2026年話題のNetflix新作――戸田恵梨香が細木数子を演じる「地獄に堕ちるわよ」ほか、日本発人気シリーズの最新ニュースを総まとめ

2025年9月、Netflixが発表したラインナップは、日本エンターテインメント界において注目の的となりました。伝説的な占い師・細木数子さんを演じる新シリーズ「地獄に堕ちるわよ」の発表を筆頭に、話題のジャンルを横断する大型配信作が目白押しです。本記事では、その内容に加え、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』新章や、豪華スタッフ陣によるコメディ新作など、2026年から始まる新たなエンタメの波をわかりやすくご紹介します。

戸田恵梨香主演「地獄に堕ちるわよ」――細木数子の衝撃的半生を描く

  • 主演:戸田恵梨香
  • 配信:Netflix独占、2026年予定
  • 監督:瀧本智行、大庭功睦
  • 原案:細木数子の実人生

昭和から平成にかけて日本で最も有名な占い師として世間を席巻した細木数子さん。彼女の「アンタ死ぬよ」「地獄に堕ちるわよ」といった強烈な決め台詞、“ダークヒーロー”とも評されたカリスマ性は多くの人々の記憶に残っています。そんな細木さんの波乱万丈な半生がドラマとして映像化されるのは、今回が初めてとなります

主演を務める戸田恵梨香さんは、自身も細木数子像に戸惑いながら、圧倒的な個性とエネルギーを体現する役作りに取り組んでいます。監督には、人間の複雑な内面を丹念に描く手腕で知られる瀧本智行氏と、本作のキャラクター構築に企画初期から深く関わった大庭功睦氏が名を連ね、脚本から演出まで重厚かつ濃密な作品世界を目指しています

細木数子とは――占い界の革命児、その功績と波紋

  • 1948年生。2000年代のテレビと出版で大活躍
  • 「六星占術」普及、著書はギネス記録に
  • テレビ番組での毒舌とカリスマ性が社会現象に

細木数子さんは、40代半ばで占い師としてブレイクするまで波乱の人生を歩みます。独特の「六星占術」は世間に一大ブームを巻き起こし、著書は「世界で最も売れた占い本」としてギネス記録に認定されています。テレビでも辛辣で歯に衣着せぬコメントと強烈な個性で人気を集め、2000年代の日本における占いブームの象徴となりました

しかし、その一方で過激な発言や厳しい占いが社会的議論を呼び、賛否を分ける“問題人物”としてもメディアを賑わせました。2026年配信の新作ドラマでは、知られざる素顔やメディアが報じなかったヒューマンドラマにもスポットが当てられる予定であり、私たちの知る細木数子像が大きく揺さぶられることとなりそうです

Netflix新作「地獄に堕ちるわよ」の見どころ

  • 戸田恵梨香による圧倒的な細木数子の再現
  • 豪華スタッフが描く、リアルでヒューマンな“細木像”
  • 謎に包まれた過去や多面的な人間性への深いアプローチ

「地獄に堕ちるわよ」は単なる伝記ドラマではなく、人間の本質と社会のリアル、そしてカリスマの“裏側”にまで迫る作品です。戸田恵梨香さんも「私が細木数子をやるなんて誰も思わなかった」と語るように、世間のイメージを覆す挑戦的な役柄となります。本作がどのような形で現代視聴者に響くのか、期待が高まっています

「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」Netflixで世界配信決定

  • 原作:荒木飛呂彦
  • 人気シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の第七部
  • Netflixで世界同時配信

国内外の熱烈な「ジョジョ」ファン待望の新章、『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』が、ついにNetflixで独占世界配信されることが決定しました。原作コミックは、アメリカ大陸横断レースを舞台にした壮大な冒険譚で、従来のジョジョシリーズとは一線を画すドラマ性・スケール感が魅力です

アニメーション制作陣はこれまでの技術とノウハウを活かしつつ、海外にも通じるハイエンドな映像・演出を目指しているとのこと。新たなスタンド能力、新規キャラクター群、そして荒木飛呂彦氏ならではの世界観が、再び世界中を席巻することは間違いありません。

役所広司×宮藤官九郎のコメディ「俺のこと、なんか言ってた?」Netflixで配信

  • 主演:役所広司
  • 脚本:宮藤官九郎(通称クドカン)
  • ジャンル:シチュエーション・コメディ
  • 配信予定:2026年、Netflix

もう1つの注目作が、俳優・役所広司さんと脚本家・演出家の宮藤官九郎さんがタッグを組む「俺のこと、なんか言ってた?」です。何気ない日常の一コマを独特のユーモアで描くコメディであり、日本ドラマの新たな可能性を感じさせる企画です

役所広司さんの巧みな演技力と、数々のヒット作を生み出してきたクドカン脚本との相乗効果は、早くも多方面から大きな期待を集めています。重厚な人間ドラマからライトな笑いまで、今の日本ドラマが持つ多様性を象徴する作品になることでしょう。

まとめ――2026年のNetflix作品群が示すエンタメの未来

この秋発表された「地獄に堕ちるわよ」、「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」、「俺のこと、なんか言ってた?」という三本柱は、それぞれ異なるジャンルやテーマでありながら、日本が世界に誇る独自のクリエイティブを象徴しています。実在の破天荒な女性占い師、伝説的コミックのアニメ化、そして人気脚本家と名優のコメディ。この多様性こそが、今後の日本発エンタメのさらなる飛躍を予感させます。

Netflixというグローバルな配信プラットフォームを通じて、これらの作品が私たちのもとへ届けられる日も、もうそう遠くはありません。それぞれの新作がどのように私たちの心を動かすのか、続報にぜひご期待ください。

参考元