テレ東「午後のロードショー」12月後半、“午後ローらしさ全開”の傑作映画ラインナップが話題に
テレビ東京系の人気映画枠「午後のロードショー」が、2025年12月後半もバラエティ豊かな傑作映画をそろえ、映画ファンの間で大きな話題になっています。「平日昼の映画枠」として長年親しまれてきた午後ローですが、年末に向けて、スリル・アクション・パニックSFと、まさに“午後ロー総決算”と言えるようなラインナップが組まれています。
映画専門メディア「映画チャンネル」では、「テレ東『午後のロードショー』12月後半、必見の傑作映画5選」と題した特集を展開し、その中から特に見逃せない5本を映画ライターがピックアップ。「怖すぎる…地球壊滅をリアルに描くパニックSF」や、「人気キャラが主役に…CIA工作員の復讐劇」といった、気になるキーワードが並び、SNSでも「午後ローの本気度がすごい」「年末は午後ローで映画漬け」といった声が上がっています。
「必見の傑作映画5選」とは? 映画ライターが“ハズレなし”の名作を厳選
映画チャンネルによる特集では、2025年12月後半に放送される作品群の中から、「手に汗握るスパイの肉弾戦」や「地球壊滅級の危機を描くパニックSF」など、ジャンルの違う5本をセレクト。「午後ローならではの通好みなチョイス」として紹介されています。
記事では、「午後のロードショー」(テレ東系)の12月後半戦について、「ハズレなしの名作を厳選」と明記されており、映画初心者からコアな映画ファンまで楽しめるラインナップであることが強調されています。特集の構成も(1)(2)(3)(4)(5)と分かれており、それぞれの回で異なるテーマや1本ずつの作品に焦点を当てて掘り下げているのが特徴です。
とくに話題となっているのが、ニュース内容として挙げられている以下の3本です。
- ニュース内容1:テレ東「午後のロードショー」12月後半、必見の傑作映画(5)怖すぎる…地球壊滅をリアルに描くパニックSF(映画チャンネル)
- ニュース内容2:テレ東「午後のロードショー」12月後半、必見の傑作映画5選。圧倒的大作たち…映画ライターがおすすめ作品をセレクト(映画チャンネル)
- ニュース内容3:テレ東「午後のロードショー」12月後半、必見の傑作映画(4)人気キャラが主役に…CIA工作員の復讐劇とは(映画チャンネル)
これらの見出しからも分かるように、「午後ロー=B級も含めた掘り出し物」という従来のイメージに加え、シリアスなパニックSFや本格スパイアクションといった“今の気分”に刺さる大作・話題作をしっかり押さえていることが、今回の特集の大きなポイントになっています。
「人気キャラが主役」のCIA工作員もの――トム・クランシー原作作の関連作も登場
ニュース内容3の見出しにある「人気キャラが主役に…CIA工作員の復讐劇」というフレーズは、トム・クランシー原作から生まれた人気キャラクターを軸にした作品を指していると見られます。映画チャンネルの特集では、トム・クランシー作品に関連するタイトルに触れつつ、「CIA工作員」「復讐」というキーワードで作品の魅力を紹介しています。
テレビ東京「午後のロードショー」12月編成の中には、同じくクランシー原作である『今そこにある危機』(ハリソン・フォード主演)がラインナップされており、CIAアナリストのジャック・ライアンが中南米の麻薬組織に挑むサスペンスとして紹介されています。番組情報では、ライアンとFBI長官が攻撃を受け命からがら逃げる場面や、麻薬カルテル内部の権力闘争など、政治サスペンスらしい緊迫した展開が描かれていることが分かります。
一方、映画チャンネル側の「人気キャラが主役に…CIA工作員の復讐劇」という記述は、同じクランシー原作の別作品を指している可能性が高く、テレ東の番組表では『ウィズアウト・リモース』が2025年12月23日に「地上波初放送」として「午後ロー」枠に登場することが告知されています。こちらは2021年製作のアメリカ映画で、テロによって家族を奪われたCIA工作員が復讐に立ち上がるサスペンス・アクションとして紹介されており、「続く事件によってアメリカとロシア間の緊張が高まる」という国際的な緊張感も描かれています。
こうしたクランシー原作系の作品が、12月の「午後ロー」に複数並んでいることは、映画チャンネルの「人気キャラが主役のCIA工作員もの」という特集の流れとも重なり、スパイ・政治サスペンス好きの視聴者の注目を集めています。
「怖すぎる…地球壊滅をリアルに描くパニックSF」への期待
ニュース内容1で取り上げられている「地球壊滅をリアルに描くパニックSF」というキャッチコピーも、多くの映画ファンの興味を引いています。映画チャンネルの「必見の傑作映画(5)」では、「怖すぎる」「リアルに描く」という言葉を使い、地球規模の危機を扱うパニックSF映画を紹介しており、災害・宇宙・ウイルスといった現代的な不安ともリンクするテーマ性が強調されています。
