下野紘、ポニーキャニオンと再タッグ ベストアルバム&自身主催朗読劇で“役者”としての新章スタート
人気声優の下野紘ポニーキャニオンとの新企画プロジェクトを始動させることが発表されました。第1弾はベストアルバム「シンフォニックロック・リミックスベスト」の発売、第2弾は自身主催の朗読劇公演という、ファンには見逃せない2本立ての内容となっています。アーティスト活動休止中でありながらも、「ファンと一緒に面白いことがしたい」という思いから生まれた本プロジェクトは、声優・役者としての下野さんの新たな魅力に触れられる企画として、大きな注目を集めています。
アーティスト活動休止から再び――新プロジェクト始動の背景
下野紘さんは、2023年5月27日に東京国際フォーラムで開催された「Hiro Shimono Special Reading LIVE 2023 “邂逅地点”」をもって、一度アーティスト活動の休止を発表していました。以降は主に声優・役者としての活動に重心を置きつつも、ファンとのつながりを大切にし、「応援してくれている方々と、何か面白いことをしたい」と話し続けてきたといいます。
その思いが形となったのが、今回の「下野紘×ポニーキャニオン」の新企画プロジェクトです。本プロジェクトは、2026年にアーティストデビュー10年目を迎えるタイミングに合わせて始動するもので、これまでの活動を振り返りながらも、新たな表現にも挑戦していく内容となっています。
アーティスト活動は休止中ではあるものの、「音楽」や「朗読」を通してファンの前に立つ機会をつくることで、これまでとは少し違った角度から“役者・下野紘”の魅力を届けていく――そんなコンセプトが込められているようです。
第1弾企画:ベストアルバム『シンフォニックロック・リミックスベスト』発売
新プロジェクトの第1弾として発表されたのが、ベストアルバム『シンフォニックロック・リミックスベスト』のリリースです。発売日は2026年3月4日(水)が予定されています。
このベストアルバムには、これまでのアーティスト活動で発表されてきた現存のヒット楽曲を、リミックスおよびストリングスアレンジという新たな形で収録。もともとの楽曲の魅力を活かしながら、シンフォニックかつロックなサウンドに再構築することで、「聞き慣れた曲なのに新鮮」という、特別な一枚になりそうです。
さらに、ジャケットには新規撮りおろしビジュアルが使用されることも明らかにされています。アーティスト活動休止後の現在の下野さんの姿がどのように表現されるのか、ビジュアル面でも期待が高まります。
きゃにめ限定版には映像特典&オーディオコメンタリーも
本作には、通常版に加え、通販サイト「きゃにめ」での限定版も用意されています。きゃにめ限定版には、過去のリード曲MVを収録したBlu-rayが付属し、これまでのミュージックビデオをまとめて楽しめる内容になっています。
さらに注目したいのが、下野紘さんと作詞家・RUCCA氏による、各曲ごとのオーディオコメンタリーです。楽曲制作の裏話や歌詞に込められた思い、当時のエピソードなど、ファンならぜひ耳を傾けたいトークが収録されるとのことで、楽曲をより深く味わえる特典になりそうです。
ベストアルバムという形でありながら、単なる総集編ではなく、「2026年に聴くべき新しい下野紘の音」を提示してくれる一作としても注目が集まっています。
第2弾企画:自身主催の朗読劇をなかのZERO大ホールで開催
新プロジェクトの第2弾として発表されたのが、自身主催の朗読劇です。公演は2026年5月9日(土)、会場はなかのZERO大ホールとなっています。
今回の朗読劇は、2025年3月に上演されたサウナ男子朗読劇『サウナのサ』をベースとした新たな作品で、下野さんが演じる「桜木春馬」にスポットを当てた内容になるとのことです。前作から物語をさらにパワーアップさせた構成が予定されており、キャラクターの魅力を深く掘り下げるステージになると報じられています。
共演には、前作に続き小野大輔さん、土岐隼一さんが出演することが決定しており、前回のファンはもちろん、今回初めて作品に触れる人でも楽しめるストーリーになるとされています。声優仲間との掛け合いは、朗読劇ならではの臨場感とともに、観客に特別な時間を届けてくれそうです。
「桜木春馬」に焦点を当てた、物語の“深化”
サウナ男子朗読劇『サウナのサ』は、“サウナ”を舞台にした、人間味あふれる会話劇として人気を集めた作品です。その続編とも言える今回の朗読劇では、下野さん演じる桜木春馬に焦点を当てることで、前作では描き切れなかった心情や背景が、より丁寧に描かれることが期待されています。
これにより、既に作品世界を知っているファンにとっては「キャラクターへの理解が深まる」公演となり、初めて触れる方にとっても、人物像に共感しやすいドラマとして楽しめる構成になっていきそうです。
アーティスト活動休止中だからこそ見える、“役者・下野紘”の姿
今回のプロジェクトは、「音楽」と「朗読」という二つの軸で構成されていますが、その根底にあるのは“1人の役者としての下野紘”に光を当てるというコンセプトです。ポニーキャニオンの発表でも、「本来の声優業とはまた違った魅力をファンに届けていく企画」であることが強調されています。
アーティスト活動10年目という節目に、活動休止中という特別な状況をあえて活かし、「音を聴かせる」「言葉を届ける」という本質的な表現に立ち返ることは、下野さんにとってもファンにとっても、あらためてその魅力を確認できる機会になると言えるでしょう。
また、プロジェクトは第3弾以降の企画も進行中とされており、今後もポニーキャニオンとのタッグによる新たな展開が待っていることが示唆されています。どのような形で“役者・下野紘”が表現の幅を広げていくのか、ファンの期待は高まるばかりです。
ファンに寄り添うプロジェクトとして
今回の新プロジェクトは、華やかな活動再開というよりも、「応援してくれるファンと一緒に楽しめる場をつくる」という、あたたかな思いが感じられる内容になっています。
- これまでの楽曲を新たなアレンジで味わえるベストアルバム
- 人気朗読劇をベースに、キャラクターを掘り下げた朗読ステージ
この2つの企画を通して、長く応援してきたファンはもちろん、最近下野さんを知った方にも、「こんな表現もするんだ」「こういう声の使い方をするんだ」と、さまざまな発見があるはずです。
活動のかたちこそ変化し続けていますが、その中心にあるのはいつも“届けたい”という気持ち。今回の「下野紘×ポニーキャニオン」プロジェクトは、その想いを丁寧に形にした取り組みとして、多くの人の心に残る時間を生み出してくれるでしょう。



