人気オンラインゲーム「Roblox」でアクセス障害発生 エラー9007報告が相次ぐ
世界中で人気のオンラインゲームプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」で、2025年12月18日(現地時間)夜ごろから大規模なアクセス障害が発生し、多くのユーザーがゲームに接続できない状況になっています。
今回の障害では、ログインやゲームへの参加を試みたプレイヤーの画面に「エラー9007」と表示されるケースが多数報告されており、SNS上でも「Robloxは落ちているのか?」「ゲームが読み込めない」といった声が一気に広がりました。
「Robloxはダウンしている?」世界中のプレイヤーから報告が殺到
障害が発生したのは、発生日時として伝えられている2025年12月18日(木)21時10分(太平洋時間)前後とみられています。この時間帯から、アメリカをはじめとした複数地域で、Robloxに接続できないという報告が急増しました。
ユーザーから寄せられている主な症状は、次のようなものです。
- ログインしようとしてもエラー9007が表示される
- ゲームを選択しても、いつまでも読み込み中のまま進まない
- 一部のページは開けるが、肝心のゲームが起動しない
- フレンドのオンライン状況が正しく表示されない
これらの症状から、単なる一部サーバーの不調というより、プラットフォーム全体に関わる障害である可能性が高いと見られています。ただし、地域や環境によっては「問題なく遊べている」との声もあり、影響範囲は一様ではないようです。
エラーコード9007とは?ユーザー側の問題ではない可能性も
今回多くのプレイヤーが直面している「エラー9007」は、Robloxクライアントがゲームサーバーに正常に接続できなかった場合などに表示されるエラーコードとされています。具体的な技術的意味は公表されていませんが、「サーバー側の障害」や「接続のタイムアウト」などが原因として考えられる種類のエラーです。
そのため、プレイヤー側のネットワークやPC・スマートフォンの問題というより、Roblox側のシステムやサーバーに起因するトラブルだと見ているユーザーが多くなっています。
もちろん、自宅のWi-Fiの不調や通信制限の影響で似た症状が出ることもありますが、今回は世界的に一斉に報告が増えていることから、ユーザー個々の環境ではなく、サービス全体の障害であると受け止められている状況です。
過去にもあった大規模障害 長時間のダウンを経験したプラットフォーム
Robloxでは、過去にも大きな障害が発生したことがあります。代表的な例としては、2021年10月28日に起きた大規模なサーバーダウンが挙げられます。このときは、サービス全体が最大約3日間にわたって利用できない状態となり、過去最長のダウンタイムとして話題になりました。
この障害では、
- プレイヤーのほとんどがゲームに入れなくなった
- Webサイトやアプリそのものにもアクセスしづらくなった
- 原因の特定と復旧にかなりの時間を要した
という経緯があり、多くのユーザーにとって忘れられない出来事となっています。
また、2025年6月には、アメリカ国内を中心にRobloxの大規模障害が発生し、数千人規模のプレイヤーがログインできない状態が続いたことも報告されています。このときは、SNS上で怒りとユーモアが入り混じったミームが大量に投稿されるなど、障害そのものが一種の“ネット文化”の話題となりました。
こうした過去の事例からも、Robloxほどの巨大なオンラインプラットフォームであっても、システム障害やサーバートラブルを完全に避けることは難しいという現実がうかがえます。
今回の障害に対する運営の対応と、今後の復旧見通し
記事執筆時点では、今回のエラー9007を伴うアクセス障害について、Roblox運営から詳細な技術的説明や原因の公式発表が行われたという情報は確認されていません。
ただし、過去の障害時には、
- 公式X(旧Twitter)などで「接続障害を確認しており、技術チームが対応中」と声明を出す
- ユーザーデータへの影響の有無について随時説明する
- 復旧後に詳細な技術レポートや今後の対策について報告する
といった対応が行われたことがあります。
今回も同様に、状況の把握と原因特定、そして復旧作業が水面下で進められていると考えられます。特に、Robloxは世界中の子どもから大人まで幅広いユーザーに利用されているサービスであるため、ユーザーデータの保全と安全性が最優先されるとみられます。
プレイヤーはどう対応すればいい?慌てずに試したい基本的な確認