具体的なタイトル名はニュース見出しの段階では明かされていませんが、映画チャンネルは「午後ロード」12月後半特集全体を通して、「スパイの肉弾戦」から「地球壊滅級パニック」まで、スケールの大きい作品群をバランスよく紹介しているとしています。これにより、「午後ローは昼間から強烈な作品を流してくれる」という従来のファン層の期待にしっかり応えている形です。
王道アドベンチャーも健在――『キング・ソロモンの秘宝2』など午後ローらしい選出
スパイものやパニックSFだけでなく、「午後ロー」12月編成には王道のアドベンチャー作品もしっかりと組み込まれています。その一つが、『キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて』です。
テレ東の番組情報によると、本作は1986年製作のアメリカ映画で、冒険家アラン・クォーターメインとヒロインのジェシーが、東アフリカの伝説的な黄金都市を目指すアドベンチャー。黄金のコインを手にした男デュモンの不可解な死をきっかけに、クォーターメインは弟ロブソンの安否を確かめるためアフリカへ戻る決意をし、自称聖人スワーマや戦士ウンスロポガーズらとともに危険な旅に出ます。
旅の途中では、原住民との遭遇や怪物との戦い、伝説に謳われる「恐怖の仕掛け」の数々が待ち受けており、黄金都市にたどり着いた先には「恐ろしい秘密」が隠されていると説明されています。こうした要素は、午後ロー視聴者が好む“80年代テイストの冒険娯楽作”の王道であり、「子どもの頃に観たタイトルを午後ローで久々に再会できる」といったノスタルジーを刺激するセレクトでもあります。
アクション、サスペンス、ゲーム原作まで――幅の広いセレクトが話題に
12月の「午後ロー」では、他にもさまざまなタイプのアクション作品が放送予定となっています。たとえば、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『イレイザー』は、「狙われた証人を守るために奔走する」連邦保安官の戦いを描くアクション映画として紹介されています。番組情報によれば、主人公ジョンは帰路の機内で睡眠薬を盛られ殺されかけるなど、次々に襲いかかる脅威から証人を守り切れるのかが見どころとされています。
さらに、人気ゲームを原作としたアクション映画『ヒットマン』も、12月18日の放送ラインナップに含まれています。番組情報では、暗殺者“47”とヒロイン・ニカが陰謀に巻き込まれ、誰がなぜ2人を抹殺しようとしているのか、その真相に迫るサスペンスとして紹介されています。ゲーム原作らしいスタイリッシュなアクションと、陰謀サスペンスが絡み合う内容は、午後ロー視聴者の中でも特に若い層の関心を集めています。
このように、・80年代アドベンチャー
・90年代〜2000年代アクション
・21世紀の最新サスペンス・アクション
・ゲーム原作アクション
・地球壊滅級のパニックSF
といった幅広いラインナップが一つの枠に集約されていることが、2025年12月後半の「午後ロー」が特に注目を集めている理由のひとつになっています。
「午後ロー」ならではの視聴スタイルとキャンペーン
テレ東「午後のロードショー」では、映画本編だけでなく、視聴者参加型のキャンペーンも実施されています。番組情報によると、放送中にdボタンを押して参加するプレゼントキャンペーンを展開しており、インターネットに接続したテレビで視聴すると、データ放送画面の視聴メーターがたまり、スタンプを集めて応募できる仕組みです。
スタンプ3つで応募が可能となり、抽選でプレゼントが当たると案内されています。抽選への参加は番組放送中のみ可能とされており、「映画を観ながらちょっとしたお楽しみイベントにも参加できる」という、午後ローならではの“ながら視聴”スタイルを支える仕掛けになっています。
映画チャンネルの特集が後押しする「午後ロー」再評価の流れ
映画チャンネルの「午後のロードショー」特集は、「手に汗握るスパイの肉弾戦から…」という書き出しで始まり、12月後半の午後ロー作品を「ハズレなし」と評しています。また、別のページではジェイソン・ステイサム主演作など近年の話題作にも触れつつ、「午後ローのラインナップから、今観るべき傑作を選ぶ」という視点で作品紹介を行っています。
こうした専門メディア側からの特集は、「なんとなくテレビをつけたらやっている枠」から、「意識してチェックしたい映画枠」へと午後ローの位置づけが変化しつつあることを示しているとも言えます。とくに、「地上波初放送」と銘打たれた『ウィズアウト・リモース』や、「怖すぎるパニックSF」といったインパクトあるキャッチコピーは、配信サービス全盛の今だからこそ、「テレビでリアルタイムに観る価値」を改めて感じさせる要素になっています。
年末の忙しい時期、昼下がりのひとときに、スパイアクションでスカッとするもよし、地球壊滅級パニックでハラハラするもよし、王道アドベンチャーでワクワクするもよし。2025年12月後半の「午後のロードショー」は、そんな多彩な楽しみ方を視聴者に提供してくれる編成として、静かな盛り上がりを見せています。



