岡山天音が初主演！夜ドラ「ひらやすみ」最新ニュースと記念書店フェア
岡山天音、話題の夜ドラ「ひらやすみ」で初主演へ
岡山天音さんが主演するNHK夜ドラ「ひらやすみ」が、2025年11月3日（月・祝）から放送開始となります（月～木曜 22:45～23:00、全20回／5週）。
原作は、真造圭伍さんによる同名漫画で、東京の片隅に佇む一軒家・平屋を舞台とした、ささやかな日常と人間模様を描く、あたたかくもせつない物語です。
- 岡山天音さんは、29歳の元俳優・生田ヒロト役で登場。
- ヒロトは、定職も恋人もなく、将来の不安も感じない“自由人”。人柄の良さで近所のおばあちゃんから平屋を譲り受け、そこで18歳のいとこ・小林なつみ（森七菜）と二人暮らしを始めます。
- 周囲の人々の悩みや孤独に寄り添いながら、自分の居場所を見つけていく姿が繊細に描かれます。
岡山天音さんは「原作はもともと大好きで、ずっと読み続けていた作品でした」と語り、今回の主演について深い思い入れを明かしています。岡山さんはこれまでもNHK大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」で強い印象を残しており、表現力とやわらかな存在感が注目されています。
豪華キャスト陣と作品の魅力
- 森七菜さんがヒロトのいとこ・小林なつみ役で出演。美大入学を目指し山形から上京してきた18歳で、負けず嫌いなひたむきさが魅力です。
- 吉岡里帆さんは、不動産会社勤めの仕事熱心な女性・立花よもぎ役。心に余裕がない現代の若者の葛藤を体現します。
- そのほか、吉村界人さん、光嶌なづなさん、根岸季衣さんなど実力派が脇を固めます。
- 脚本：米内山陽子さん、演出：松本佳奈さん、川和田恵真さん、髙土浩二さん。音楽は富貴晴美さんが担当し、物語に寄り添う温かなサウンドが期待されています。
ドラマでは、生きづらさを感じる人々が平屋に集い、ヒロトを中心に優しさや希望を分かち合う様子が、現代社会に生きる多くの視聴者の心に寄り添います。原作漫画の世界観を忠実に再現しながら、キャストの演技と映像美によって新たな魅力が生まれていることが、注目ポイントです。
アニメ化・ドラマ化記念フェアも開催！
「ひらやすみ」アニメ化・ドラマ化を記念して、特製ステッカーがもらえる書店フェアが10月29日から全国で開催されています。フェア実施書店で対象コミックスを購入すると、オリジナルステッカーが先着でもらえる仕組みです。
また、フェア期間中には「ありす、宇宙までも」より生まれた全5種の名言しおりプレゼントも実施。全国のフェア参加書店にて、温かくも心に響く名言入りしおりが配布されます。
こうした企画は原作・ドラマ両方のファンのみならず、これまで作品に触れていなかった読者にも、新しい魅力を届ける貴重な機会となっています。
岡山天音が語る「ヒロト」というキャラクターへの共鳴
岡山天音さんはインタビューで、「ヒロトは生きづらさを抱えながらも、日々を柔軟に受け止め、自分だけの幸せをゆっくりと築いていく」「人を励ますでもなく、無理に遠回りさせず、ただ傍にいてくれるあたたかい存在」とキャラクターへの共感を語っています。
実際に演じる上で「ヒロトのゆるやかな生活や、周囲の人々と過ごす何気ない毎日が、いまの社会に欠かせない癒しや希望をもたらしている」と話し、視聴者にも「何かしらの安心」を感じてほしいという想いを込めています。
- 岡山さん自身、「自分も不器用さや戸惑いを感じるタイプ。だからこそヒロトの心の動きをリアルに表現できるよう努めました」と述べています。
- ドラマ初主演の重責のなかで「原作愛」を大切にしつつ、台本を何度も読み返し、現場の仲間たちと意見交換を重ねながら撮影に臨んだそうです。
平屋という小さな舞台の“大きな価値”
本作の魅力は、小さな平屋の家に様々な人が集い、日々の生活を紡いでいく中で、悩みや孤独と向き合い、共感と希望を分かち合える場がある—という点です。
「大きな事件も起きない」「非日常的な展開もない」けれど、だからこそ視聴者ひとりひとりの日常に寄り添う、「今を生きる力」をそっと与えてくれる作品となっています。
- ヒロトの“生きる才能”は、特別な能力ではなく、目の前の人や出来事を受け入れ、何気ない毎日に感謝できる素直さを意味しています。
- この「才能」が、現代社会を生きる誰にでも存在すると気づかせてくれる物語です。
原作ファン・視聴者の反響と展開
原作漫画からずっとファンだったという声は多く、今回の実写ドラマ化・アニメ化に「待ってました！」との熱い期待が寄せられています。SNSでは「ヒロトの表情や雰囲気がまさに原作そのまま」「森七菜さん演じるなつみの元気さに元気をもらった」「平屋の日常に癒される」といったコメントが多く見られます。
ドラマ放送・フェア展開が進む中で、「ひらやすみ」の持つ“やさしさ”“居心地の良さ”がより多くの人に届き、「日常の価値」や「人と人とのつながり」が改めて見直されるきっかけになりそうです。
今後の注目ポイント
- NHK夜ドラ枠ならではの短い放送時間（1話15分）、全20回でテンポよく描かれる平屋の日常。
- 岡山天音さん初主演の新境地、共演者との絶妙な「間」の演技、細やかな心情描写。
- 原作と実写の融合による新しいキャラクターの魅力や、舞台となる平屋のリアルな再現。
- 今後のフェアやキャンペーンの展開による、原作コミック・ドラマの新たなファン層拡大。
これからの「ひらやすみ」の放送、そして記念フェアの盛り上がりに注目です。
好きな本に出会える書店フェアで、特製ステッカーや名言しおりもぜひ手に取ってみてください。
岡山天音さんが紡ぐ「生きる才能」と、人々が交わす日常の優しさ――何気ない毎日にこそ輝きがあることを、この作品はそっと教えてくれます。
