを楽しみました。
  • 開催日時:7月28日(月)18時から18時30分までの約30分間。
  • スペシャルゲスト:西川きよしファミリーをはじめ、人気アイドルグループNMB48の泉綾乃さん、川上千尋さん、塩月希依音さん、水田詩織さん、さらにタレントのゆうちゃみ・ゆいちゃみ姉妹も参加。
  • 主催者の挨拶:吉村大阪府知事と横山大阪市長もクロストークで登場し、来場者や参加者を盛り上げました。

ギネス世界記録の更新に成功

7月27日(日)には、万博会場のEXPOアリーナにて、3,946人が同時に盆踊りを踊ることで、従来のギネス記録(2,872人)を大きく上回り新たな世界記録を樹立しました。

この記録は、決められた曲に合わせて5分以上、正確に踊りを披露するという厳しいルールのもと達成され、参加者たちは緊張しつつも笑顔で挑戦を楽しんでいました。

なお、「大阪・関西万博」ではこれまでも「世界最大の木造建築物」として大屋根リングが認定されているほか、吹奏楽の「ブラスエキスポ2025」で最大のマーチングバンドの世界記録も達成されており、多彩な分野で世界的な記録更新が続いています。

来場者数と盛り上がる「大阪ウィーク~夏~」のイベント

7月27日(日)の万博の一般来場者数は11.4万人に上り、連日多くの市民や観光客でにぎわっています。万博会場の大屋根リングのほか、周辺のポップアップステージでも盆踊りや各種パフォーマンスが繰り広げられています。

さらに、子どもたちによる書道パフォーマンスなどの文化的イベントも実施され、大阪の魅力と文化を発信する機会となっています。

参加者・関係者の声

河内家菊水丸さんは「盆踊りを通じて大阪の夏の賑わいを世界中に伝えたい」と話し、西川きよしさんも「多くの方と一緒に踊れて最高の思い出になりました」と語っています。

また、NMB48のメンバーたちも「伝統行事に参加できてうれしい。これからも多くの人に盆踊りの楽しさを伝えたい」と抱負を述べています。

夏の大阪万博を彩る伝統と文化の融合

今回の「大屋根リング盆踊り」をはじめとした一連のイベントは、伝統的な盆踊り文化と最先端の万博会場という現代的舞台が融合した特別な機会となりました。長さ2キロにも及ぶ大屋根リングの壮大な規模を活かし、多くの人々が一体となって楽しむことで、夏の大阪を象徴する催しとなっています。

「大阪ウィーク~夏~」は7月29日(火)まで開催され、多彩なパフォーマンスや体験イベントが続き、多くの人々が大阪の祭りと文化を満喫しています。

参考元