柳葉敏郎、「ドンケツ season2」で魅せる“静かな凄み” 伊藤英明も「見ていて怖かった」と語る肉弾アクションの舞台裏
俳優・柳葉敏郎が出演するDMM TVオリジナルドラマ「ドンケツ season2」が配信中です。北九州を舞台にしたハードな任侠アクションの中で、柳葉は“静かな迫力”を放つ重要人物として作品を支えています。主演の伊藤英明が「見ていて怖かった」と語るほどの肉弾アクションや、東京コミコン2025でのキャスト陣のトークから、その魅力と舞台裏が少しずつ明らかになってきました。
「ドンケツ season2」とは? 北九州発の“修羅の世界”が全国規模へ
DMM TVオリジナルドラマ「ドンケツ season2」は、修羅の国・北九州での抗争が、日本全国を巻き込む一大抗争へと発展していく姿を描くアクションドラマです。 原作は、たーし氏による人気漫画「ドンケツ」。
物語の中心となるのは、伊藤英明演じる伝説のチンピラロケマサ。仲間の死を乗り越え、因縁の相手・野江谷との最終決戦に向けて、命を張った闘いに身を投じていきます。
シーズン2では、前作からの宿命的な対立がいよいよ決着へと向かうクライマックスが描かれ、アクション、ドラマ性ともにスケールアップしているのが特徴です。
柳葉敏郎が放つ“静かな凄み” 伊藤英明も驚いた存在感
「ドンケツ season2」には、濃厚な個性を持つ俳優陣が多数参加していますが、その中でも観客の視線を集めているのが柳葉敏郎です。東京コミコン2025のステージで、伊藤英明は柳葉と初めて正面から対峙したシーンを振り返り、「本当にすごく格好よかった」と語り、シーズン2のクライマックスを担う存在として、その演技に最大限の信頼を寄せていました。
柳葉演じるキャラクターは、派手に怒鳴り散らすのではなく、静かな表情、抑えた口調の中に凄みを宿すタイプ。ステージ上でも、「静かなこの熱いもの」を感じたと伊藤が称賛しており、柳葉ならではの“大人の迫力”が、作品世界に深みを与えていることがうかがえます。
同じステージでMCが柳葉の雰囲気を「やっぱり本当素敵な雰囲気ですね」と評し、現場の空気を引き締める存在としても信頼されている様子が伝えられました。
「見ていて怖かった」肉弾アクションの裏側 第5話の見どころ
モデルプレスのインタビューによると、「ドンケツ season2」第5話では、肉弾戦のアクションシーンが大きな見どころになっているといいます。 同話の配信開始に合わせて場面写真が公開され、東京コミコンのステージ直後に行われたインタビューでは、伊藤英明と柳葉敏郎が、その激しいアクションについて語りました。
詳細な殺陣の中には、殴る、蹴るといった素手でのぶつかり合いだけでなく、体を張った接近戦が多く盛り込まれており、柳葉も「見ていて怖かった」と感じるほどの迫力だったと話しています。 ベテラン俳優である柳葉がそう表現することからも、現場でどれほどギリギリのリアリティを追求していたかが伝わってきます。
伊藤はこれまでにも数多くのアクション作品に出演してきましたが、本作では“ロケマサ”というキャラクターの生き様を体現するため、肉体づくりから動き方まで徹底的に役に寄せたストイックな取り組みを行っています。 その集中したエネルギーを真正面から受け止める柳葉との共演シーンは、まさに火花が飛ぶような緊張感を放っていると言えるでしょう。
東京コミコン2025に豪華キャストが集結 “ロケットランチャースペシャルステージ”とは
2025年12月6日、幕張メッセで開催された「東京コミックコンベンション2025(東京コミコン2025)」メインステージに、「ドンケツ season2」キャスト陣が勢ぞろいしました。
このステージイベントのタイトルは、
- DMM TVオリジナルドラマ『ドンケツ season2』ロケットランチャースペシャルステージ~東京コミコン2025にカチコミじゃ!~
と名付けられ、タイトル通り、“カチコミ”さながらの熱い雰囲気で行われました。
登壇したのは、
- 伊藤英明(ロケマサ役)
