「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー」3月20日公開決定 50周年とVSシリーズ30周年が交差する記念作

スーパー戦隊シリーズの最新Vシネクスト作品として、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』が、2026年3月20日(金)より新宿バルト9ほか全国の劇場で期間限定上映されることが発表されました。
本作は、スーパー戦隊シリーズ50周年と、「VSシリーズ」30周年という二つの大きな節目を飾る記念作として制作されており、ファンから大きな注目を集めています。

ゴジュウジャーとブンブンジャー、夢のクロスオーバー

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』は、そのタイトルの通り、現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』と、2025年2月までテレビ放送されていた『爆上戦隊ブンブンジャー』が共演するクロスオーバー作品です。
ゴジュウジャーは指輪の力を使い、最高最強の「ナンバーワン」を目指して戦う戦隊として描かれており、一方のブンブンジャーはをモチーフに、「バクアゲ(テンション爆上げ)」なアクションが魅力の戦隊です。
それぞれ世界観もモチーフも異なる2大戦隊が、ひとつの物語の中で力を合わせることになる点が、本作の大きな見どころとなっています。

また、本作は「いま、すべての戦いが終わりを告げる!?」というキャッチコピーが掲げられており、単なる共演作にとどまらない、シリーズの歴史にとっても重要な意味を持つ一本として位置づけられています。
長年続いてきた「VS」シリーズにとっても節目の年であり、「スーパー戦隊ファンに贈る渾身の最新作」と紹介されています。

セイントゴジュウウルフ登場 遠野吠がまさかの“品行方正”キャラに!?

なかでも大きな話題を呼んでいるのが、ゴジュウジャーの一員であるゴジュウウルフ/遠野吠の新たな姿です。
本作では、吠が「セイントゴジュウウルフ」

これまで荒っぽく豪快なキャラクターとして描かれてきた吠ですが、本作では地球に戻ってきた際、まるで別人のように「光のように品行方正な人物」 セイントゴジュウウルフは、「戦いを終わらせる」と語り、空間を切り裂いてゴジュウジャーとブンブンジャーのメンバー8人を異空間へ飛ばしてしまうという衝撃的な行動をとることも明かされています。

なぜ吠はここまで変わってしまったのか、そしてセイントゴジュウウルフの真の目的はどこにあるのか――。
作品紹介では、「変わってしまった吠の真の目的とは?」という問いかけも添えられており、物語の大きな鍵を握る存在として描かれることになりそうです。

あらすじ:ユニバース融合の危機と、ノーワンとの決戦

公開されているあらすじでは、まず惑星シャフトという異星が舞台に登場します。
そこでブンブンジャーのリーダー・ブンレッドの前に現れるのが、苦魔獣ギャラクシーサーキットグルマーという強敵です。
このピンチに駆けつけるのが、ゴジュウウルフ/遠野吠であり、ここから物語が大きく動き出します。

一方その頃、地球ではゴジュウジャーが、オリガレッドとの出会いを経て、すべてのセンタイリングを揃えた後の時期が描かれます。
地球ではユニバースノーワンという存在が暴れまわっており、ゴジュウレオンたち5人が立ち向かいます。
そこにブンブルー、ブンピンク、ブンブラックが駆けつけて共闘するものの、ノーワンは非常に強力で、8人は窮地に追い込まれてしまいます。

絶体絶命のタイミングで現れるのが、先に異星で戦っていたはずの遠野吠です。
しかし、その吠はこれまでとはまるで別人のような性格になっており、セイントゴジュウウルフへと変身。
「戦いを終わらせる」と宣言し、ゴジュウジャーとブンブンジャーのメンバーを異空間へ飛ばしてしまう、という展開が紹介されています。

さらに、細武調ブーケがもたらした情報によると、「ユニバース融合」が進行すると世界が崩壊してしまう危険があることが判明します。
この危機を食い止めるため、ゴジュウジャーとブンブンジャーは、暴走するノーワンをどうにかして倒さなければならないという、非常にシリアスな状況に置かれます。
2大戦隊は再びひとつになって戦うことができるのか、そしてセイントゴジュウウルフとなった吠の真意がどこにあるのか――物語の行方が注目されています。

