Mrs. GREEN APPLE新曲「lulu.」、TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期オープニングテーマに決定
人気ロックバンドMrs. GREEN APPLEが、新曲「lulu.」をTVアニメ『葬送のフリーレン』第2期のオープニングテーマとして届けることが発表されました。「フェーズ3」最初の新曲として位置づけられる本作は、配信リリースとともに、アニメ本PVやミュージックビデオを通して、その世界観が次々と明らかになっています。
「lulu.」が『葬送のフリーレン』第2期OPに起用
Mrs. GREEN APPLEの新曲「lulu.」は、TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期のオープニングテーマに正式決定しました。 バンドのオフィシャルサイトでも、「新曲『lulu.』が、TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期オープニングテーマに起用されることが決定いたしました」と告知されています。
アニメ第2期の本PVでは、「lulu.」の音源の一部が使用されており、穏やかでありながら壮大なスケールを感じさせるサウンドが、フリーレンたちの新たな旅路の映像とともに公開されています。 PVでは、「かけがえのない一瞬を、重ねていく。」というコピーとともに、第2期の放送開始情報とオープニングテーマ「lulu.」のクレジットが添えられており、作品と楽曲が密接に結びついていることが印象づけられます。
Mrs. GREEN APPLE「フェーズ3」最初の新曲としての「lulu.」
「lulu.」は、Mrs. GREEN APPLEにとって新たな活動段階である“フェーズ3”の第1弾楽曲として発表されました。 2026年元日から始動したとされるこのフェーズ3の中で、「lulu.」はその幕開けを飾る重要な楽曲となります。
音楽メディアの報道では、この楽曲について、「穏やかな風が流れるような雰囲気を感じさせながら、壮大で広がりのある伸びやかさを持った楽曲」と紹介されており、静けさとスケール感を併せ持つサウンドが特徴だとされています。 フェーズ3に入ったミセスが、これまでのポップでエネルギッシュなイメージに加え、より深いテーマ性と余韻を重視した表現へと踏み込んでいることが感じられる位置づけです。
サプライズ公開となった「lulu.」ミュージックビデオ
新曲「lulu.」のミュージックビデオは、サプライズ形式で公開され、大きな話題になりました。12日午前0時、公式YouTubeチャンネルにて突然「lulu.」のMVが解禁され、その前段として前日夜から長編映像「Prologue to」がライブ配信されるという、これまでにない演出が行われました。
このライブ配信では、霧に包まれた世界が徐々に光に満ちていく映像や、鳥の羽ばたき、雲のようなイメージ、そしてノイズ音や筆の音、鐘の音など、さまざまな「音」と「視覚的な仕掛け」がちりばめられていました。 視聴者は、その意図を考察しながらリアルタイムで参加する形となり、開始から約30分で視聴者数が10万人を超えるなど、配信は大きな盛り上がりを見せました。
約2時間におよぶ「Prologue to」の映像は、そのまま「lulu.」のミュージックビデオへと繋がり、壮大なスケールで「輪廻転生」を描いた映像美が展開。オリコンなどの報道によれば、コメント欄には「まって鳥肌」「泣いた」「壮大すぎる」といった感想が相次ぎ、同時視聴者数は最大20万人に達したとされています。
さらに、このMV公開に先立ち、ドームツアー「BABEL no TOH」のラストシーンで、大森元貴(Vo/Gt)がスモークに包まれて去っていくシーンの写真が、公式から公開されていました。 その写真から、ファンの間では「フェーズ3」への布石ではないかとさまざまな憶測が生まれており、その約24時間後に「lulu.」のMVが公開されたことで、「BABEL no TOH」から最新作「lulu.」へと物語が繋がっているのではないか、と受け止められています。
