【東京】秋晴れ続くも暑さ再来、週後半は台風由来の蒸し暑さに注意

高気圧の影響で秋晴れ広がる東京

2025年9月21日現在、東京では大陸からの高気圧が流れ込み、秋晴れの日が各地で広がっています。本日は所により雲が広がるタイミングもあるものの、全体としては日差しも多く、お出かけやスポーツを楽しむにも良い陽気となりました。

午前9時時点の天気図によると、東京は晴れで、最高気温は31.1℃、最低気温は22.8℃と、9月下旬とは思えない暑さとなりました。また、関東各地でも真夏日となったところが多く、名古屋では31.6℃、大阪では30.9℃と、東日本を中心に厳しい残暑が続きました。

今後の天気と気温の見込み

明日22日(月)になると、東京では朝から晴れる予報となっており、この日は気温が本日よりやや下がり、最高気温は28℃前後になる見込みです。9月としては依然高めですが、極端な暑さは落ち着き、日中の体感も若干快適さが増すでしょう。

さらに23日(火)秋分の日も晴天が続き、最高気温は27℃程度と予想されています。9月下旬にしては高めですが、ここ数日の暑さからは一息つけるとみられています。

  • 22日(月):晴れ、最高28℃/最低21℃
  • 23日(火):晴れ、最高27℃/最低19℃
  • 24日(水):晴れ、最高28℃/最低18℃
  • 25日(木):晴れ、最高29℃/最低21℃
  • 26日(金):晴れ、最高32℃/最低23℃

気温が高止まりする傾向は今週後半にかけても続く見込みで、週末には再び真夏のような暑さが戻る場所が増える予報となっています。

東京都心、今週末の予想最高気温は33℃

今週末にかけて、東京都心では最高気温が33℃に達することが予想されています。この時期としては記録的な高温となる見込みで、お彼岸を過ぎても熱中症には注意が必要です。

天気予報では、週の前半は秋晴れが続きお出かけ日和になりますが、後半になると熱帯由来の暖かく湿った空気が関東に流れ込むため、次第に湿度が高まり、蒸し暑さがぶり返すとみられています。特に、台風周辺の影響で蒸し暑く寝苦しい夜が続く可能性も示されています。

関東地方、週後半は台風由来の蒸し暑さに注意

関東地方においては、週の後半にかけて台風由来の湿った空気が影響し、気温と湿度が一段と上昇する見通しです。最高気温が30℃を超える「真夏日」となる日も多く、体感としては真夏に戻ったような蒸し暑さを感じやすいでしょう。

気温の推移をみると、一日の気温差が10℃以上になる日もあり、朝晩は秋らしい爽やかな空気を感じられる一方、日中は汗ばむ陽気に。特に小さいお子さんやご高齢の方は、熱中症のリスクが高まるため、引き続き十分な対策が求められます。

熱中症対策は「お彼岸過ぎても」忘れずに

例年お彼岸の季節になると気温が下がり、過ごしやすさが増していきます。今年(2025年)はお彼岸を過ぎても高温・多湿の日が続くため、「もう暑さは終わっただろう」と油断しないようにしましょう。

  • 外出時は帽子や日傘、涼しい服装を心がける
  • 屋内でもこまめな水分補給を
  • 換気や適度な冷房を活用し室温管理を
  • 寝る前や夜間の熱中症にも要注意

特に今年は、秋分の日を境に一気に秋の気配が広がる年が多い中、「この陽気で油断してしまった」「扇風機やクーラーの片づけを急ぎすぎた」などの声も例年多く聞かれます。今年は10月初旬までは例年以上に暑さ・湿度対策を怠らないようにしましょう

服装の工夫と暮らしの知恵

近年、気温の変化が大きく、体調管理も難しくなっています。一日の気温差が大きいときは、薄手の羽織や長袖を持ち歩くのも有効です。最低気温が20℃を下回る日も増えてきますので、朝晩は肌寒さを感じることもあります。寝具やパジャマも少しずつ秋仕様に切り替えていくとよいでしょう。

また、新型コロナウイルスやインフルエンザなど秋冬シーズンの感染症の流行にも注意が必要です。体調を崩しやすい時期だからこそ、規則正しい生活と無理のない適度な運動を意識しましょう

まとめ

2025年9月下旬、東京および関東地方は秋晴れが続きつつも、例年以上の残暑・台風由来の蒸し暑さに警戒が必要な状況となっています。今週末にかけて東京都心の最高気温は33℃まで上がる予想で、熱中症リスクが引き続き懸念されます。お彼岸を過ぎても「夏」と「秋」がせめぎ合う、体調管理に気を付けたい1週間となりそうです。

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