懐かしの名作『HERO』が地上波に帰ってくる!木村拓哉主演の劇場版第2弾が21日に放送
2026年2月21日、フジテレビ系「土曜プレミアム」にて、木村拓哉主演の映画『HERO』が放送されます。この放送は、同日公開される映画『教場 Requiem』を記念した企画となっており、約25年前のドラマから続く、日本を代表するリーガルドラマの劇場版が地上波で視聴できる貴重な機会として注目を集めています。
『HERO』シリーズの歴史と人気の理由
木村拓哉が演じる型破りな検事・久利生公平が活躍する『HERO』は、2001年にフジテレビの「月9」枠で連続ドラマとして放送されました。その驚異的な人気は、平均視聴率30%を超えるという記録に表れています。このドラマの成功により、その後、2006年にはスペシャルドラマ化、2007年には映画化されるなど、継続的に展開されていきました。
さらに2014年には、13年ぶりにシーズン2となる連続ドラマがフジテレビ系「月9」枠で放送され、新たな視聴者層にも愛されることになりました。今回放送される作品は、このドラマシーズン2の物語を受け継ぐ劇場版第2弾であり、2015年7月18日に劇場公開された作品です。
劇場版第2弾の見どころと登場人物
『HERO』劇場版第2弾は、ドラマシーズン2のレギュラーメンバーが基本的にそのままの配置で活動を続けます。北川景子が演じる事務官・麻木千佳をはじめ、2014年のドラマで活躍した個性的なキャストが集結しています。
特に注目すべき点は、ドラマシーズン1のヒロイン・雨宮舞子を演じた松たか子が、劇場版第1弾以来8年ぶりに同役で復帰したことです。このキャスティングは、ファンの間で大きな話題となりました。さらに、久利生の前に立ちはだかる外務省の官僚役として、佐藤浩市が登場するなど、豪華な出演陣が揃っています。
その他、杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造といった実力派俳優たちも出演しており、この映画がいかに大規模な製作であるかが窺えます。
映画のストーリーと背景設定
物語の舞台は、ネウストリア公国大使館周辺という独特の背景設定となっています。より具体的には、大使館裏通りでパーティーコンパニオンの女性が死亡する交通事故が発生することから、物語が展開していきます。
この設定は、これまでの『HERO』シリーズの大きな特徴である「法が及ばない領域への挑戦」というテーマを前面に出しています。大使館という絶対領域、そして外交という「巨大な壁」の向こう側にある真実に、久利生をはじめ城西支部の検事や事務官たちが切り込んでいくという、法治国家における複雑な問題を扱った本作は、単なりエンターテインメントではなく、社会的な視点も含めた良質なドラマ体験となっています。
「月9」ドラマが生み出した新しいフォーマット
『HERO』は、フジテレビの「月9」枠における重要な作品として、日本のテレビドラマの歴史に名を刻んでいます。本作は、群像劇のフォーマットを確立した作品としても知られており、その後の多くのドラマ制作に大きな影響を与えることになりました。木村拓哉が中心となりながらも、周囲の個性的なキャラクターたちがそれぞれの役割を果たし、全体として調和した物語を作り上げるという手法は、日本のドラマ制作の一つのモデルとなったのです。
地上波放送による話題の高まり
ファンからの期待と反応
今回の地上波放送には、ファンから様々な反応が寄せられています。「TVから消えていた俳優に騒然」というキーワードとともに、「出てたんだ」「久しぶりに見た」「姿が地上波に」といったコメントが上がっており、このドラマの長期的なファンベースの存在と、同時に昨年末に活動を再開した木村拓哉への関心の高さが伺えます。
また、「放送されて良かった」という声も多く、長年にわたって愛されてきた作品が、改めて多くの視聴者に届く機会となることへの喜びが表現されています。
『教場 Requiem』公開記念としての位置づけ
今回の放送は、木村拓哉が主演を務める最新作『教場 Requiem』の公開を記念した企画となっています。『教場』シリーズは、警察学校を舞台に、木村が演じる白髪交じりの鬼教官・風間公親と生徒たちの対峙を描いた本格ミステリーとして、2020年の放送開始以来、継続的に展開されてきた作品です。
『教場 Requiem』は、最新作の後編として2026年2月20日に劇場公開されており、この『HERO』放送は、木村拓哉の活動再開と新作公開を祝うかのような企画として機能しています。
CS放送での「木村拓哉名作ドラマ一挙放送」企画
さらに注目すべきは、フジテレビのCS放送である「フジテレビTWO」において、3か月連続で木村拓哉出演作を放送する企画が展開されていることです。このラインナップには、『HERO(2001年)』、『ロングバケーション』、『ラブ ジェネレーション』など、木村拓哉の出演作を代表する名作ドラマが含まれており、CS初放送となるこれらの作品への期待は極めて高くなっています。
具体的には、2月28日には『HERO(2001年)』と『ドラマレジェンド「HERO」スペシャル(2007年)』が放送予定であり、3月1日には『映画「HERO」(2007)』『HERO(2014年)』『映画「HERO」(2015)』が連続放送される予定となっています。このように、『HERO』シリーズだけでも複数の放送が計画されており、いかに本シリーズが視聴者に求められているのかが明確に表れています。
文化的意義と視聴のすすめ
『HERO』は、単なるエンターテインメント作品に留まらず、日本のテレビドラマにおける重要なマイルストーンとなっています。その影響力は、その後の多くのドラマ制作にまで及んでおり、リーガルサスペンスというジャンルの定義や、群像劇のフォーマット化など、制作サイド、視聴者サイド双方に大きな影響を与えてきました。
今回の地上波放送は、これまでこのドラマを見る機会がなかった新しい世代の視聴者や、時間の経過とともに忘れかけていた往年のファンに対して、あらためてこの傑作を届ける貴重な機会となるでしょう。木村拓哉の活動再開と新作公開という時機を捉えた企画として、また日本のテレビドラマの歴史を振り返る機会として、2月21日21時からのフジテレビ系「土曜プレミアム」での放送視聴が強くおすすめされます。



