『ニーア オートマタ』が発売9年で世界1000万本突破!シリーズの歴史を彩る大記録達成

スクウェア・エニックスは2026年2月20日、プラチナゲームズが開発を手がけるアクションRPG『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』の全世界累計出荷・ダウンロード販売本数が1000万本を突破したことを発表しました。2017年2月23日のPS4版発売から約9年という長きにわたり、多くのプレイヤーに愛され続けてきたこの作品が、ついに大台を達成したのです。

長い歴史を刻んだ販売本数の推移

『ニーア オートマタ』の販売実績の推移を見ると、この作品がいかに息の長い人気を保ち続けてきたかが分かります。発売直後となる2017年4月には早くも100万本を突破し、その後も着実に販売数を増やしていきました。

  • 2017年4月:100万本突破
  • 2018年3月:250万本突破
  • 2020年12月:500万本突破
  • 2023年4月:750万本突破
  • 2024年12月:900万本突破
  • 2026年2月:1000万本突破

この数字から見えてくるのは、単なるゲーム販売本数ではなく、『ニーア オートマタ』というコンテンツ全体が、ゲーム業界の中でも特別な存在であることを示しています。発売後の各プラットフォームへの展開が、継続的な成長を支えてきたのです。2017年のPS4版発売に始まり、その後PC(Steam)、Xbox One版がリリースされ、2022年にはニンテンドースイッチに対応するなど、より多くのプレイヤーがこの作品を体験できる環境が整えられてきました。

ゲーム本編を超えた多角的な展開

『ニーア オートマタ』の1000万本達成には、ゲーム本編だけにとどまらない、多彩なメディア展開が大きな役割を果たしています。この期間、アニメ化や舞台化など、様々な形式でこの物語が表現されてきました。これらの展開により、ゲームをプレイしていない層にも『ニーア』の世界観が広がり、新たなファンを獲得することにつながったのです。

さらに、スピンオフ作品である『NieR Replicant ver.1.22474487139…』も好調で、全世界累計で200万本を突破したことが同時に発表されました。このシリーズ全体としての盛り上がりが、『ニーア オートマタ』の継続的な販売を後押ししています。

9周年記念イベントでの発表と「to be continued…」というメッセージ

今回の1000万本突破の発表は、日本発売9周年を記念した公式放送「『NieR:Automata』9周年記念ゆるっとお祝い生放送」の中で行われました。番組では、声優の花江夏樹さんをはじめとするスタッフから熱いお祝いメッセージが寄せられ、開発陣も感謝の思いを語っています。

特に注目されるのが、同時に公開された記念PVの末尾に表示された「NieR:Automata to be continued…」というメッセージです。このメッセージは、シリーズがまだ完結していないこと、そして今後もさらなる展開が予定されていることを示唆しています。来年に控える10周年に向けて、新たなプロジェクトが動き始めるのか、ファンの期待が高まっています。

開発陣からの感謝の声

記念イベントでは、開発陣からも心からの感謝と喜びが表現されました。ヨコオタロウ氏は、他の仕事にも携わっているにもかかわらず、『ニーア オートマタ』の継続的な売上により、この作品がメイン業務のように見られてしまっているというエピソードを語りながら、毎日感謝の気持ちで過ごしているとコメントしています。このような言葉からは、開発スタッフがこの作品とプレイヤーとの関係を大切にしている姿勢が伝わってきます。

これからの『ニーア』シリーズへの期待

『ニーア オートマタ』が1000万本を突破したことは、単なるマイルストーンではなく、この作品がゲーム業界に与えた影響の大きさを物語っています。発売から9年間、継続的に愛されるゲームは決して多くはありません。それは、優れたゲームデザイン、その独特の世界観、そしてシリーズ全体で展開される多角的なコンテンツ戦略があってこそなのです。

来年の10周年に向けて、「to be continued…」というメッセージが何を意味するのか、ファンの注目は集中しています。新作の発表なのか、新たなメディア展開なのか、あるいは予想外のプロジェクトなのか—『ニーア』シリーズの次なる章の始まりに、多くのゲームファンが期待を寄せています。

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