『呪術廻戦≡(モジュロ)』、近未来スピンオフ連載ついにスタート!原作・芥見下々×作画・岩崎優次が描く新たな呪術の世界
話題沸騰!呪術廻戦史上初の本格スピンオフ新連載、その全貌
2025年9月8日、週刊少年ジャンプ41号(集英社)で『呪術廻戦≡(モジュロ)』が新連載としてスタートしました。『呪術廻戦』本編の完結以来、芥見下々先生が初めて原作を担当し、作画には『暗号学園のいろは』で圧倒的な画力を披露した岩崎優次先生を起用。ジャンプを彩る強力タッグに、既に読者・ファンの熱視線が集まっています。半年の短期集中連載予定(単行本3巻想定)で、日本だけでなく世界のマンガファンから注目を浴びている最新スピンオフです。「呪術廻戦≡」は、本編のその先、2086年の地球という近未来を舞台にした全く新しい物語なのです。
近未来、2086年の地球。シムリア星人の来訪が描く新たな世界観
本作の最大の特徴は、呪術廻戦本編よりも遥か未来、2086年の地球を舞台としている点です。物語は、絶望的な状況から逃れて地球にやってきた地球外生命体「シムリア星人」が難民として保護を求める現代社会とは異なる未来が描かれます。未知との邂逅や多様な価値観の融合が大きなテーマとなり、呪術のみならず、倫理・社会・共生といった現実的な問題にも切り込む斬新な構成です。「呪術」と「SF」「社会問題」が交錯する新たな呪術廻戦ワールドへの扉が開かれました。
- 舞台:2086年の地球
- 難民として現れた地球外生命体「シムリア星人」
- 人類と異星人の共生・対立・協力を描く
- 本編以上に拡張された“呪術”の概念と進化
芥見下々先生、公式コメントから読み解くスピンオフへの想い
芥見下々先生は、自身の公式コメントで『モジュロ』実現に至るまでの経緯や心境を丁寧に語っています。呪術廻戦本編連載中からスピンオフ企画は複数寄せられていたものの、「自分がコントロールできない範囲で作品が走るのが怖かった」と当初は断念。しかし、「本編の設定を広げたり、時代や視点を変えたり、パラレルな可能性を追求する中で、最も突飛だったアイデアが『モジュロ』になった」のだそうです。
芥見先生は、本作を「新しい呪術の入り口」と位置づけ、
「短期集中連載です。半年ほど(打ち切られなければ)お世話になります。単行本3巻くらい。」
と、軽やかなユーモアと期待感あふれるコメントを寄せています。ジャンプ読者への感謝と共に、自身の原作担当デビュー作となる新連載への強い意気込みが感じられます。
作画担当・岩崎優次先生の存在感と期待感
作画を手がけるのは、『暗号学園のいろは』で知られる岩崎優次先生。スタイリッシュかつ緻密な描線、スピード感あふれるアクションや表現力豊かな人物描写でファンを魅了してきた新鋭漫画家です。芥見先生自らも「すごいぞ!!うまいぞ!!綺麗だぞ!!」と大絶賛。名実ともに、呪術廻戦スピンオフに相応しい新たな才能が加わりました。
- 前作『暗号学園のいろは』でも高い評価
- 骨太かつしなやかな線が2086年のSF的世界観を支える
- 芥見下々原作の新世界を“正統&革新”両面から描写
「≡(モジュロ)」というタイトルの意味と象徴性
新連載の正式タイトルは「呪術廻戦≡(モジュロ)」。この「≡」は、数学やプログラミングで「合同」「同値」「等価」などの意味を持つ記号です。多様な価値観、平行する異世界・異文化の共存や一致を象徴しており、物語の基軸となる「異星人」という存在や、人類と異なる“呪術の在り方”を示唆しています。芥見下々ならではの知的な仕掛けが、タイトルから既に読み取れるのです。
- 記号「≡」は“等価性”や“多重性”を象徴
- 呪術廻戦本編とスピンオフ「モジュロ」の世界の「合同」「交錯」を示唆
- SFと呪術、伝統と革新、友情と葛藤が立体的に交差する世界観へ
呪術廻戦スピンオフの意義――なぜ今「モジュロ」なのか
『呪術廻戦≡(モジュロ)』の登場は、単なる人気作の便乗スピンオフではなく、“呪術廻戦”という物語自体の“隠された可能性”を照らし出す挑戦です。本編で描ききれなかった“もしも”の物語や異なる時代の呪術、現代社会の枠組みを超越した普遍的テーマ——。その全ては、芥見下々が本編完結後も真摯に呪術廻戦と向き合い、実現したいと考え続けてきたアイデアの結晶といえます。
また、連載開始と同時にジャンプ公式YouTube「ジャンプチャンネル」でPVが公開されるなど、プロモーションにも力が入っており、公式も「新しい時代の“呪術”」を提示する意思を明確にしています。
『呪術廻戦』の系譜と「モジュロ」の未来
- 芥見下々、6年半に及ぶ本編連載(全30巻+0巻)終了後初の新作
- 物語の“外側”から“未来”を切り拓く攻めの姿勢
- ジャンプの歴史に刻まれる“正統進化型スピンオフ”誕生
- 作画・岩崎優次の参入によるフレッシュな読後感
読者の期待と可能性――感想・反響
SNSや各種メディアでは、芥見先生の原作復帰、岩崎先生の美麗な作画、“近未来×呪術”という新たな挑戦に早くも「ワクワクが止まらない」「また新しい呪術廻戦に出会えた」「SF設定にびっくり!」など歓喜や驚きの声が多数寄せられています。とりわけ、シリーズ特有の“重厚なドラマ”と近未来の“柔らかな可能性”の融合が、従来のジャンプ読者層から次世代ファンまで広く刺さっているのが印象的です。
今後の展開――「モジュロ」から目が離せない理由
現在の“短期連載(約6ヶ月)”の形で始まった本作ですが、単行本3巻分を想定としたストーリー設計で密度もボリュームも満点。毎回のジャンプ掲載でどのような「未来の呪術」が描かれるのか、またシムリア星人と地球人、それぞれの願いや運命がどのように交錯していくのか――今後の展開から目が離せません。
- 芥見下々原作×岩崎優次作画による新時代の呪術バトル
- 異文化・異生命との共鳴と対立
- 現実社会への問いかけと新たなヒーロー像の探求
まとめ:呪術廻戦≡(モジュロ)、新しい「呪術」の物語が幕を開ける
『呪術廻戦≡(モジュロ)』は、本編完結直後の芥見下々が原作として新たに描く、「呪術」と「未来」が融合した革新の一作です。近未来SFの枠組みで“呪術”の意味と可能性を再定義し、過去・現在・未来を見渡す壮大な人間ドラマも予感させます。岩崎優次の作画が新時代のビジュアルを提示し、熱いドラマと驚きの展開を読者に届けることでしょう。
半年間の短期集中連載だからこそ、凝縮された“珠玉の冒険譚”にぜひご注目ください。次号以降も『呪術廻戦≡(モジュロ)』の展開が、日本、そして世界中のファンにどんな驚きをもたらすのか――期待とともに楽しみに見守りましょう!