Number_i、話題の“塩対応ライブ”に賛否噴出――アーティスト路線がもたらす変化とその舞台裏
注目のNumber_i、2025年ライブツアー開幕!
2025年10月13日、多くのファンが待ちわびたNumber_iのライブツアー「No.Ⅱ」がついに幕を開けました。北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナを皮切りに、各地で開催される本ライブは、全国から熱心なファンが駆けつけ、会場は大いに盛り上がりました。しかし、その直後からSNSを中心に「塩対応ライブ」として賛否の声が噴出し、今やエンタメ界の大きな話題となっています。
“塩対応ライブ”とは?ファンからあふれた不満の声
- ライブ会場の設計に変化があり、メインステージ1つのみという新たな試みだった
- ライブ時間が1時間半ほどと、従来より短めだった
- これまで期待されていた「ファンサービス」が少なく、ファンからは「もう推せない」「距離を感じた」といった不満の声が目立った
- 「アイドル時代のような近さ」を求めるファン層と、「アーティスト志向」を理解する層の間で反応が分かれた
SNSやコミュニティでは、ライブ直後からファンの率直な声が相次ぎました。特に、ライブの演出やメンバーとの距離感について「アイドルらしい手厚いファンサがなかった」「今までとは違う雰囲気で、戸惑った」という意見が多く寄せられています。
背景に「アーティスト路線」への大きな舵切り
この“塩対応”とも言われたライブには、グループとしての方向性転換が背景にあります。Number_iは近年、「アイドル」ではなく「アーティスト」として世界を目指す姿勢を明言してきました。今回のライブでも、
- 生オーケストラによる本格的な音楽演出
- プロのダンサーと共演した芸術志向のパフォーマンス
- 完全生歌や音への強いこだわり
といった、今までにない大人びた演出がふんだんに取り入れられていました。この変化は、一部ファンから「世界という大舞台に立つ準備だ」「アーティストとして大きな成長だ」と支持されています。しかし、従来のファンにはやや距離ができたと感じる向きもあります。
ライブ運営と会場での様子
会場となった真駒内セキスイハイムアイスアリーナには、開演前から2キロ近い行列ができるなど、Number_iの人気が健在であることが証明されました。当日は天候にも恵まれ、グッズ販売やCD購入特典の「オリジナルチケット絵柄カード」も多くのファンが求める人気アイテムとなりました。
また、公式からはライブ開催を記念してデジタルステッカーやGIFなども配布され、会員向けには期間限定で各会場のオフショット動画が届けられるなど、オンラインコンテンツ面での新しい取り組みも進められています。
「MUSIC EXPO LIVE 2025」でのパフォーマンスも話題
さらに、直後に開催されたMUSIC EXPO LIVE 2025の出演順発表も注目されています。Number_iのほか、BE:FIRSTやENHYPEN、HANAといったトップアーティストが名を連ね、東京ドームを舞台に豪華パフォーマンスが繰り広げられることが予定されています。
- アーティストごとの個性的なパフォーマンスと、会場を盛り上げる演出に期待と興奮の声が上がっている
- ライブのラインナップや演出は、今後の音楽シーンの潮流を映し出すものとしてエンタメ業界からも高い注目が集まる
ファンの声と今後のNumber_i
ライブ後、SNSや掲示板にはファンのさまざまな声が投稿されています。
- 「これがNumber_iの新しい挑戦なので応援したい」「今までとは違うけど、生歌や演出は本当に素晴らしかった」とポジティブな意見
- 「アイドル時代のような身近さが懐かしい」「急激な路線変更についていけない」と戸惑いや寂しさを吐露する声
グループの方向性が明確に変わるタイミングでは、ファンコミュニティの分断が起こりやすいものですが、Number_iのメンバー自身が「大人になった自分たちを見せていきたい」「世界で通用するアーティストを目指す」と語っており、今後もアーティストとして進化していく姿勢を示しています。
ライブ業界・エンタメ界も注目――「推し方」への問いかけ
今回の一連の出来事は、単なるアイドルグループの進化では収まりきらない波紋を広げつつあります。ライブやパフォーマンスの在り方、ファンとの関係性、エンタメ消費の価値観――私たちの「推し方」やエンタメとの距離感自体が、今まさに再定義されているのかもしれません。
「アーティスト志向」と「ファンサービス」の間で模索するNumber_iのこれからから、今後も目が離せません。
Number_iライブの最新動向まとめ
- ライブ時間や演出の変化が“塩対応”と受け止められ、一部ファンの間で波紋
- グループの「アーティスト路線」転換が明確に
- ファンからは賛否両論の声、コミュニティにも新たな議論
- 次なるステージとして、国内外の大型イベント出演も続々決定
- オンライン施策や限定コンテンツで新たなファン層開拓にも意欲
Number_iが示す新しいエンターテインメントの形に、これからも多くの注目と期待が寄せられることでしょう。