TOMORROW X TOGETHER(TXT)、世界を席巻――「The Star Chapter: TOGETHER」がビルボード3冠達成
TOMORROW X TOGETHER(通称TXT)が4thアルバム『The Star Chapter: TOGETHER』で世界的な快挙を成し遂げ、K-POPシーンのみならずグローバルミュージック業界を熱狂させています。今回の新作は、アメリカのビルボードチャートで驚異的な成績を収め、グループの歴史に新たな金字塔を打ち立てました。
米ビルボード3つの部門で堂々1位――グローバルな存在感を証明
- トップアルバムセールス
- トップカレントアルバムセールス
- ワールドアルバム
2025年8月9日付の最新ビルボードチャートにて、『The Star Chapter: TOGETHER』が上記3部門すべてで1位を獲得しました。また、ビルボードのメインアルバムチャートである「ビルボード200」でも3位にランクイン。この“ビルボード3冠”は、TXTが世界的なアーティストとして確固たる地位を築きつつあることの証明です。
韓国アルバム7作連続TOP5入り、通算12枚目の快挙
特筆すべきは、そのチャートインの実績の安定性です。TXTは、これまで「ビルボード200」に通算12枚のアルバムをチャートインさせており、韓国でリリースしたアルバムに限っては7作連続でTOP5入りしています。この数字は、K-POPボーイグループの中でも非常に高い水準と言えます。
グループの特徴と魅力――“Z世代の代弁者”として世界へ
TXTは“Z世代の代弁者”とも称されるほど、世界中の若者の共感を集める楽曲やコンセプトが大きな特徴です。今回のアルバム『The Star Chapter: TOGETHER』でも、自己探求や友情、未来への希望などをテーマに、多様なジャンルや新鮮なサウンドで多くのリスナーを魅了しました。
日本語版「Beautiful Strangers」も大ヒット
今回の話題は本国・韓国とアメリカにとどまらず、日本でも熱く広がっています。新曲「Beautiful Strangers」の日本語バージョンは、日本国内の音楽市場でも早くも大ヒット。iTunes「トップソング」1位に直行し、8月4日付オリコン「デイリーシングルランキング」でも1位を獲得しました。アルバム収録曲が複数国のチャートでトップを飾ることで、TXTのグローバルな“引力”がさらに証明された形です。
CIRCLEチャートでダブル&トリプルクラウン達成
TXTと、人気ウェブトゥーン原作の「KPop Demon Hunters」はCIRCLEチャートでもダブルクラウン、トリプルクラウンの偉業を達成。これは同時期に複数のチャート(デジタル、アルバム、グローバルなど)の首位を獲得することを指し、今のTXT人気の高さを如実に示しています。
ファンコミュニティWeverse Magazineでの盛り上がり
TXTは公式ファンコミュニティ「Weverse Magazine」でも特集が組まれています。Weverse Magazineでは、メンバーインタビューや制作舞台裏、ビジュアルコンセプトの紹介など、アルバムの深掘り記事が続々登場。ファン同士の情報交換はもちろん、アーティスト自身の想いに触れることができる場所として熱気を集めています。
TXTが牽引する“K-POPの新章”――その強さと展望
今回の大快挙は単なるセールス記録の更新にとどまりません。彼らの音楽的挑戦、メッセージ性、そしてパフォーマンスの全てが世界のリスナーの心を動かしました。K-POPという枠組みを越えて、TXTは次のステージに到達しつつあります。
- 世界的な音楽市場の潮流をつかみ、既存ファンだけでなく新しい世代を取り込む力
- 多国籍なフィールドで活躍する言語・文化対応力
- グループとしての一体感と、メンバーそれぞれの個性の発信
2025年7月のリリースから約半月でこれだけの成績を残したTXT。その勢いは今後も止まることなく、さらに多くの記録を塗り替えていくことが期待されています。8月22日からはグローバルワールドツアーも予定されており、世界中のMOA(TXTファンの呼称)は再び熱狂の渦に包まれることでしょう。
ファンとともに――さらなる未来へ
TXTがここまで躍進できた背景には、熱心なファン“MOA”の存在が欠かせません。SNSや配信プラットフォームを巧みに活用し、世界各地のファンと双方向の交流を図ってきたことが成功を後押ししています。Weverseをはじめとした公式チャンネルでは、MVプレミアやライブ配信、特別イベントも行われ、グループとファンが一体となって成長を続けています。
まとめ:「K-POP」から「グローバルポップ」への進化
TXTの2025年夏の快挙は、「K-POPブーム」のさらなる拡大だけでなく、音楽ジャンルや言語の壁を超えた“グローバルポップ時代”の到来を強く感じさせるものです。今後の彼らの活動からも、世界の音楽シーンはますます目が離せません。