TXTのYEONJUN、ソロデビューEP『NO LABELS: PART 01』で新たな一歩を踏み出す

韓国の人気ボーイズグループ「TOMORROW X TOGETHER(通称:TXT)」の最年長メンバー、チェ・ヨンジュン(YEONJUN)が2025年11月7日、ソロデビューEP『NO LABELS: PART 01』をリリースしました。
この作品は、K-POP第4世代を代表する「イットボーイ(It boy)」のイメージを自ら刷新し、「ラベルを貼られず自由に表現する自分」というテーマを掲げ、多彩なジャンルと表現への挑戦が詰まった意欲作です。
TXTとしての活動とはひと味違う、アーティスト・YEONJUNの“本物の姿”が熱く描き出されています。

YEONJUNのソロデビュー、その背景と想い

YEONJUNはTXTでの活躍のみならず、若い世代を中心に世界的な人気を持つ存在ですが、ソロとしてのデビューEP『NO LABELS: PART 01』には特別な想いが込められています。
EPタイトルが示すように、「世間の期待や既存の枠に縛られず、自分らしく音楽を届けたい」というのが彼の強い意志です。
実際、本人はEPリリースに際して「誰かの期待に応えるためではなく、本当の自分を表現することを大切にした」と語っています。

EP『NO LABELS: PART 01』──多彩なジャンルが織りなす新世界

本作は、HIP HOP、ファンクロック、エレクトロニカ、オールドスクールヒップホップ、R&Bなど現代的かつ多様な音楽ジャンルが巧みに融合されています。
TXT本体のエモロックやシンセポップとはまた違ったテイストで、新しいYEONJUN像を存分に感じることが出来ます。

  • Coma:感情表現が繊細に盛り込まれたオープニングトラック。
  • Let Me Tell You(feat. Daniela of KATSEYE):ラテンのテイストも薫るR&B系ポップ。K-POPガールズグループKATSEYEのダニエラがスペイン語の誘惑的なコーラスを担当し、新鮮な化学反応を見せます。
  • Talk to You:リードシングルであり、セクシーなロックナンバー。力強くも自由なYEONJUNのボーカルが際立ちます。
  • その他にもエネルギッシュなサウンド、しなやかなリズム、そしてYEONJUNらしい視点で綴られるリリックが詰まっています。

「NO LABELS」に込めた強いメッセージ

タイトル曲「Nothin’ ’Bout Me」では強烈なパーカッションとブラスが印象的で、「何も貼らない、誰も決められない」という意思が明確に表現されています。
リリックには「What you want?/I’m my own product/What you want?/Take off my label」と自分自身の“レッテル”を外すことへの決意が語られており、
YEONJUNが今作を通して「ありのままの自分でいいんだ」という勇気と解放感をリスナーに伝えてくれる一曲となっています

楽曲詳細と制作陣

  • EP全体で6曲を収録。各曲で様々なサウンドが展開され、YEONJUN自身が作詞や制作に深く関与しました
  • メインシングル「Talk to You」のMVは、韓国・タイ両国の制作チームによって撮影され、スタイリッシュかつドラマティックな映像美が話題です
  • タイのプロダクション企業も関わり、グローバルな感覚と高い表現力が融合しています。
  • 多様なスタッフによるコラボレーションで、世界レベルのクオリティに仕上がっています。

パッケージとファンアイテムの工夫

『NO LABELS: PART 01』は3種類のパッケージ(SET-UP A/B/C)でリリースされ、CDやフォトカード、ステッカー、ポスター、40ページに及ぶ写真集、ポストカード、歌詞ブックなど、ファンにはたまらない豪華な内容になっています。
バージョンごとに異なるデザインや特典が付いており、コレクション性も高く、発売と同時に注文が殺到しました

ファンから寄せられる熱い声

発売直後からSNSやファンコミュニティでは「YEONJUNらしい一面が詰まっていて最高」「今までにないジャンルに挑戦しているのが新鮮」など、多くの肯定的な評価が寄せられています。
さらに、「彼の自由なスタイルが私たちにも勇気を与えてくれる」と共感の声も多数。
特にリード曲「Talk to You」のパフォーマンスやMVが「見たことのない一面を見せてくれた」として話題になりました。

YEONJUNが語る『NO LABELS: PART 01』──”自分自身を見せる”という決意

リリースに際しYEONJUNは、「音楽を通じて自分という存在をありのまま届けたい。誰かの期待に縛られることなく、“自分自身であること”を大切にしたい」とコメント。
「自分を何かの枠に当てはめる必要なんてないと気付いてほしい」と語りました。
TXTとしてカリスマ的なダンスや表現力を磨いてきたYEONJUNですが、ソロデビューで見せるプライベートで等身大の表情や言葉には、多くのファンが勇気と感動を抱いています

今後の展望──“ラベル”を捨てたYEONJUNの未来

今回のEPは「PART 01」となっており、今後もYEONJUNが新たなスタイルや自己表現に挑み続けていく姿勢を予感させます。
また、MVや楽曲コラボレーションでもグローバルな視点を組み込むなど、より多様で奥深い表現が期待されます。
YEONJUN自身が「NO LABELS」の名のもとにどのような新境地を切り拓くのか、グループ活動と並行しながら世界中のファンが注目しています。

まとめ

『NO LABELS: PART 01』は、枠組みに囚われず音楽を追求する青年・YEONJUNの強い意志と、ジャンルレスなサウンド、表現を恐れない姿勢が1枚に詰まった極めて現代的なEPです。
K-POPという世界的潮流の中でも、「ラベルを外す勇気」と「自分自身であることの大切さ」を提示する本作は、同世代を中心とした多くのリスナーの共感と熱い支持を集めています。
今後の動向にも目が離せません。

参考元