大泉洋×野木亜紀子による新ドラマ「ちょっとだけエスパー」誕生!地球を救う“不器用なエスパー”の人生再生物語
はじめに――日本ドラマ界に新旋風
2025年10月、テレビ朝日系火曜夜9時の連続ドラマ枠で、大泉洋主演・野木亜紀子脚本による完全オリジナル新作「ちょっとだけエスパー」が登場します。本作は、人生のどん底にいるサラリーマンが“ちょっとだけエスパー”な力を得て、世界を救うミッションに巻き込まれるという、SFラブロマンスです。野木亜紀子氏にとってテレビ朝日での連ドラ脚本は初。大泉洋も同局での連ドラ初主演となり、脚本×主演という“最強タッグ”として話題を呼んでいます。
豪華タッグ――大泉洋と野木亜紀子
- 野木亜紀子は「アンナチュラル」「MIU404」「ラストマイル」などのヒット作で知られ、リアリティと心に響く人間ドラマに定評があります。
- 大泉洋は、力強いユーモアと繊細な表現力で幅広い役柄を演じてきた実力派。野木亜紀子脚本で主演を務めるのは映画「アイアムアヒーロー」以来となり、「楽しみでしかなかった」とコメントしています。
物語のあらすじ――どん底サラリーマンが“ちょっとだけ”の超能力を得る
主人公・文太(演:大泉洋)は、人生に詰んだサラリーマン。会社を解雇され、離婚により財産も消え、ネットカフェを泊まり歩く日々を送っています。そんな彼が、なんとか最終面接を突破し新たな会社に入社。しかしそこで彼に課されたのは、「人を愛してはならない」という不条理なルールと、“ちょっとだけエスパー”という謎の力。人知れず世界を救う運命を背負うことになり、「愛とは何か」「仲間とは何か」「世界を救うとはどういうことか」と問いながら物語は進行します。
主人公・文太のキャラクター
- 会社を解雇され、家庭も失い、まさに人生のどん底。
- “ちょっとだけエスパー”としての能力は第1話で判明予定。「実はけっこうなエスパーだけど、その能力が怖い」と大泉自身が語っています。
- 周囲の流れに身を任せがちな性格で、強く主張できない面は大泉自身と重なる部分があると明かしています。
“ちょっとだけエスパー”とは?
今作のキーポイントとなるのが、主人公文太の持つ“ちょっとだけエスパー”能力です。その詳細は第1話放送まで明かされていませんが、大泉は「僕は絶対欲しくない」と断言。能力の使い方次第で物語や人間関係が大きく動き、「世界を救う力は怖いけれど、ヒーローにはふさわしい力」と絶妙なバランスとなっています。
SFラブロマンス、そして人間ドラマへ
- 本作のジャンルはSFラブロマンス。主人公の文太は、見知らぬ女性と夫婦として暮らす厳しいルールを課され、愛してはいけないという制約の中で心が揺れ動きます。
- “ヒーロー”としての活躍だけでなく、仲間たちとの絆、本当の愛とは何か、人生の再生と希望がドラマに織り込まれる予定です。
豪華キャスト陣と脚本の魅力
- 大泉洋ほか、豪華キャストが共演予定。続々発表される“ちょっとだけエスパーの仲間たち”は、失敗続きで“ダメなエスパー”も登場し、笑いと涙が交錯します。
- ドラマの縦軸は複雑で、毎回謎解きや心理描写に深みがあります。野木亜紀子の筆力により、一風変わった設定がリアルな群像劇として昇華されています。
制作サイドのコメント
- 大泉洋:「文太さんには周りに流されていってしまうところや、人に強く言えないところがあるんですが、僕も意外とそういうタイプなんです」。
- 「出演する役者の皆さんが魅力的で豪華。野木さんの脚本でどんなお芝居になるか楽しみです。仲間になるエスパーの中にはダメなのも(笑)。物語は縦軸が複雑で、じっくり楽しんでほしい」。
物語のテーマ――心と社会を見つめる
「愛してはいけない」という制約、傷つきながらも再び歩み出す主人公。現実世界の閉塞感や人間関係の難しさと、SF的な“超能力”が融合することで、普遍的なテーマが立ち上がります。野木亜紀子脚本らしい、痛みとユーモアに満ちた心温まる群像劇です。
見どころと期待ポイント
- これまでの社会ドラマ・ミステリーと違い、失敗続きの主人公が「ちょっとだけ」の力で“ちょっとだけ”社会や世界を変えていくプロセスに注目。
- シリアスな設定に、野木亜紀子ならではの人間讃歌とユーモアが随所にちりばめられています。
- 転落サラリーマン×不思議な力×複雑な人間関係という“異色”の組み合わせを大泉洋流のコメディとシリアス演技でどう表現するか、視聴者の予想を超える展開が待っています。
放送情報
- 放送開始:2025年10月(開始日未定)
- 放送枠:毎週火曜 夜9時(テレビ朝日系)
- 脚本:野木亜紀子(テレビ朝日連ドラ初脚本)
- 主演:大泉洋(テレビ朝日初連ドラ主演)
- その他キャスト:未発表(順次公開予定)
まとめ――“ちょっとだけ”が世界を変える、新たなヒーロー像
「ちょっとだけエスパー」は、“世界を劇的に変える英雄”ではなく、「何もかもうまくいかない人」が、ほんの少しの力で身近な世界を救おうと奮闘するヒューマン物語です。野木亜紀子の新たな挑戦、大泉洋の新境地、そして斬新なSFラブロマンスとして、2025年秋ドラマの目玉として大きな話題となることは間違いありません。