NHK朝ドラ「ばけばけ」第47回が放送!新キャストの登場と注目シーンで話題に
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」は、2025年9月29日から放送中の第113作目となる人気ドラマです。髙石あかりがヒロイン・松野トキを、そしてトミー・バストウが夫・ヘブンを演じている本作は、怪談話が好きなちょっと変わった女の子と外国人の夫が織りなす、何気ない日常を描いた夫婦の物語として多くの視聴者から支持を集めています。
第47回放送で視聴者の関心が集中
12月2日(火)に放送された第47回は、第10週「トオリ、スガリ。」の一部として配信されました。この回では、松江での寒波襲来を背景に、複数の重要な場面が展開され、視聴者の注目度が高まりました。
放送時の「注目度」データによると、この日は中盤に2つの”山”が形成されました。最初の山は午前8時5分から8時7分にかけて記録され、70%前後の高い注目度を維持。この時間帯では、松江中学校でヘブンが授業をしている様子が放映されました。ヘブンは「サムライの娘を女中にしてよかった」「日本の文化に囲まれて幸せだ」といった英語の文章を生徒に書き取らせており、日本文化を愛するキャラクターの魅力が引き出されていました。
その後、トキが松江の街でリヨ(北香那)と再会するシーンでは、物語の重要な転機を迎えます。リヨはトキに対して「もうやめてくださらない」と言い渡し、トキが三味線や花を生けるとリヨのアピールが台無しになると激怒するのです。このやり取りは、リヨがヘブンへ継続的にアピールを続けているという背景を示す重要なシーンとなっており、視聴者の間でも注目を集めました。
第二の山は午前8時9分に記録され、この日の最高値である72.3%に達しました。この時間帯では、トキが歩いていると遊女のなみ(さとうほなみ)に声を掛けられるシーンが放映されました。女中の仕事の調子について会話する場面は、物語に新たな動きをもたらす重要な瞬間だったようです。
ヘブンの体調不良が物語を大きく動かす
第47回の最大の転機は、ヘブンの体調悪化です。松江のあまりの寒さに、ヘブンが体調を崩してしまい、慌てた様子の錦織(吉沢亮)がヘブンを抱えて現れるという場面が展開されました。この予期しない展開により、視聴者の間ではヘブンの容態がどうなるのかという懸念が広がり、注目度は午前8時14分の68.8%まで緩やかに上昇してエンディングを迎えました。
新たな登場人物と複雑な人間関係
本回の放送を通じて、松野家の周辺に新たな登場人物たちが現れています。タエ(北川景子)のもとで三味線の稽古に励み、その上達ぶりを褒められるトキの成長ぶりが描かれる一方で、ヘブンの教え子である小谷(下川恭平)がお見舞いに訪れるという新しい展開が生まれました。
興味深いことに、小谷はヘブンよりもトキと話してばかりいるようで、どうやらトキに好意を抱いているとのこと。しかし、トキ本人はまったく気づいていません。これに気づいたサワ(円井わん)や松野家の家族たちは、秘かに小谷の恋を応援することに決めたという、新たな人間ドラマが展開しています。
キャスト陣の充実で物語に深みが
「ばけばけ」には、主演の髙石あかりとトミー・バストウをはじめ、吉沢亮、北川景子、岡部たかし、池脇千鶴、生瀬勝久、小日向文世といった実力派の俳優たちが集結しています。また、リヨ役の北香那、なみ役のさとうほなみなど、個性的なキャラクターを演じる女優たちも物語に活気をもたらしています。
さらに、新たに加わったキャストたちも注目を集めています。大西信満がヘブン専属の車夫「若松組」役として初朝ドラに出演。彼の口癖は「不器用ですけん」とのことで、個性的なキャラクターが松野家に新たな一員として加わることになりました。また、大雄寺の住職役として新しい登場人物も紹介されており、物語はますます多角化しています。
このように、「ばけばけ」は豪華なキャスト陣と個性的なキャラクター設定により、視聴者の心を掴み続けています。朝ドラの伝統を守りながらも、新しい試みに挑戦する本作の今後の展開に注目が集まっています。
視聴者の期待が高まる週間を迎えて
第10週「トオリ、スガリ。」は、物語の中盤における重要な転機を描く週間となっています。ヘブンの体調不良、リヨとトキの対立、そして小谷の片思いといった複数の要素が絡み合い、物語がどのように展開していくのか、視聴者の興味は尽きません。
また、初朝ドラ出演となるキャストたちがどのような演技を見せるのか、そして既に活躍している俳優たちとどのような化学反応を起こすのかという点も、多くのドラマファンから期待を寄せられています。
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」は、月曜日から土曜日の午前8時から放送されており、NHK BS、BSプレミアムでも同じ時間帯に放送されています。また、地上波では午前7時30分からの放送も実施されているため、多くの視聴者が自分のスケジュールに合わせて視聴することが可能です。
全125回の予定で進む本作は、怪談好きな主人公トキと外国人の夫ヘブンの関係、そして周囲の登場人物たちとの関係を通じて、人間ドラマの奥深さを丹寧に描いていきます。第47回での新たな展開を経て、今後どのような物語が紡ぎ出されるのか、視聴者の期待はますます高まっています。