スーパー戦隊50周年と「VSシリーズ」30周年という節目

本作が大きな注目を集めている背景には、シリーズの節目という事情もあります。
1975年に『秘密戦隊ゴレンジャー』からスタートしたスーパー戦隊シリーズは、2025年放送の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』で50周年を迎えました。
また、2大スーパー戦隊の夢の共演を描く「VSシリーズ」は、1996年の『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』を第1作とし、2026年で30周年という節目を迎えています。

本作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』は、まさにこのダブルアニバーサリーを飾る作品として企画されており、「シリーズの集大成」として紹介するメディアも見られます。
公式側も「すべてのスーパー戦隊ファンに贈る渾身の『VS』シリーズ最新作」と位置づけており、単に人気作同士を並べただけではない、節目にふさわしいスケール感を目指していることがうかがえます。

なお、テレビ朝日系で長年続いてきたスーパー戦隊シリーズの放送枠は、2026年2月15日から、東映特撮の新ブランド「PROJECT R.E.D.」第1弾作品『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』に差し替わることが発表されています。
このため、「VS」シリーズを含むスーパー戦隊シリーズの劇場展開が今後どのような形で続くのかは、現時点では不透明とされています。
だからこそ、本作が「歴史に残る激闘」として強く意識されている側面もあるといえるでしょう。

公開形態とパッケージ情報

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』は、Vシネクストとして制作され、2026年3月20日(金)より新宿バルト9ほか全国の劇場で期間限定上映されます。
上映終了後には、2026年7月29日(水)にBlu-ray&DVDが発売されることも決定しており、劇場での鑑賞が難しいファンも、自宅でじっくり楽しめる形になっています。

パッケージは、通常版に加えて、特典付きの「DXセンタイリング セイントゴジュウウルフセット」などを同梱した特別版、さらに「ナンバーワン特別版」といった豪華仕様の商品展開も予定されています。
これまでのVシネクスト作品同様、映像本編に加え、メイキングやキャストインタビューなど、ファン向けの特典映像が収録される可能性もありますが、詳細については今後の続報が待たれます。

スタッフ・制作体制

本作の原作には、これまで多くのスーパー戦隊作品の名義として知られてきた八手三郎がクレジットされており、シリーズとしての一貫した軸が保たれています。
脚本は樋口達人、監督は中澤祥次郎が担当し、近年の特撮作品でも実績のあるスタッフ陣が集結しています。
配給・発売・販売は東映ビデオ株式会社が務め、Vシネクスト作品のこれまでのラインナップと同様の体制で制作・展開されます。

ファンが注目したいポイント

  • ゴジュウジャーとブンブンジャーの共闘アクション
     指輪と車という異なるモチーフがどのように絡み合い、連携技や合体攻撃が描かれるのか、アクション面での見どころは多そうです。
  • セイントゴジュウウルフの活躍と吠の変化
     これまでの吠を知るファンにとって、品行方正になった彼の言動や、セイントゴジュウウルフとしての能力・必殺技は大きな注目点です。
  • ユニバース融合とノーワンとの決着
     世界崩壊に直結する「ユニバース融合」の設定や、それを象徴する存在であるユニバースノーワンとの戦いは、本作のテーマ性にも関わる核心部分です。
  • スーパー戦隊50周年・VSシリーズ30周年ならではの“集大成感”
     長い歴史を背負った戦隊シリーズが、この記念作でどのようなメッセージやドラマを描くのか、シリーズファンにとっては見逃せない部分です。

「果てなき青春!これが真のパリピ道!」というエンターテインメント性あふれるキャッチーなキーワードが並ぶ一方で、「全ての戦いに終止符を」という重みのあるフレーズも添えられている今回の新作。
明るく熱いバトルと、シリーズの節目にふさわしいドラマ性が、どのようなバランスで描かれるのかに注目が集まります。

参考元