フジテレビの『タイムレスマン』がプライム帯進出へ

STARTO ENTERTAINMENTの8人組グループ・timeleszの冠番組『タイムレスマン』が、2026年4月の改編でついにプライム帯(夜10時台)への進出を迎えることが報じられました。現在、火曜深夜0時15分枠で放送されている番組が、わずか約1年でゴールデンタイムへの昇格を果たす見通しで、業界内でも大きな話題となっています。

同番組は2025年4月21日に月曜日曜深夜1時25分枠でスタート。7月9日から現在の放送時間帯に移動されました。timeleszにとってSexyZone時代(2011年11月~2024年3月末)も含めて初の地上波冠レギュラー番組であり、この短期間での昇格は極めて異例のスピード出世と言えます。

話題の枠への移動が決定

プライム帯への移動先としては、金曜夜10時台が予定されていると報じられています。この枠は、ダウンタウンの大悟が務めていた『人志松本の酒のツマミになる話』および『酒のツマミになる話』がかつて放送されていた枠です。松本人志のコスプレに関する問題で放送内容が変更されるなど、内部的な課題を抱えながら約4年9か月の歴史に幕を下ろしたこの枠に、『タイムレスマン』が移動してくることになります。

フジテレビに対して詳細について問い合わせた際には、「改編の詳細については、お答えしておりません」とのコメントが返されており、正式な発表はまだなされていません。しかし、業界関係者の証言が複数報じられており、実現の可能性が高いとみられています。

『タイムレスマン』の番組コンセプト

『タイムレスマン』は「とにかく何事にも全力で、汗をかく!」をコンセプトとして、timeleszのメンバーたちがロケ企画に挑戦する内容となっています。番組は初回放送から高い評価を積み重ねており、9月27日には『土曜プレミアム』枠で初のゴールデンタイムスペシャル『タイムレスマン お伊勢参り!東海道中!脱落旅スペシャル』が放送されるなど、段階的にその知名度を広げてきました。

timeleszの快進撃が続く

2025年2月に現在の8人体制となったtimeleszは、以降大活躍を続けています。番組プロデューサーを通じた発言によると、『タイムレスマン』のプライム帯昇格は、初回放送からわずか約1年でのゴールデンタイム進出であり、「なかなかのスピード出世」だと評価されています。

同グループの冠番組の展開は、『タイムレスマン』に限った話ではありません。10月6日からは日本テレビでもレギュラー番組『timeleszファミリア』がスタート。さらに、TBS系ではゴールデンタイムの特番として『timeleszの時間ですよ』が6月17日と10月13日に放送されるなど、複数放送局での番組展開により、メディアへの露出が急速に増加しています。

グループの存在感がエンタメ市場を牽引

timeleszの躍進は、2026年のエンタメ市場における重要なトレンドの一つとして注目されています。複数の冠番組がプライム帯での放送を検討されるほどの人気の高まりは、グループのメンバー構成の安定化と、それに伴う番組制作現場での評価向上を示唆しています。

業界関係者からは、『タイムレスマン』が「フジ内部の問題で終了した」『酒のツマミになる話』の後釜として機能することで、問題のあった枠を明るい話題へと転換させられると期待する声もあがっています。このように、単なる番組の昇格に留まらず、テレビ局側の課題解決にも貢献する可能性が指摘されています。

今後の展開に注目

正式な発表がなされるまでは、すべての情報が業界関係者の情報提供に基づいています。しかし、timeleszの人気の高まりと、複数局での番組制作という現実を踏まえれば、2026年4月の改編でのプライム帯昇格は、同グループにとって新たなステージへの足がかりとなる可能性が高いでしょう。

今後、フジテレビからの正式発表がいつなされるのか、そして『タイムレスマン』がプライム帯でどのような番組へと進化するのかが、視聴者の間でも大きな関心事となっています。わずか1年での異例のスピード出世を遂行したtimeleszの今後の活躍から、目が離せません。

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