「ひるおび」志らく発言でパンダ問題が再燃
2025年11月24日、TBS系情報番組「ひるおび」で、落語家・立川志らく氏の発言が大きな話題を呼んでいます。番組では日中関係の悪化が取り上げられ、その中で「パンダ問題」に言及。志らく氏は「高市早苗首相の発言でパンダが来なくなっちゃうからけしからんという人がいるが、高市さんの発言が明らかに間違っているわけでもない」と述べ、高市首相を擁護しました。
志らく氏の発言内容と反響
志らく氏は、高市首相が台湾有事の最悪ケースを想定して国会で発言したことを巡り、「総理大臣になって高らかにそれを言ったわけでもなく、安倍政権のころから繰り返し言っていること」と説明。さらに「なぜ高市さんを非難するのか。中国が言ってくるのは分かるが、日本にそういう人がたくさんいる」と語り、中国の反発を背景にパンダの貸与停止が取り沙汰されている状況についても言及しました。
この発言に対し、視聴者やネット上では賛否両論が巻き起こっています。一部からは「中国の圧力に屈するべきではない」との支持の声も聞かれますが、一方で「非国民と指摘するようだ」との批判も出ています。特に、志らく氏が「中国の嫌がらせですから。中国がいじめて、こっちはいじめられている側ですよ」と発言したことで、より強い反発を招いたようです。
TBS社長の対応と視聴者の意見
こうした中、TBSの龍宝正峰社長は「情報番組を作るにあたって、多様な意見を考慮して番組制作をしている。その結果、いろんな発言が番組の中で出てくるが、その発言に対して視聴者の皆様から多くの意見が寄せられるのはよくあること。今回も多くのご意見を頂戴していることは把握している」と言及。そして「我々としてはいただいたご意見を真摯に受け止め、改めてこれからの番組作りに生かしたいと考えている」と説明しました。
社長の発言は、番組の多様性を尊重しつつも、視聴者の声に耳を傾ける姿勢を示したもので、今後の番組運営に注目が集まっています。
中国のパンダ貸与停止報道と日本人観光客の声
一方、中国メディアでは、日中の緊迫状態が続けば日本へのパンダ貸与が停止される可能性があると報じられています。現在、日本には上野動物園に2頭のパンダがいますが、2026年2月20日には返還の予定です。返還後、日本にパンダがいない状態になるのは1972年の日中国交正常化以来、初めてのことになります。
多くの日本人観光客は、パンダの継続貸与を望んでいます。パンダは日本だけでなく、世界中の人々に愛される動物であり、その存在は日中友好の象徴ともされています。そのため、貸与停止の可能性が取り沙汰されると、SNSやメディアを通じて「パンダがいなくなってしまうのは悲しい」「何とかしてほしい」といった声が相次いでいます。
志らく氏と「弟弟子」の確執
志らく氏の発言は、過去にも物議を醸したことがあります。特に、志らく氏と「弟弟子」の間には、ただならぬ確執があることが以前から明かされていました。今回の発言に対しても、「弟弟子」が「返答する必要ありますか?」とSNSで反応。過去の確執が再び注目を集めています。
志らく氏は、落語界でも「物言い」が多いことで知られており、その発言は常に注目を浴びます。今回のパンダ問題でも、その発言が再び話題となり、視聴者や関係者の間でさまざまな意見が交わされています。
まとめ
「ひるおび」での志らく氏の発言は、パンダ問題を再び注目させました。中国のパンダ貸与停止報道や日本人観光客の声、そして志らく氏と「弟弟子」の確執など、さまざまな側面から注目されています。今後も、日中関係やパンダ問題の動向に注目が集まりそうです。
- 志らく氏の発言は賛否両論
- TBS社長は視聴者の意見を真摯に受け止めると説明
- 中国のパンダ貸与停止報道で日本人観光客の声も
- 志らく氏と「弟弟子」の確執も再注目
パンダ問題は、単なる動物の話題ではなく、日中関係や国民感情にも大きく影響する重要なテーマです。今後も、関係各所の動向に注目していきましょう。



