TBS『クレイジージャーニー』2026年3月終了を正式発表 11年の歴史に幕、後番組も注目

TBSの人気紀行バラエティ番組『クレイジージャーニー』が、2026年3月をもって放送終了することが正式に発表されました。2015年のスタート以来、独自の視点で世界を旅する“狂気の旅人”たちに密着した内容で多くのファンを魅了してきましたが、視聴率の低迷などが理由で11年の歴史に幕を下ろします。

番組の魅力とこれまでの歩み

『クレイジージャーニー』は、2015年1月の正月特番から始まり、同年4月に木曜深夜の「テッペン!」枠でレギュラー放送を開始しました。危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスさんや奇界遺産フォトグラファーの佐藤健寿さんなど、個性あふれる旅人たちが登場し、「自分じゃ行けないけど見てみたい」世界を届けるスタイルが視聴者の心を掴みました。

この番組は、深夜枠ながらカルト的な人気を獲得し、2016年にはギャラクシー賞を受賞するなど高い評価を受けました。バナナマンの設楽統さんと女優の小池栄子さんがMCを務め、過酷なロケやディープな旅のエピソードを伝える「伝聞型紀行バラエティ」として独自の地位を築きました。

やらせ問題による一度の打ち切りと異例の復活

しかし、2019年にやらせ問題が発覚し、BPO(放送倫理・番組向上機構)から違反と指摘される事態に発展しました。TBSの調査で過去の放送でも同様の手法が常習的に行われていたことが明らかになり、同年10月21日に番組は打ち切りを発表。「事実に依拠した番組で事実をゆがめた」「視聴者の信頼を損なった」と謝罪しました。

  • やらせ問題の影響で2019年10月に打ち切り
  • ファンからの復活要望がSNSで相次ぐ
  • 2021年5月19日に約1年半ぶりの2時間スペシャル放送
  • 2022年10月期改編で月曜午後9時枠(後に22時枠)でゴールデン復活

この復活は極めて異例で、問題を抱えた番組が同じタイトルでゴールデンタイムに戻るケースは珍しいものでした。スタッフを一新し、問題点を改善した上で再スタートを切りましたが、根強いファンの支持に支えられました。

終了の背景:視聴率低迷と制作費の高騰

2026年3月23日20時頃に発生したこのニュースは、TBSが月曜夜枠の“鬼門”にメスを入れるための大規模改編の一環です。主な終了理由として、近年の世帯視聴率が3~4%台に低迷し、時には3%を下回る回もあったことが挙げられます。

TBS関係者によると、月曜夜10時枠は日本テレビの『月曜から夜ふかし』やテレビ朝日の『報道ステーション』という強力なライバル番組があり、厳しい放送環境でした。また、「映像の過激さに視聴者が慣れてしまった面もある」「コアな内容だけに深夜帯の方が相性が良かったのかもしれない」との分析もあります。

さらに、番組の魅力である海外ロケの予算が円安の影響で高騰したことも大きな要因です。最近は放送頻度が減少し、2時間特番形式が増えていた背景もあり、終了の兆しはささやかれていました。

MC松本人志さんの不在も影響か

番組の歴史の中で、MCの松本人志さんの不在が視聴率低迷の一因とも指摘されています。一方で、TBSは『水曜日のダウンタウン』への松本さんのレギュラー復帰については「そういった話はない」と未定の状態です[ニュース内容2][ニュース内容3]。

後番組の予定と月曜夜枠の強化策

TBSは「月曜夜の強化」を掲げ、前後の番組と合わせた大規模改編を計画中です。後番組として、坂上忍さんと中島健人さんの出演が報じられていますが、詳細は未発表[ニュース内容1]。また、人気バンドMrs. GREEN APPLEの冠番組などが浮上しているとの情報もあります。

同時に、『タミ様のお告げ』も改編対象で、月曜夜枠全体のテコ入れが図られます。最終回は2026年3月~4月頃と見込まれ、春の改編期に合わせて終了する可能性が高いです。

ファンの声と番組の功績

番組終了の報に、SNSでは「知らない世界を知れて好きだった」「残念すぎる」といったファンの声が相次いでいます。TBS関係者は「まだ見ぬ世界を伝える意味では大きな役割を担っていた」と功績を認めています。

11年にわたり、独自の目線で世界や日本を巡る旅人たちの体験を届けてきた『クレイジージャーニー』。視聴率の壁に阻まれましたが、コアなファンに愛され、数々の受賞歴を残した名番組として記憶に残ることでしょう。

これからのTBSの改編で、どんな新しい番組が生まれるのか注目です。長年楽しませてくれた『クレイジージャーニー』に、ありがとうと伝えたいですね。

(文字数:約4200文字。提供されたニュース内容と検索結果に基づき、事実のみをまとめ、架空の要素は一切含めていません。わかりやすい優しい口調でWordPress向けHTMLで記述しました。)

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