高橋一生主演の新連続ドラマ『1972 渚の螢火』本予告とメインビジュアルが解禁
2025年10月19日(日)よりWOWOWにて放送開始予定の連続ドラマ『1972 渚の螢火』の本予告映像とメインビジュアルが公開されました。本作は高橋一生さんが主演を務め、1972年の沖縄を舞台にした骨太なクライムサスペンスドラマです。
ドラマの舞台と物語の背景
『1972 渚の螢火』の物語は、沖縄の本土復帰目前の1972年を舞台にしています。当時、沖縄はアメリカの統治下で米ドルが流通する特別な状況にありましたが、復帰に伴って日本円との交換が急務となっていました。そんな中、銀行の現金輸送車が襲撃され、100万ドルの強奪事件が発生。この事件の解決は、日米両政府間の重大な外交問題に発展しかねないため、琉球警察は秘密裏に特別対策室を立ち上げました。
ドラマは、この特別対策室の班長に任命された真栄田(高橋一生)が、同僚の与那覇(青木崇高)、ベテラン刑事の玉城(小林薫)らと共に、復帰まで18日間という極めて短い期限のなかで事件の真相を追い、100万ドルの奪還に挑む緊迫した展開が描かれます。
キャストと演出
- 主演: 高橋一生(真栄田役)
- 青木崇高(与那覇役)
- 小林薫(玉城役)
- 城田優(アメリカ陸軍捜査員イケザワ役)
- 沢村一樹(沖縄の実業家・川平役)
演出は平山秀幸さん、脚本は常盤司郎さんが担当します。坂上泉氏の小説『渚の螢火』(双葉文庫刊)を原作に、リアルな時代背景と丁寧に練られたドラマが期待されています。
メインビジュアルと本予告の見どころ
公開されたメインビジュアルでは、沖縄の海の波打ち際にたたずむ真栄田の姿が印象的に映し出されています。彼の周囲には、沖縄の先祖供養の際に用いられる「ウチカビ」と呼ばれるあの世のお金が、螢火のように揺らめきながら舞っている様子が描かれており、タイトルの「渚の螢火」の世界観をビジュアル的に表現しています。
映像公開された本予告では、事件解決のために奔走する捜査チームの緊張感と沖縄の美しい風景が交錯し、1972年という歴史的な時代の重みとドラマの骨太感が伝わります。高橋一生さんをはじめ出演者全員の熱のこもった眼差しが、ドラマのクライムサスペンスとしてのドラマ性をより際立たせています。
放送・配信情報
- 放送開始日: 2025年10月19日(日)
- 時間: 毎週日曜 22:00~
- 放送局・配信プラットフォーム: WOWOWプライム、WOWOWオンデマンド
- 全5話
沖縄の未来を懸けた100万ドル強奪事件の真相に迫る、緊迫感あふれる物語は見逃せません。ドラマ『1972 渚の螢火』は、しっかりした時代考証とキャストの熱演で、今年の秋を彩る注目の作品となりそうです。