「踊る!さんま御殿!!」で群馬vs長野vs新潟の激しい隣県バトルが展開

2025年9月16日(火)放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)では、「群馬×長野×新潟 隣県バトル」をテーマに、各県出身の有名人たちが激しい自慢合戦を繰り広げました。番組では各県の魅力を巡って白熱した議論が交わされ、特にタイムマシーン3号の山本浩司さんが相方の関太さんの「裏切り行為」を暴露する場面が大きな話題となりました。

都道府県魅力度ランキングで余裕を見せる長野勢

番組では、2024年の都道府県魅力度ランキングで8位にランクインした長野出身のメンバーが余裕の表情を見せていました。司会の明石家さんまさんから「何があるの?」と質問されたもう中学生さんは、「いろいろあって具だくさんという感じですね」と独特な表現で長野の魅力を表現し、会場を沸かせました。

長野代表として出演した乙葉さんは、1998年に開催された長野オリンピックを持ち出し、「日本のみならず世界を熱狂させた」と自慢。これにはさんまさんも「五輪を引っさげられたら」と脱帽する様子でした。乙葉さんはさらに、「街がすごくキレイになった。オリンピック道路も出来て、ロサンゼルスの高速道路かと思うくらい」と主張しましたが、さんまさんから「ロサンゼルスの高速道路ってどんなの?」と突っ込まれ、苦し紛れに出した答えでスタジオを爆笑の渦に包みました。

群馬の「こんにゃくパーク」を巡る攻防戦

トークテーマ「隣県に対して『悪いけどうちの勝ちです』と思うこと」では、群馬県の魅力として「こんにゃくパーク」が大きく取り上げられました。群馬出身の井森美幸さんとタイムマシーン3号の関太さんは、この人気施設について熱弁を振るいました。

関さんは「こんにゃくパーク」の特徴として、こんにゃくラーメンなどが無料で食べ放題であることを強調し、「おなかいっぱいになる」とその魅力をアピールしました。群馬出身者として、県の代表的な観光施設に対する愛着を示していました。

山本の爆弾発言で炎上!関の「裏切り行為」が明るみに

しかし、ここで新潟出身の相方・山本浩司さんが衝撃の暴露を開始しました。山本さんは実際に「こんにゃくパーク」でのロケに参加した経験から、「味は違うけど、結局全部こんにゃくなんですよ。マジ全部一緒全部一緒」と率直な感想を述べ、会場の笑いを誘いました。

さらに山本さんは、関さんの決定的な「裏切り行為」について詳しく暴露しました。「カロリーもないから…アイツ(相方・関)食べ放題で『おなかいっぱいでした』って言ったけど、カメラが止まった瞬間、カツ丼食いに行ってんですよ。結局こんにゃくじゃおなかいっぱいにならないんですよ。味違うだけ」と、関さんがカメラの前では群馬の名産品を褒めていたにも関わらず、撮影終了後にはすぐに別の食事を求めた実情を赤裸々に語りました。

この暴露に対して関さんは慌てて立ち上がり、「おい」と山本さんをにらみつけながら、「お前言っていいことと、悪いカツ丼があるからな」と訴えかけ、スタジオを爆笑の渦に包みました。この一連のやり取りは、相方同士の息の合ったコンビネーションでありながら、リアルな裏話として視聴者に大きなインパクトを与えました。

軽井沢vs北軽井沢の命名権争い

番組では、長野の軽井沢と群馬の北軽井沢という地名を巡る議論も白熱しました。長野代表は有名な避暑地である軽井沢について、「ジョン・レノンも来たという有名なパン屋がある」と自慢しました。これに対してさんまさんは、実際にその パン屋に家族4人で行ったことがあるエピソードを寂しそうに語る場面もありました。

群馬にも「北軽井沢」という地名があることについて、さんまさんは「名前を変えたらいい」と提案し、「どこの会議に行けば変えられるんですか、とりあえず行ってみるわ」とやる気を見せる一幕もありました。この軽妙なやり取りは、隣県同士の微妙な競争関係を象徴的に表現したものとして注目されました。

各県代表の熱い自慢合戦

群馬からは俳優の中村俊介さんも参戦し、長野オリンピック日本選手団主将を務めた荻原健司氏が実は群馬出身であることを指摘するなど、各県の有名人を巡る「奪い合い」も発生しました。これに対して長野代表からは鋭い反論があり、県民の誇りをかけた真剣勝負の様相を呈していました。

新潟代表の山本さんも、関さんが新潟の魅力を勘違いし、「ありえないタイミング」で観光に来たという別のエピソードも暴露し、相方への愛のある攻撃を続けました。このような相方同士の掛け合いは、番組に親しみやすさとリアリティを提供し、視聴者の笑いを誘いました。

番組の反響と今後への期待

今回の「隣県ローカルバトル」は、単なる地域自慢に留まらず、出身有名人の世代交代をめぐる論争や県民サービスの自慢合戦なども含めて大いに盛り上がりました。特にタイムマシーン3号の山本さんによる関さんの「裏切り暴露」は、SNSでも大きな話題となり、多くの視聴者から反響を呼んでいます。

このような地域密着型の企画は、各地の魅力を再発見する機会を提供すると同時に、出演者の本音トークや意外な一面を見ることができる貴重な番組内容となりました。視聴者にとっては、普段は見ることのできない芸能人の素顔や、地元愛に溢れた熱いトークを楽しむことができる内容として高く評価されています。

今後も「踊る!さんま御殿!!」では、このような地域対抗企画が継続される可能性が高く、他の都道府県からも参戦を望む声が上がることが予想されます。地域の魅力を全国に発信する貴重な機会として、番組の役割はますます重要になっていくでしょう。

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