PlayStation 6(PS6)と次世代携帯型ゲーム機のスペックがリーク:PS5の3倍性能で2027年後半に登場か

2025年8月上旬、次世代ゲーム機「PlayStation 6(PS6)」と新たな携帯型ゲーム機のスペック情報が大規模にリークされ、ゲーマーや業界関係者の注目を集めています。これらの情報によると、PS6は現行のPS5に比べて描画性能が約3倍、高性能なAMD製APUを搭載し、2027年の後半頃に発売される可能性が高いとされています。また、携帯型ゲーム機はPS4 Pro並みの性能を持つとされ、モバイルゲーム体験の新たなステージに期待がかかっています。

PS6のスペック詳細:AMDのZen 6 CPUとRDNA 5 GPUを搭載

今回リークされたPS6のコアとなるAPUは、AMDの最新技術を採用しています。CPUは8コアのZen 6アーキテクチャで、現行のPS5のZen 2 8コアから進化。GPUはRDNA 5アーキテクチャを採用し、演算ユニット(CU)の数は40〜48コアに増加しました。これにより、グラフィック性能はPS5の約3倍に相当すると言われています。

メモリーは次世代のGDDR7を24GB、あるいは18〜20GB搭載し、転送速度は32Gbpsに向上、メモリバス幅は192ビットに達することで、帯域幅は最大768GB/sに増大。これによりより高速なデータ処理が可能となり、8K解像度対応やレイトレーシングのさらなる高度化が期待されています。

表にすると以下のようになります:

  • CPU:Zen 6、8コア
  • GPU:RDNA 5、40~48コア、最大クロック3.0GHz以上
  • メモリー:GDDR7 24GB(転送速度32Gbps、バス幅192ビット)
  • メモリ帯域幅:最大768GB/s(PS5の448GB/sから大幅アップ)

こうしたスペック進化により、PS6はPS5のグラフィック性能を3倍に引き上げ、ゲーム描写を大きく向上させると見られています。

発売時期と価格の予測

リーク情報によれば、PS6の発売は2027年後半が有力です。これまでのプレイステーションの発売サイクルからも妥当なタイミングと言えるでしょう。価格は約5万円前後との推測があり、前モデルのPS5と同程度の価格帯を目指している可能性があります。

携帯型ゲーム機「PS6ポータブル版」の特徴

また、ソニーは携帯型ゲーム機の開発も進めているようです。通称「Canis」と呼ばれるこの携帯機は、PS4 Pro並みの性能を持ち、AMDのAPUを小型化したモデルを搭載。仕様にはマイクロSDカードスロット、M.2 SSDスロットを備え、ストレージ拡張や高速読み込みが可能とされています。

さらに、タッチスクリーン、ハプティックバイブレーション(触覚フィードバック)、デュアルマイクなど、多様なユーザーインターフェースを搭載。USB-Cポートも装備され、外付け周辺機器の拡張性が高いのが特徴です。

期待される互換性と技術トレンド

PS6はPS4、PS5のソフトとの互換性も維持される見込みで、過去作品を新ハードでも遊べるメリットが引き続き確保されます。AMDの最新CPUとGPUアーキテクチャを活用し、8K解像度や高度なグラフィック技術に対応することで、次世代ゲーム体験を大きく広げる製品になるでしょう。

まとめ

今回のリークによって明らかとなったPS6は、PS5の3倍もの描画性能を誇り、2027年後半に登場すると予想されています。携帯型ゲーム機も高性能な仕様でファンの期待を集めています。今後の公式発表に注目です。

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