- 金子ノブアキ
- 青柳翔
- 本宮泰風
- 柳葉敏郎
- 原作者のたーし先生
といった豪華メンバー。 会場には作品ファンだけでなく、アクション、コミック、ドラマを愛する多くの来場者が集まり、作品の魅力や撮影裏話に熱心に耳を傾けました。
柳葉敏郎、東京コミコンステージで見せた“貫禄”と意外な素顔
東京コミコンのステージでは、出演陣が撮影時のエピソードやお互いの印象を語る中で、柳葉敏郎の“先輩俳優”としての一面と、チャーミングな素顔の両方が垣間見えました。
ステージのトークでは、伊藤英明が柳葉の過去の「喧嘩」を目撃したことがあると明かし、会場をどよめかせました。 ただし、詳細については「ここでは話せない」と濁され、冗談交じりに「これ以上話したら芸能活動ができなくなる」と笑いに包まれつつも、そのエピソードが持つ迫力をうかがわせました。
この“喧嘩”話に対して柳葉は、やや焦った表情を見せつつも、場を和ませるような受け答えで応じ、長年第一線で活躍してきたベテランらしい余裕と人間味を印象づけました。 こうしたやりとりは、柳葉が現場で“怖いだけの人”ではなく、チームの雰囲気を柔らかくするムードメーカーでもあることを伝えています。
「世代を問わず『次はどうなるの?』と言われる」柳葉のもとに届く反響
東京コミコンのトーク内で柳葉は、「世代を問わず、『次はどうなるの?』という期待感で声をかけられる」と、周囲から寄せられる反響を紹介しました。 原作ファンはもちろん、ドラマから作品に触れた視聴者も多く、若い世代から長年の任侠ドラマファンまで幅広い層が「ドンケツ season2」を楽しんでいる様子がわかります。
シーズン2は、原作で人気の高い“野江谷との最終決戦”が大きな山場になっており、伊藤も「原作ファンならよく知っているクライマックス」として視聴を呼びかけています。 その中で柳葉が演じる役柄は、物語の緊張感を支える重要なピースであり、観る者に「この先どうなるのか」という期待を自然と抱かせる存在となっています。
伊藤英明を支える“先輩”としての柳葉敏郎
シーズン2では、伊藤英明演じるロケマサがこれまで以上に追い詰められた状況に立たされ、心身ともに限界ギリギリの闘いを繰り広げます。 そのなかで、長年アクションや人間ドラマに取り組んできた柳葉の存在は、作品に重みを与えるだけでなく、主演・伊藤にとっても心強い支えになっていると考えられます。
東京コミコンのトークでは、伊藤が柳葉との共演シーンを「本当にかっこよかった」と振り返りつつ、“静かで熱い圧”を受け止めながら演じたことを明かしました。 画面上ではロケマサとして対峙しながらも、現場の裏側では、先輩俳優から刺激を受け、自身の演技をさらに高めていった様子がうかがえます。
また、ステージ全体の雰囲気からも、柳葉が若い世代のキャストと自然体で交流し、作品全体の一体感を作り出していることが感じられました。 こうした空気感はそのままドラマにも反映され、画面越しに伝わる“チームとしての熱量”につながっていると言えるでしょう。
配信中の「ドンケツ season2」で柳葉敏郎の“怖さ”と“温かさ”を味わう
DMM TVで独占配信されている「ドンケツ season2」は、すでに第5話までが配信され、以降も続きが楽しめる状態となっています。 修羅の国・北九州から全国へと広がる抗争、ロケマサと野江谷の宿命的な対決、そしてその周囲で渦巻く男たちのプライドと義理人情。
その中で柳葉敏郎は、決して多くを語らずとも、目線や立ち居振る舞いだけで場を支配するような“静かな怖さ”を表現しています。 一方で、イベントで見せたようなユーモラスで柔らかい人柄を知ると、ドラマの中での厳しい表情とのギャップを含めて、より一層その演技を味わえるはずです。
伊藤英明が「見ていて怖かった」と語るほどの肉弾アクション、そして東京コミコンのステージで垣間見えたキャストの絆。これらを頭の片隅に置きながら「ドンケツ season2」を観ることで、柳葉敏郎という俳優の魅力を、より深く感じられるのではないでしょうか。