「lulu.」に込められたテーマと歌詞の世界
Mrs. GREEN APPLEのフロントマン大森元貴は、「lulu.」についてのコメントの中で、この楽曲に込めたテーマを次のように語っています。
- 誰かから誰かへ、命や宝物、思い出、意思が受け継がれ、脈々と今日に繋がっていく
- そしてまた、その明日へと続いていく
- 故郷を胸に秘めて前に進む強さを描いた楽曲
大森は、原作マンガ『葬送のフリーレン』のファンであると明かしたうえで、「今期に描かれるたくさんのシーンが既に楽しみで仕方ありません」とコメントしており、「lulu.」が作品世界と深く響き合う存在であることを強調しています。
公開されている歌詞の一部からは、「忘れないのに 何故か遠くなる」「心の奥底に大事に君が居る」「瞳の裏にいつも君は居る」といったフレーズが並び、大切な誰かとの記憶や、その人を想い続ける心が、静かで繊細な言葉で綴られています。 何気ない日常の風景や、「揺れるレースのカーテン」といった描写を通じて、過去と現在、そして「会えないけれど確かにそこにいる存在」を感じるような情景が広がっています。
『葬送のフリーレン』という作品自体が、「勇者一行の冒険の後日譚」を描き、長命なエルフであるフリーレンが、人間たちとの時間や別れ、記憶と向き合っていく物語であることを踏まえると、「命や宝物、思い出、意思が受け継がれていく」という「lulu.」のテーマは、まさにアニメの根幹と重なると言えるでしょう。
『葬送のフリーレン』第2期本PVと「lulu.」のマッチング
TOHO animationが公開した第2期本PVでは、「lulu.」の一部がBGMとして流れ、フリーレンたちの日常や旅の一場面が次々と映し出されます。 「かけがえのない一瞬を、重ねていく。」というコピーとともに、静かながらもどこか切なく、前へ進んでいく感覚を伝える映像構成になっています。
このPVの最後には、「It’s because we might meet again someday.(いつかまた会えるかもしれないから)」といった印象的な英語のセリフが挿入されており、「lulu.」で歌われる“忘れないけれど遠くなっていくもの”や、“それでも大事に胸に抱いて歩き出す強さ”と共鳴しているように感じられます。
また、楽曲自体も、柔らかなピアノや穏やかなバンドサウンドから始まり、徐々にスケールを増していく構成となっており、「静かな日常」と「大きな時間の流れ」を同時に感じさせます。 こうした音作りは、長い時間軸を生きるフリーレンの視点や、仲間たちとの記憶を振り返りながら進んでいく物語に、とても自然に寄り添うものといえます。
ファンと視聴者の期待の高まり
サプライズ公開となった「lulu.」のMVには、公開直後から多くのコメントが寄せられ、「鳥肌が立った」「泣いてしまった」「映像も楽曲も壮大すぎる」といった感想が相次ぎました。 長編の「Prologue to」配信、そこから自然に繋がるMV本編という「仕掛け」によって、視聴者は一つの物語を体験するように楽曲に触れることになり、その没入感が大きな反響へと繋がったようです。
加えて、Mrs. GREEN APPLEはこれまでも「インフェルノ」(『炎炎ノ消防隊』)など、アニメ作品とのタイアップで強い印象を残してきたバンドであり、今回の『葬送のフリーレン』第2期オープニングに対する期待も自然と高まっています。新フェーズの幕開けを告げる「lulu.」が、アニメ本編とどのように融合し、毎週の放送でどんな感情を視聴者にもたらすのか、多くのファンが楽しみにしています。
まとめ:物語を紡ぐように響く「lulu.」
「lulu.」は、単なるタイアップ曲にとどまらず、命の継承や記憶、別れと前進といったテーマを、繊細な歌詞と壮大なサウンドで描き出した楽曲です。 それは、『葬送のフリーレン』が描く「勇者一行のその後」の物語と密接に共鳴しており、アニメ第2期のオープニングとして、作品世界へと視聴者を優しく導く入り口となるでしょう。
フェーズ3の始まりを告げる新曲として、そして大森元貴が「原作ファン」としての想いを込めた作品として、「lulu.」は今後、多くのリスナーとアニメファンに長く愛されていきそうです。



