宮崎美子、24年ぶりの連ドラ主演!『介護スナックベルサイユ』がこの秋スタート

2025年10月11日(土)より、東海テレビ・フジテレビ系にて新ドラマ『介護スナックベルサイユ』が毎週土曜23:40からスタートします。主演は宮崎美子さん。彼女にとっては24年ぶりとなる連続ドラマ主演であり、2025年にデビュー45周年を迎える節目の年に、スナックの「ママ」役という新境地に挑戦することで大きな話題となっています

あらすじとドラマの舞台背景

『介護スナックベルサイユ』は、昼は元大病院の看護部門トップであったという経歴をもつ謎めいた女性・上杉まりえ(演:宮崎美子)がママを務めるスナック「ベルサイユ」が舞台です。お店を訪れる多くの客が要介護認定を受けており、そのため、スタッフも看護師や介護士などの資格保持者ばかり。店内ではリハビリのサポートや血圧測定、栄養管理なども提供され、まるで“介護施設とスナックが融合した異色の空間”が広がります

豪華キャスト陣が集結!注目の役柄紹介

  • 宮崎美子(上杉まりえ役:ママ)
    元は大病院の総婦長と噂される女性。介護が必要な常連客の健康を第一に考えながら、おいしいワインとほっとする会話で店を切り盛り。店の看板ワイン「SEE YOU IN MY DREAMS」はファンが多く、料理は苦手だが人の心を温める力はトップクラスです。
  • 笛木優子(チーママ役:昼は看護師)
    明るく頼れる存在で、ママ・まりえを支えながらお客様一人ひとりを丁寧にもてなします。
  • 木村了(マネージャー役:老人ホームのケアマネジャー)
    介護現場の最前線で働く知見を生かし、リハビリのサポートを担当します。
  • 杏花(新藤美来役:ホステス、介護士資格保持者)
    前作から続投の“盛り上げ役”で、明るい性格と介護士としての専門性を発揮、ドラマ内で社会問題にも切り込むコメントを残しています。
  • 高山広(料理担当・バーテンダー:管理栄養士資格保持者)
    栄養計算にも配慮し、“食”からもサポート。バーテンダーとしても腕をふるいます。
  • 森日菜美(新米ホステス:老人ホームのヘルパー)
    今作から参加。フレッシュな存在で、店に新たな風を吹き込みます。
  • 杢代和人(大学生、客の送迎担当)
    新キャスト。店への送迎を担当しながら、店内の雰囲気を和ませる役目も。

『介護スナックベルサイユ』の魅力と見どころ

このドラマの最大の魅力は、“介護×スナック”という今までにない設定です。介護が必要な客が安心して集える場所でありながら、人生の最期に「会いたい人」に出会うことのできる人情ドラマでもあります。
また、宮崎美子さん自身も「この役は自分にとって大きな挑戦」と語っており、そのナチュラルな人柄と人生経験が役柄と重なり合い、視聴者の心を温かく包み込みます。
社会課題である高齢化や孤独、家族の絆もドラマ内で丁寧に描かれており、“見終えたあと、ちょっと大切な人に話しかけたくなる”ような作品です

キャスト・スタッフからのコメント

  • 宮崎美子
    「24年ぶりの連続ドラマ主演ですが、スタッフやキャストと力を合わせて視聴者の皆さまに温かい時間を届けたいです。スナックのママという役は初めてですが、今の自分だからこそ表現できることがあると思っています。」
  • 杏花
    「介護士の資格を持つホステス役として、リハビリを手伝うシーンは自分にとっても学びが多いです。社会問題や生き方も描かれているので、幅広い世代の方々に観てもらいたいです。現場も温かくて、またこの世界に戻ってこられてとても嬉しいです。」
  • 高山広
    「お客様の健康と食事を第一に考えつつ、スナックならではの楽しさも盛り込みます。新しい仲間と一緒に作品を盛り上げていきたいです。」

主人公・上杉まりえの人物像と“本物感”

主人公の上杉まりえは、「みんなに優しい本物の母性」を体現しています。もともと大病院の総婦長というトップの存在であった過去が周囲に知られているものの、その詳細は謎。だが、客やスタッフ一人ひとりへの心遣いが細やかで、本物の看護師・介護士でもありながら、人生経験も豊かな“理想のママ”像をつくり出しています。
まりえが自ら仕入れて提供する「SEE YOU IN MY DREAMS」というワインも、ドラマファンの注目を集めており、“心と体の両方を癒す”というドラマの本質を象徴しています

ドラマ化の経緯と反響

『介護スナックベルサイユ』は、2025年3月に2週限定で放送された単発ドラマが大きな反響を呼び、その後「連ドラ化してほしい」という声が多く寄せられたことから、ついに10月より連続ドラマ化されました。単発版と連ドラ版で主演が異なり(単発版:尾碕真花/連ドラ版:宮崎美子)、親しみやすい世界観と独特の設定が世代を超えて支持されています

人間ドラマとしての側面と社会的メッセージ

高齢化社会を迎える中、「介護」という深刻になりがちなテーマを、スナックという誰もが自由に語り合える空間に落とし込むことで、難しい問題にもやさしく光を当てています。持病や家族との軋轢、孤独死の恐怖といった切実な悩みに対し、キャスト陣が一体となって時に優しく、時にユーモアを交えて描いていきます。

エンターテインメントと社会貢献の融合

出演陣は単なるドラマのキャラクターとしてだけでなく、実際の資格や人生経験を演技に反映し、「介護って大変」「でも人のぬくもりには救われる」そんなリアルな想いが伝わる内容となっています。観る側も思わず自分や家族のことを考えさせられる──物語を通して、“介護=ネガティブ”のイメージを変えるきっかけとなるでしょう。

まとめ:家族や大切な人と共に観たい、新時代のヒューマンドラマ

『介護スナックベルサイユ』は、世代や立場を超えて共感できる愛と人情のエンターテインメント。
宮崎美子さんはじめ個性豊かなキャストが織りなす温もりの物語に、ぜひご注目ください。

参考元