a-nation 2025 味の素スタジアム――XG、三浦大知、MAX・LINAが紡いだ2日間の軌跡

2025年8月30日と31日、真夏の東京・味の素スタジアムで開催された日本最大級の音楽フェスティバル「a-nation 2025」。今年も国内外から豪華アーティストが集い、2日間のイベントはのべ数万人を動員し、大きな盛り上がりを見せました。そのなかでも、XGのヘッドライナーとしての初ステージ、三浦大知の節目となる記念公演、そしてMAX・LINAの6年ぶりの復活出演が大きなニュースとなり、多くのファンに感動と興奮を届けました。

XG――初のヘッドライナー&初フルアルバム発表で衝撃走る

HIPHOP/R&BガールズグループXG(エックスジー)は、8⽉30⽇に「a-nation」初出場にしてヘッドライナーに抜擢されました。国内最大級の動員を誇るこのフェスで、XGは堂々たるパフォーマンスを披露し、今後のJ-POP/K-POPシーンの主役であることを印象づけました。
特にこの日のステージは、XGにとってスタジアム規模での初の堂々たるヘッドライナー出演。新しいヘアスタイルも披露し、ファンからは大歓声が沸き上がりました。
ライブ終盤では、来年2026年1月23日の初フルアルバム発売をサプライズで発表。「タイトル未定」とされたアルバムに期待が高まるなか、会場は驚きと歓喜の拍手に包まれました。

  • 会場:味の素スタジアム
  • 出演日時:2025年8月30日(土)
  • ヘッドライナー出演は初
  • 初フルアルバム(2026年1月23日発売)をサプライズ発表

XG a-nation 2025 セットリスト

  • TGIF
  • SOMETHING AIN’T RIGHT
  • NEW DANCE
  • GRL GVNG
  • HESONOO + X-GENE
  • WOKE UP
  • IYKYK
  • PUPPET SHOW
  • MASCARA
  • MILLION PLACES
  • IS THIS LOVE
  • LEFT RIGHT
  • SHOOTING STAR

XGのエネルギッシュかつ多彩な楽曲展開に、スタジアムは熱気に包まれました。1曲1曲がファンとの時間を作り出し、その熱いハーモニーは多くの観客の心を打ちました。「SOMETHING AIN’T RIGHT」や「LEFT RIGHT」など、グローバルなヒット曲が生み出す一体感は圧巻の一言でした。

ライブフィナーレでは、NEWアルバムのティザー映像も流れ、新たなステージへの期待感を高めるXGらしい演出が施されました。

三浦大知――a-nation10回目の節目、“共に作る景色”の美しさ

a-nationの歴史とともに歩んできたアーティストのひとり、三浦大知。2025年でa-nation出演は通算10回目という節目を迎え、本人も「ステージから見える皆さんと作った景色、本当にきれい」と感慨深いコメントを残しました。

ステージでは圧倒的なダンスパフォーマンスとボーカル力で、観客を魅了。長年培った表現力と信頼関係が、フェスという大舞台でさらに輝きを増していることを証明しました。ライブ中盤では、これまで支えてくれたファンへの感謝を優しい声で伝える場面もあり、集まった多くの観客の胸を打ちました。

  • a-nation出演:10回目
  • ファンと共に作り上げた景色への感謝
  • 変わらない情熱とダンスパフォーマンスの進化

また、三浦大知の出演はa-nationを象徴する存在として、これからも多くの音楽ファンに愛されていくことを予感させます。毎年の恒例となった彼のステージは、フェスの一体感を生み出す不可欠なものとなりました。

MAX・LINA――6年ぶり歓喜のステージ「最高の思い出になりました!」

90年代〜2000年代のJ-POPシーンを代表するダンス&ボーカルグループMAXのLINAが、6年ぶりにa-nationのステージへ帰還。満員の観客から大歓声が巻き起こり、会場にはかつてのヒットソングや新曲のパフォーマンスが響き渡りました。

LINAは「6年ぶりのa-nation出演、本当に最高の思い出になりました!」と笑顔でコメント。懐かしさと新たな感動が交錯するステージは、世代を問わない多くの音楽ファンに元気とパワーを届けました。往年のMAXのダンスとボーカルワークの再現から、現代J-POPの進化形まで、バラエティーに富んだステージングが特に若い観客や家族連れにも好評でした。

  • 6年ぶりのa-nation復帰出演
  • MAX楽曲を通じた幅広い世代へのメッセージ
  • LINA自身も感動しきりの「最高の思い出」

a-nation 2025の舞台裏――積み重なる“絆”と“進化”

a-nationは、2002年の初開催以来、累計600万人以上を動員し、日本のサマーフェスティバルの象徴となっています。味の素スタジアムでの2days開催やYouTubeによるライブ配信、オフィシャルグッズ販売など、多彩な取り組みが年々進化を遂げています。

それぞれのアーティストが年齢・キャリア・ジャンルを越え、自らの最新モードで観客に音楽の喜びを届け続ける姿は、フェスが世代や時代を越えて受け継がれてきた証。a-nation 2025も、その伝統と新たな可能性に満ちた2日間となりました。

ライブレポーターが振り返る――a-nation 2025のハイライト

  • ヘッドライナーのXGが圧巻のステージと新アルバム発表でシーンに新風を吹き込んだ
  • 節目の10回目となる三浦大知がファンと“景色”を共有し、音楽の力と絆を再確認させた
  • MAX・LINAは6年ぶり復帰で新旧ファンの心を響かせた

a-nation 2025は、新旧アーティストが交錯し、音楽そのものが時代を越えて受け継がれる特別な舞台だったといえるでしょう。観客とアーティスト、そしてそれを支えるすべてのスタッフが一体となり、この夏にしか経験できない唯一無二の空間を作り上げました。

今後のXG展開やイベント情報

  • XG初のフルアルバムは2026年1月23日リリース予定。特設サイトでも随時最新情報が公開予定
  • XG 1st WORLD TOUR “The first HOWL” EXHIBITIONは2025年9月1日(月)から1週間、東京・原宿ラフォーレミュージアムで開催

今年のa-nation 2025をきっかけに、XGや三浦大知、MAXといった実力派アーティストのこれからにも大きな注目が集まりそうです。「音楽が持つエネルギー」は、これからも新たな景色をファンや社会に見せていくに違いありません。

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