島崎遥香、AKB48武道館20周年ライブで“1曲だけの伝説”を更新 サプライズ登場から即帰宅までの一部始終
AKB48の元メンバーで、“ぱるる”の愛称で親しまれる島崎遥香さんが、結成20周年を記念して行われた日本武道館公演にサプライズ登場し、大きな話題を集めています。
センター曲「永遠プレッシャー」を1曲披露しただけで、MCにも登場せずにそのまま会場を後にするという、まさに“ぱるるらしい”振る舞いに、会場は驚きと笑いに包まれました。
AKB48結成20周年、武道館にOG120人が集結
AKB48は今年、結成から20周年という大きな節目を迎えました。
それを記念して開催されたのが、「AKB48 20th Year Live Tour 2025 in 日本武道館~あの頃、青春でした。これから、青春です~」と題した武道館公演です。
12月4日から7日にかけて計6公演が行われ、そのうち「20周年記念コンサート」として位置づけられた公演では、現役メンバー43人と卒業生らゲスト77人、総勢120人がステージに集結しました。
5日に行われた「20周年記念コンサート Part1」では、1曲目に篠田麻里子さんがセンターを務める「上からマリコ」で幕開け。会場には「麻里子様ー!」という大歓声が響き渡り、往年の“神7”時代を思い出させる熱狂に包まれました。
続く2曲目で、観客のボルテージはさらに一気に跳ね上がります。そこに姿を現したのが、サプライズ出演となった島崎遥香さんでした。
「永遠プレッシャー」でセンター復活 ミニスカアイドル衣装も話題
この日、島崎さんはセンター曲「永遠プレッシャー」を披露。現役時代を思わせるミニスカートのアイドル衣装に身を包み、久々の“アイドル・ぱるる”として武道館のステージに立ちました。
SNS上では、
- 「衣装が懐かしすぎて泣きそう」
- 「メイクも完璧で、当時のぱるるのまま」
- 「こんなにかわいい31歳いる?」
といった声が相次ぎ、久々のアイドル姿に歓喜するファンのコメントがあふれました。
会場でも、イントロが流れた瞬間にどよめきが起こり、曲が終わるまで大きな歓声が鳴りやみませんでした。
“塩対応”健在? 1曲披露後まさかの即帰宅
しかし、島崎さんの登場が大きな話題になったのは、パフォーマンスだけが理由ではありません。
「永遠プレッシャー」を歌い終えると、MCコーナーには一切姿を見せないまま、そのまま帰宅してしまったのです。
ステージ上では、島崎さんの退場後、
「ぱるるさんは帰られました」
という説明がされると、会場は一瞬驚きに包まれ、その後大爆笑。
さらに、MCに参加していたメンバーからは、
「かなりぱるるっぽい」
というコメントも飛び出し、ファンも「これぞぱるる」「ブレてない」と納得の様子でした。
現役当時から、ファンへの“塩対応”キャラとして知られていた島崎さん。
そのイメージを裏切らない、ある意味で期待通りの振る舞いは、20周年の特別なステージでも健在だったと言えます。
裏では“塩”どころか神対応? 共演メンバーの練習にも立ち会い
一方で、この日の島崎さんは、ステージ上での“即帰宅”ぶりとは対照的な一面も明かされています。
もともとこの日の出演予定はなく、急きょサプライズとして武道館に駆けつけたとされています。
さらに、共演メンバーの練習にも立ち会っていたことがMCで紹介され、「塩対応」のイメージとは裏腹に、しっかりとステージ作りに参加していたことが語られました。
ただし、楽屋や舞台裏でも、
- 「ぱるるさんを見ていない」
- 「ぱるるさんらしき人しか見かけていない」
といった冗談まじりのトークも飛び出し、メンバーですら“レアキャラ”のような存在感だったことが明かされています。
表舞台では“すぐ帰るぱるる”、裏ではちゃんと練習に付き合う優しさも見せる――そんなギャップも、ファンにとってはたまらない魅力となっているようです。
ファン「ずっとかわいい」「エモすぎ」 20周年に届けた「ありがとう」
20周年のステージに立った島崎さんは、パフォーマンスやコメントを通して、AKB48への「20周年ありがとう!」という気持ちを伝えました。具体的な長いスピーチこそありませんでしたが、その姿自体がグループへの感謝と祝福を表していたと言えるでしょう。
SNSやファンの間では、
- 「ぱるるがAKBのステージに戻ってきてくれたことがうれしい」
- 「あの頃の青春が一気によみがえった」
- 「塩対応と即帰宅込みで、全部ひっくるめてぱるるが好き」
- 「ずっとかわいいし、エモすぎる時間だった」
といった声が多数上がり、短い出演時間ながら、そのインパクトは絶大でした。
“あの頃、青春でした。これから、青春です”を体現するステージ
今回の武道館公演は、「あの頃、青春でした。これから、青春です」というサブタイトルが示すように、過去と現在、そして未来のAKB48をつなぐ場となりました。
ステージには、
- 篠田麻里子さんの「上からマリコ」
- 松井珠理奈さんセンターの「パレオはエメラルド」
- 山本彩さん、渡辺美優紀さん、渋谷凪咲さん、市川美織さんによる「ナギイチ」
- 高橋みなみさんらが参加した「少女たちよ」
など、48グループの歴史を彩ってきた名曲が次々と披露されました。
その中でも、島崎遥香さんの「永遠プレッシャー」は、まさにファンにとって“あの頃の青春”を強烈に呼び起こす象徴的な一曲。
1曲だけの出演でありながら、20周年という節目の公演に、しっかりと「ぱるるの存在感」を刻みつけた形になりました。
“変わらない”ことがうれしい、ぱるるの今
AKB48卒業後、女優としてドラマや映画に出演するなど、活動の幅を広げてきた島崎遥香さん。
その一方で、久しぶりにAKB48のステージに立った彼女が見せたのは、どこか懐かしく、そして「変わらないぱるる」の姿でした。
・ミニスカートのアイドル衣装が似合うかわいらしさ
・「永遠プレッシャー」を完璧に歌い上げるプロとしての実力
・MCには出ず、さらりと会場を後にするマイペースさ
そのどれもが、ファンが心に抱いてきた“ぱるる像”そのままであり、「時間が止まっていたみたい」「ずっとあの頃のまま」と感じた人も多かったのではないでしょうか。
20周年という節目に、あえて多くを語らず、1曲のパフォーマンスだけで存在感を示した島崎遥香さん。
その姿は、AKB48というグループが歩んできた歴史と、いまも続いていく物語の中で、彼女が確かに大切な一ページを担ってきたことをあらためて実感させてくれました。
笑いと感動、そして少しの“塩っ気”を残して去っていったぱるる。
その背中を見送った武道館のファンの心には、きっと長く消えない余韻が残り続けるはずです。