このような大規模障害が発生した際、ユーザー側でできることにはどうしても限りがありますが、以下のような基本的な確認を行うことで、自分の環境の問題なのか、サービス全体の障害なのかを切り分けやすくなります。
- 他のWebサイトやオンラインゲームには問題なく接続できるか確認する
- Wi-Fiルーターやモデムを再起動してみる
- PCやスマートフォンのOS、Robloxアプリを最新バージョンにアップデートする
- 別の端末や別のネットワーク(モバイル回線など)から試してみる
- それでもダメな場合は、SNSなどで「Roblox」「エラー9007」などのキーワードを検索し、同様の報告が多数出ていないか確認する
多くのプレイヤーが同じタイミングで「入れない」「エラーが出る」と投稿している場合は、Roblox側の障害である可能性が高いと判断できます。その場合、ユーザー側でできることは限られているため、無理に何度もログインを繰り返さず、復旧を待つことが大切です。
子どもたちへの影響も大きいRoblox 安全対策と信頼回復が鍵に
Robloxは、ユーザー自身がゲームや体験型コンテンツを作り、他のユーザーと共有できるクリエイティブプラットフォームとして成長してきました。 特に、10代を中心とした若年層に大きな支持を集めており、「友達と集まるデジタルな遊び場」としての側面も強いサービスです。
その一方で、近年はプラットフォームの拡大に伴い、
- 未成年ユーザーの安全確保
- 不適切コンテンツの排除
- チャット機能の健全化
といった課題にも積極的に取り組んでいます。たとえば、コミュニティ基準を定期的に更新し、利用者の年齢層に応じたポリシーを整備するなど、安全対策の強化が行われています。
2025年11月には、チャット機能の利用に際して顔認証による年齢確認を導入することも発表されており、より厳格な未成年保護の仕組みづくりが進められています。
このように、Robloxは単なるゲームサービスではなく、多くの子どもたちの日常に深く入り込んだプラットフォームとなっているため、今回のような大規模障害が発生すると、楽しみにしていた時間が奪われてしまうだけでなく、サービス全体への信頼にも影響が出かねません。
運営側としては、
- できるだけ早い復旧
- 障害の原因や影響範囲についての丁寧な説明
- 再発防止策の提示
を通じて、ユーザーとの信頼関係を維持していくことが重要になりそうです。
オンライン時代の「遊び場」を支えるインフラとしてのRoblox
Robloxは、2000年代半ばからサービスを拡大し、2020年代に入ってから世界的な人気を獲得しました。 コロナ禍で外出が制限された時期には、「友達と一緒に遊べるオンライン上の公園」のような存在として注目を集め、ユーザー数・売上ともに大きく伸びました。
今では、
- 個人のクリエイターがゲームを公開して収益を得る場
- 企業やブランドがイベントを行うプロモーションの場
- 教育現場でのプログラミング学習や3D体験の教材
といった多様な用途で活用されており、単なるゲームプラットフォームを超えた存在になっています。
そのぶん、今回のような障害が発生した際の影響も、「ゲームが遊べない」だけにとどまらず、配信イベントの中止やオンライン授業・ワークショップの中断など、さまざまな場面に波及する可能性があります。
大規模なオンラインサービスにとって、システムの安定稼働は「見えないインフラ」として当たり前のように期待されていますが、その裏では膨大なサーバー群と複雑なネットワーク構成が動いています。そのどこかで問題が起きれば、世界中のユーザーが同時に影響を受けてしまう、という現代的なリスクも浮き彫りになっています。
復旧を待ちながら、最新情報のチェックを
現時点では、エラー9007によりRobloxに接続できないユーザーが多数存在する状況が続いています。このようなときには、
- むやみにアカウント情報を入力し直したり、怪しい「復旧ツール」などをインストールしない
- 公式からの発表や、信頼できるニュースソースによる報道を確認する
- SNS上のデマや憶測に惑わされないよう注意する
といった点に気をつけることが大切です。
障害は、たいていの場合は数時間から数十時間のうちに解消されることが多く、ユーザーデータが失われるケースはまれです。焦って何度も操作を繰り返すよりも、ひとまず落ち着いて状況を見守り、公式のアナウンスを待つことをおすすめします。
Robloxは、これまでも大規模な障害を乗り越えながらサービスを成長させてきました。 今回のエラー9007によるアクセス障害についても、原因究明と対策が進むことで、より強固で安全なプラットフォームへとつながっていくことが期待されます。




