Mrs. GREEN APPLE、デビュー10周年の5大ドームツアーが開幕
デビュー10周年を迎えた人気バンドMrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)が、2025年10月25日、名古屋・バンテリンドーム ナゴヤで自身最大規模となる5大ドームツアー「BABEL no TOH」をいよいよスタートさせました。全12公演で計55万人を動員予定というこのツアーは、バンド史に新たな歴史を刻む記念すべき全国ツアー。
これまで「EDEN no SONO」「NOAH no HAKOBUNE」「Atlantis」と続いてきた壮大なライブ・シリーズの新たな章として、多くのファンから期待と注目が集まっています。
本記事では、初日の様子やツアーの全貌、その裏話やメンバー・ファンの想いまで、やさしく徹底的に解説します。
5大ドームツアー「BABEL no TOH」全貌
- 開催期間:2025年10月25日~12月20日
- 会場:バンテリンドーム ナゴヤ(愛知)、大和ハウス プレミストドーム札幌(北海道)、みずほPayPayドーム福岡(福岡)、京セラドーム大阪(大阪)、東京ドーム(東京)
- 公演数:全12公演(東京ドームは4公演)
- 総動員予定:55万人(ミセス史上最大規模)
今年7月に開催された野外ライブ『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~』の10万人動員を遥かに上回る圧巻の規模となり、まさにバンドの10周年を大きく祝う一大イベントとなりました。
チケットは各会場ともに即日完売となり、注釈付き指定席や公式チケットトレードなどの対応も行われています。
「BABEL no TOH」とは? 歴代ストーリーラインを継ぐ物語性ライブ
Mrs. GREEN APPLEのドームツアーは、単なるライブを超え、“物語”を織り込んだストーリーライン型のエンターテインメントとして知られています。
2019年の「EDEN no SONO」、2023年の「NOAH no HAKOBUNE」「Atlantis」に続き、今作「BABEL no TOH」は壮大なストーリーの続編。
ライブ会場では映像・照明・衣装・演出まで一体となった世界観が作り込まれ、一歩踏み込むだけで非日常の冒険が始まる仕掛けが施されています。
- 「EDEN no SONO」…楽園をモチーフに生と希望の物語
- 「NOAH no HAKOBUNE」…“方舟”を象徴に困難と再生のドラマ
- 「Atlantis」…幻の都を巡る神秘的な旅
- 今作「BABEL no TOH」…分断と再建の象徴“バベルの塔”がテーマ
特にドーム会場という巨大な舞台を活かし、最新の映像技術やプロジェクションマッピング、リアルタイム演出が惜しみなく投じられています。
この「BABEL no TOH」は、多様な職業名の付いた座席区分やストーリーに合わせたセクション配置も話題となりました。
この壮大な物語世界に参与し、ファンは物語の登場人物のような体験を味わうことができます。
開幕初日の名古屋、バンド史に残る幕開け
2025年10月25日、名古屋・バンテリンドームで記念すべき初日公演が華やかに開かれました。
リーダーの大森元貴さん、ギターの若井滉斗さん、キーボードの藤澤涼架さんをはじめとしたメンバーが名古屋入りし、会場周辺では朝からグッズ販売に並ぶファンの姿も多数。
ライブ本編では、これまでの10年の軌跡と新たな挑戦が融合した演奏が展開され、圧倒的な熱気と歓声が会場を包みました。
サプライズで告知された「ELYSIUM」制作決定
ライブ終演後、スクリーンに突然「To be continued to “ELYSIUM”」というメッセージが映し出され、会場は興奮のるつぼに。
これは、「BABEL no TOH」を受け継ぐストーリーライン最新作「ELYSIUM」の制作決定を示すサプライズ発表となりました。新たな章の幕開けに、ファンの歓声は最高潮に達しました。
(「ELYSIUM」の開催時期等の詳細は現時点で未発表)
「バンドの定義を超えた」エンターテインメントの全貌
今回のドームツアーは、単なるライブの域を超え、“バンドの定義を超えた総合エンターテインメント”と高く評価されています。
最新の音響照明技術や映像美術、独自の物語演出、会場を包み込む一体感あるセッティングが実現。
バンドとしての演奏パフォーマンスはもちろん、ダンサーとのコラボレーション、ドラマ仕立ての寸劇、観客参加型の演出など、多彩な見せ場が随所に盛り込まれています。
- オリジナル曲の数々がストーリーに合わせて違ったアレンジで披露される
- 大型LEDやプロジェクションを駆使した空間演出
- 全会場限定の特別グッズやフォトブース設置
- 職業にちなんだ座席構成や来場者への物語参加サービス
こうした、会場に足を踏み入れた瞬間から「Mrs. GREEN APPLEの物語世界」に没入できる体験は、従来のロックバンドにとどまらない新時代のライブ像として各方面から注目されています。
ファンの反応と全国調査:「物語」に参加する喜び
今ツアーに先立ち行われた全国規模のファンアンケートでは、「一緒に物語の登場人物になって冒険できるライブが楽しみ!」、「演出や世界観ごとに涙が出る」といった声が多く寄せられました。
SNS上でも、職業名の座席の話題や、「バベルの塔」の象徴的なステージセットの写真、熱気あふれるライブレポートでタイムラインが賑わっています。
10周年を祝う多世代参加型の雰囲気も特徴で、親子3世代で来場するファンも増えています。
- 「壮大な世界観の物語への没入感が最高」
- 「ただ歌を聴くだけじゃなく、まるごと物語の中で一緒に楽しめる」
- 「メンバーの表現力が圧倒的だった」
チケット情報・注意点・今後のスケジュール
「BABEL no TOH」ツアーはすでに全公演ソールドアウト。有料の公式チケットトレードや、一部注釈付き指定席などで追加販売が行われているものの、当日券の予定はありません。
転売行為や無効チケットにも厳しい対応が取られているので、公式ルートでのチケット取得が推奨されています。
今後は東京ドームでの4日間連続公演(12月15日・16日・19日・20日)を筆頭に、各地のドームでファイナルに向けて盛大なライブが続きます。
10周年を祝うMrs. GREEN APPLEの現在とこれから
10年という節目を迎えたMrs. GREEN APPLEは、海外公演や大型野外ライブ、「withMUSIC」など音楽番組の出演、地元密着型イベント、さらには沖縄での特別コラボパフォーマンスなど、多方面で活躍の幅を広げています。
なかでも、この5大ドームツアーはバンドとファンがともに歩んできた10年間の集大成。
サプライズ発表された次なる物語「ELYSIUM」に向けても、期待と夢が膨らみます。
これからもMrs. GREEN APPLEが私たちにどんな驚きと感動を届けてくれるのか――。日本の音楽シーン、エンターテインメント界の最前線から見逃せない存在となっています。



