Mrs. GREEN APPLEの映画作品が大ヒット!ライブフィルムとドキュメンタリーで7億円を突破
Mrs. GREEN APPLEのデビュー10周年を記念して公開された2つの映画作品が、大きな話題を呼んでいます。ドキュメンタリー『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ~THE ORIGIN~』とライブフィルム『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~ ON SCREEN』の合計興収が7億円を突破し、ファンから「奇跡を改めて感じた」「感情が忙しい!」といった感動的な声が上がっています。
映画ランキングで注目の作品たち
11月28日から30日の3日間の全国映画動員ランキングによると、『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ~THE ORIGIN~』は初登場1位に輝きました。この作品は、初日から3日間で動員16万2200人、興収2億5100万円をあげるという快挙を達成しています。
一方、ライブフィルムの『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~ ON SCREEN』は動員ランキングでは3位となっていますが、興収では1位、2位の作品を上回る断トツのトップとなっており、初日から3日間で動員14万8500人、興収4億9100万円を記録しています。稲垣哲朗監督が新たな映像で再構築したMrs. GREEN APPLE史上最大規模のライブが、多くの観客の心を掴んだことがわかります。
初日満足度ランキングでも1位を獲得
映画レビューサービス「Filmarks」が発表した「11月第4週公開映画の初日満足度ランキング」でも、『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ~THE ORIGIN~』が堂々の1位に選ばれました。この作品は★4.49という高い評価を獲得し、246件のレビューが投稿されています。
ドキュメンタリーフィルムの内容は、映画と共に生まれた楽曲「Variety」が観客に届くまでの約300日間に密着し、”代わりのいない3人”のメンバーを映し出すというもの。このユニークなコンセプトが、多くのファンと映画ファンの心をつかんだようです。
ランキングの2位には『Ryuichi Sakamoto: Diaries』が★4.30の評価で入り、3位には『仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ』が★4.16で続いています。Mrs. GREEN APPLEの作品の評価の高さが際立っています。
バンドの歴史とファンとの絆
Mrs. GREEN APPLEは2023年12月から2024年3月にかけて行ったツアー『The White Lounge』を映画化し、9月に『The White Lounge in CINEMA』として全国公開した際には、興行収入18.9億円を突破する大ヒットを記録しました。2024年度に公開された音楽ライブを題材とした映画の中では、No.1となる成績を達成しています。
今回のデビュー10周年記念作品は、そのような成功の上に立ちながらも、バンドの軌跡と成長の過程をあらためてファンに届けるという意図で制作されたものです。ドキュメンタリーとライブフィルムの2つの作品を同時公開することで、異なる角度からMrs. GREEN APPLEの世界を体験できる企画となっています。
ファンからの大きな反響
公開から間もない時点で、すでに多くのファンから感動的な感想が寄せられています。「奇跡を改めて感じた」というコメントは、このドキュメンタリーを通じてバンドの成長の道のりを目の当たりにしたことで、ファンが改めてバンドへの想いを深めたことを表しています。また「感情が忙しい!」というコメントは、ライブフィルムとドキュメンタリーの両作品を体験することで、喜びや感動、懐かしさなど、様々な感情が一度に押し寄せてくることを表現しているのでしょう。
来年への展開と感謝を直接届ける活動
デビュー10周年を迎えたMrs. GREEN APPLEは、来年に向けて新しい段階「フェーズ3」への展開を計画しています。バンドは「直接感謝を届けられる機会をもっともっと」増やしていきたいと表明しており、ファンとの関係をより深める活動を予定しているようです。
映画館での感動体験を通じて、バンドとファンの絆がより強くなっていく様子が感じられます。デビュー10周年という大きなマイルストーンを迎えたMrs. GREEN APPLEは、単に過去を振り返るのではなく、ファンとの関係をあらためて構築し直し、次のステージへと進んでいく決意を示しているのです。
映画業界における音楽ライブ映画の注目度の高さ
Mrs. GREEN APPLEのライブフィルムとドキュメンタリーの大ヒットは、日本の映画業界における音楽ライブ映画の人気の高さを改めて示しています。特に、ファンにとって思い出深いライブや、バンドの歴史を映像化した作品に対しては、多くの人が映画館に足を運ぶ傾向があります。
今回の2作品の同時公開という戦略も、ファンに異なる角度からの体験を提供し、2度映画館に足を運ぶきっかけを作ることに成功しているようです。興収4億9100万円を超えるライブフィルムの成績は、こうした戦略が功を奏したことを示しています。
Mrs. GREEN APPLEのデビュー10周年記念映画の大ヒットは、音楽ライブ映画というジャンルの可能性を改めて示す事例となり、今後の同様の企画に大きな影響を与えるでしょう。バンドとファンが一体となって作り上げた、この素晴らしい作品の成功に、注目が集まり続けています。



