なにわ男子・高橋恭平、「最恐ギャップ男子」に!『山口くんはワルくない』実写映画化で金髪コワモテに挑戦
人気アイドルグループなにわ男子の高橋恭平さんが主演を務める、実写映画『山口くんはワルくない』の制作が発表されました。累計発行部数210万部を突破した斉木優さんの同名少女コミックを原作とした青春ラブストーリーで、公開日は2026年6月5日(金)とされています。
本作では、高橋さんが金髪でコワモテ、そして鋭い関西弁を操る“最恐ギャップ男子”山口飛鳥役に挑戦します。すでにファーストビジュアルと、物語の一端を収めた超特報映像が公開され、大きな話題を集めています。
人気少女コミック『山口くんはワルくない』とは?
映画『山口くんはワルくない』の原作は、漫画家・斉木優さんによる同名の少女コミックです。累計発行部数は210万部を超え、多くの読者に愛されてきた人気作です。
物語の主人公は、恋に憧れるごく普通の女子高生皐(さつき)。彼女の前にある日現れるのが、金髪でコワモテ、しかもドスの効いた関西弁を話す転校生、山口飛鳥です。クラスでは「ヤクザでケンカも強い」という物騒な噂が広がり、誰もが近寄りがたい存在として恐れている山口くん。
しかし、皐が彼と関わるうちに見えてきたのは、見た目とは正反対の一面でした。実は山口くんはピュアで優しい性格の持ち主で、照れると耳が赤くなってしまうというかわいらしい“ギャップ”のある男の子なのです。
危ない場面でさりげなく助けてくれたり、話してみると意外とおしゃべりで、ノリツッコミもこなすお茶目な一面も。さらに、噂とは裏腹に実は優等生という設定もあり、「ワルそう」に見える外見と、真面目で誠実な内面のギャップが、作品最大の魅力となっています。
そんな山口くんと皐が惹かれ合っていく過程を、胸キュン要素たっぷりに描いたのが『山口くんはワルくない』。今回の映画化は、原作ファンのあいだでも待望のニュースとして受け止められています。
高橋恭平が“金髪コワモテ”に変身 「最恐ギャップ男子」を熱演
本作の主人公である山口飛鳥を演じるのは、なにわ男子の高橋恭平さん。普段は“王道アイドル”らしいキラキラとした雰囲気と、甘い顔立ち、そして無邪気なキャラクターで多くのファンを魅了しています。
その高橋さんが今回は、金髪に鋭い目つき、耳にはピアスというコワモテなビジュアルに大変身。公開されたファーストビジュアルでは、こちらを鋭くにらみつけるような表情が印象的で、「本当に高橋恭平?」と思ってしまうほどのギャップを感じさせる仕上がりになっています。
さらに、劇中では見た目だけでなく、キレのある鋭い関西弁も大きな見どころです。関西出身の高橋さんですが、普段の柔らかい話し方とは少し違い、ドスを利かせた迫力ある話し方を意識しているとのことです。
高橋さんはインタビューで、「とにかくコワモテ、ギャップ、関西弁、ドスを効かせる感じを意識して演じました」とコメント。役作りの一環として、ピアス穴が空いていないためにマグネットピアスを使用して撮影に臨んだそうで、「最初はすごく痛かったけれど、次第に慣れていった」と、撮影の裏話も明かしています。
また、「見た目が金髪のヤンキーで関西弁の少女漫画というところに惹かれました」と語り、原作を読んだうえでこの役に強い興味を持ったことも明かしています。過去に映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』でも“ギャップのある男子”を演じて注目された高橋さんが、今回はより“ワルそう”な外見と、より“ピュア”な内面を持つキャラクターをどう表現するのか、期待が高まっています。
超特報&ファーストビジュアル公開で高まる期待
今回の実写映画化発表とともに、ファーストビジュアルと超特報映像が解禁されました。
ファーストビジュアルでは、金髪で鋭いまなざしの山口くんが、画面いっぱいにこちらをにらみつけるように立っています。制服姿ながらも、ただならぬオーラを放っており、「ヤクザでケンカも強い」という噂が出回るのも納得の迫力ある一枚です。
一方、超特報映像は、まるで本格アクション映画のような、迫力あるアクションシーンからスタートします。観客が「これはバトル系の作品なのかな?」と思った瞬間、映像は一転。そこに映し出されるのは、噂とはまるで違う、ピュアで優しく、照れると耳が赤くなってしまう山口くんの姿です。
さらに映像の中では、山口くんが大切な人を守ろうとする場面も描かれ、「守るって言ったやろ」という一言が、甘くて頼もしいセリフとして印象的に響きます。このセリフはすでに「胸キュン必至」と評されており、映画公開前から多くのファンの心をつかんでいるようです。
また、ヒロインの皐の視点で山口くんの魅力を紹介するプロフィールビジュアルも公開され、「みんなが知らない山口くんの中身」がこっそり紹介されています。恐そうに見えて実は優しい一面や、耳が赤くなるクセなど、ギャップだらけの魅力がまとめられており、「もっと山口くんのことを知りたい」と思わせる内容になっています。
原作者・斉木優も太鼓判「不安が期待へと変わった」
原作の作者である斉木優さんは、今回の実写化について、当初は「自分の漫画が原作で大丈夫なのか」と不安もあったと率直な気持ちを明かしています。
しかし、主演に関西出身の高橋恭平さんが決まったと聞き、その不安は「期待へと変わった」と語っています。原作でも重要な要素となっている関西弁を自然に話せることに加えて、アイドルとしての華やかさと、少年っぽい無邪気さ、そして役柄に必要な“ギャップ”をあわせ持つ高橋さんのキャスティングに、大きな信頼を寄せているようです。
漫画という二次元のキャラクターである山口くんが、どのように実写として立ち上がるのか――原作者自身が楽しみにしていることが伝わってきます。
監督・スタッフ陣と作品への期待
本作の監督を務めるのは、『PRINCE OF LEGEND』(2019年)などを手がけてきた守屋健太郎監督です。青春作品やキャラクター性の強い作品の演出に定評がある監督だけに、山口くんと皐の恋模様や、クラスメイトたちとの関係性をどう描き出すのか、期待が集まります。
制作・配給を担当するアスミック・エースは、青春映画やコミック原作の映画化にも多く関わってきた実績ある企業で、発表資料でも「コワモテ×関西弁男子」というキーワードを前面に押し出し、“待望の実写化”として本作を紹介しています。
なにわ男子・高橋恭平にとって新たな代表作となるか
なにわ男子としての活動に加え、ドラマや映画など俳優としても活躍の場を広げている高橋恭平さん。これまでも、少女漫画原作の作品で“ギャップ男子”を演じ、その自然な存在感と表現力が高く評価されてきました。
今回の『山口くんはワルくない』では、「金髪コワモテ」というビジュアル面での大胆な挑戦に加え、迫力ある関西弁や、アクションシーン、そしてふとした瞬間に見せるピュアで照れ屋な表情まで、幅広い演技が求められることになります。
噂だけを聞けば「近寄りがたい不良」のように思える山口くんが、実は一途で優しくて、好きな人のためなら全力で守ろうとする――。そんなギャップの大きなキャラクターは、高橋さん自身の“アイドルとしてのキラキラ感”と“素の無邪気さ”とも重なる部分があり、「はまり役」との声も早くも上がっています。
公開は2026年6月5日(金)。劇場で“最恐ギャップ男子”に出会える日を、楽しみに待ちたいところです。



