横山裕が初の父親役に挑戦!松本まりか主演のミステリードラマ「元科捜研の主婦」2026年1月放送決定

テレビ東京の人気ドラマ枠「ドラマ9」で、2026年1月からスタートする新作ドラマ「元科捜研の主婦」の製作が発表されました。このドラマは、テレビ東京と講談社が共同で原作を開発したオリジナルストーリーで、ミステリーとホームドラマを融合させた作品として大きな注目を集めています。

主演は松本まりか、夫役に横山裕

主人公の吉岡詩織を演じるのは、2024年にテレ東で放送された「夫の家庭を壊すまで」で社会現象を巻き起こした松本まりかです。同作品は見逃し配信数でテレ東史上最高記録を達成するなど、視聴者から大きな支持を受けました。

そして、松本が演じる詩織の夫・道彦役を担当するのが横山裕です。横山は今回のドラマで初めて父親役に挑戦することが明かされました。この挑戦について、横山は「プロデューサーさんから直筆のお手紙をいただき、すごく熱い想いが書かれていて、『ありがたいなぁ』と素直に思いました」とコメントしています。

ストーリーと登場人物

ドラマは、かつて「科捜研のエース」と呼ばれた主人公・吉岡詩織が、現在は退職して5歳の息子・亮介を育てながら家事と育児に奮闘する姿を描きます。松本は役について、「科学一筋、科学の天才、正真正銘の超リケジョ。横山さん演じる自分とは正反対の夫と出会い、生まれてくる子供のためにスパッと科捜研を辞め子育て主婦業をはじめる」と語っており、「おそらく彼女にとって主婦業は未知なる科学に溢れた煌めく世界なんでしょう。大好きな科学を超えて、家庭や家族が幸せの最高峰!」と役のイメージを説明しています。

横山が演じる夫の道彦は、つい最近捜査一課に異動したばかりの新米刑事です。推理力はまだ発展途上ですが、時折「核心を突くようなカン」を発揮するというキャラクター設定となっています。横山は「自信がないところもあるんですけど、ちゃんと芯はある人なんです。奥さんが仕事を辞めたことへの後ろめたさとか、職場の中での葛藤とか、いろんな思いを抱えながら今を必死に頑張っています。その揺れ動く気持ちを、うまいこと出せたらいいなと思っています」と役に対する想いを述べています。

さらに、二人の息子・亮介役には人気子役の佐藤大空が起用されました。好奇心旺盛な息子も、子どもならではの純粋な視点で捜査に協力するという設定です。

ミステリーとホームドラマの融合

本作は単なるミステリードラマではなく、現代の夫婦や家族のあり方を描くホームドラマとしての側面も備えています。詩織の科学的推理を中心に、道彦と亮介がそれぞれの視点と力を持ち寄って事件に挑む「一家総動員」の本格的なミステリーでありながら、温かみのあるファミリードラマとしての側面が特徴となっています。

松本は「『幸せ』に真っ正面から向き合ってみたい」とコメントしており、前作の「夫の家庭を壊すまで」とは異なり、「温かな家庭を作る物語」を目指していることを明かしています。

スタッフ情報と放送詳細

脚本は、尾崎将也、鹿目けい子、岡崎由紀子、光益義幸が担当します。毎週金曜日午後9時にテレビ東京で放送され、地上波放送後はTVerで見逃し配信が行われます。さらに、Prime Videoでの見放題独占配信も予定されており、複数のプラットフォームで視聴できる環境が整備されています。

横山裕の初父親役への期待

横山は、20年以上ぶりに松本と夫婦役として共演することについて、「とても感慨深い」と語っています。また、キャストの豪華さについても触れ、「キャストも本当に豪華で、面白く魅力的な方たちばかり!」とコメントしており、高い期待を持ってプロジェクトに臨んでいることが伝わります。

佐藤大空も「オーディションに受かって嬉しかったです。松本さんは優しくて、横山さんは面白かったので演じるのが楽しみです」とコメントしており、現場の雰囲気が良好であることがうかがえます。

視聴者へのメッセージ

本作について、スタッフとキャストからは「ミステリーとしても、ホームドラマとしても、どちらの魅力も楽しんでいただけるはずです」というメッセージが寄せられています。科学的な謎解きと家族の絆を描く温かいストーリーの両立という、新しいタイプのドラマとして視聴者から期待が集まっています。

テレビ東京は前作「夫の家庭を壊すまで」で高い視聴率と配信数を記録しており、その成功の上に立って制作されるこの新作ドラマの展開が大きく注目されています。2026年1月からの放送開始を待つファンも多く、すでに話題を呼んでいる作品となっています。

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